こんにちは。国華園さんでミックス種を買いました。「ドライフラワーミックス」という種です。
このミックス種にどんな種が入っていたのかを紹介します。買ってみたいけどどんな種がどれくらい入っているかわからないと手を出しにくいですよね。
ただ、ミックス種なのでいつもこの種が入っているわけではありません。多分秋に買うのと春に買うのとでも入っている種は違うのだと思われます。
2021年の7月に買ってみた種にはこんなのが入っていましたよという記録です。
すぐにリンク切れになっちゃうと思いますが、商品へのリンクを貼っておきます。
この写真を見る限り、帝王貝細工祭りっぽい感じです。ニゲラとラグラスっぽいのがチラッと見えます。ローダンセもいるのかな。右上に見えるのは咲いてないけどホワイトレースフラワーかもしれません。右の真ん中くらいに目をこらすと千日紅がいるような気もします。
イメージ画なのでアテにはならないんですけど。
国華園さんのミックス種は、宿根草ミックスというのも育ててみたので参考にリンクを置いておきます。
国華園の種「宿根草ミックス 1袋(200mg)」に入っていた種の形(2021年7月購入分)これって本当に宿根草?
こっちの方が発芽率良かったのです。
国華園のドライフラワーミックスの種
国華園さんでドライフラワーミックスのタネを買いました。
種袋には「レースフラワー、紅花、かすみ草、ニゲラ、ブプレウルム、スターチスなどが含まれます」と書かれています。けれど、「すべてに品種がはいるとは限りません」とも書かれています。
なので、種袋に書いてある花が全部入っているわけでないようです。
手がかりはドライフラワー向きの品種というところですね。
中身の量
内容量は種袋には400mgと書かれています。0.4gですね。
ティッシュの上に出してみたこれが中身のすべてです。
大きなタネと小さなタネが混合して入っています。
仕分け開始
大きなタネから選り分けていきます。大きなタネほど数が少ないですね。
一番少ないタネは1個です。発芽しなかったら終わりじゃないですか。つらい。せめて複数個入れて欲しい。
仕分け終了
大雑把に分けてみたところ、15種類くらいのタネが入っていると思われます。
一番上の方にあるのは多分ゴミで、中央に2個あるのも多分ゴミじゃないかなって思うやつです。
細かいタネを仕分けるのに途中挫折しそうになりました。
多分名前がわかるタネ
この中で私が多分名前がわかるなって思った種です。違っているかもしれません。
松虫草?
1個しか入ってなかった種は大きくてなんか見覚えがあります。
松虫草(スカビオサ)の種ってこんなんじゃなかったですかね。
まいてみた結果、残念ながら発芽せす
紅花
2個入っていた白くて大きな種は多分紅花ですね。見たことあるし、種袋にも名前がありました。
これは自信あり。
まいてみた結果、1個だけ発芽しかかったのですが双葉が開かない状態で枯れました。残念。
ルナリアとニゲラ
左側の6個ある種が多分ルナリアという花?だと思います。
ドライフラワーでアレンジによく使われる、金魚をすくう時のポイみたいなやつ。
右上の種は多分ニゲラだなっていう黒い粒の種でした。ニゲラはクロタネソウっていう別名もあるくらいだし、種袋に名前があったので多分間違いないかと。
真ん中の種はいまいちよくわかりません。形はまるではなくいびつで三角錐っぽくなっているものが多くて表面はちょっと凸凹しています。
まいてみた結果、ルナリアは発芽せず。ニゲラは諦めていたら多分1個だけ発芽したのかもってのが、他のポットに発芽しました。土を使いまわしたので。三角錐っぽいやつはチドリソウかなと思っていたのですが発芽せず。
帝王貝細工、スターチス
真ん中くらいにある数が多めな濃い茶色のやつは帝王貝細工の種だと思います。
実は私はこの種がお目当てでこのドライフラワーミックスを買いました。
種の紹介の写真にどう見ても写っているので、絶対に入るだろうと思ったのです。
ドライフラワーと言えば帝王貝細工ってところ、ありますしね。
その下の5粒しかない黒っぽい紡錘状のタネは多分スターチスです。以前蒔いた時にこんな感じのタネでしたし、種袋に名前があるし、ドライフラワーといえばっていう花でもあります。
まいてみた結果、帝王貝細工は全く発芽しませんでした。たくさんあったのに1個も発芽せず。スターチスも発芽しませんでした。
不明のタネ
右上のふわふわがついたタネは千日紅かと思ったのですが、千日紅だとすると春蒔きで夏に楽しむ花なので秋蒔きのタネに入っているのが解せない。調べているとローダンセのタネは綿毛があるって出てきたのでローダンセかもしれません。まいてみた結果、2個だけ発芽しかかったのですがそのまま枯れました。
その下の焦げ茶の細いタネはよくわかりません。まいてみた結果、発芽せず。
真ん中になる小さい爪みたいな形のタネは見たことあるんですよね。とても見たことがある。
種袋にある名前で怪しいのはレースフラワーです。ホワイトレースフワラーのタネが細かった記憶があります。細かいタネなのに2メートルくらいに大きくなってびっくりした記憶。まいてみた結果、発芽した苗を見るとホワイトレースフラワーではありません。
苗の葉っぱがクリサンセマムみたいにギザギザしています。
下の方にあるシュッとしたタネも不明です。説明写真に麦っぽいものが写っているのでラグラスの可能性があるかなっと。(キセランセマムの種かも?)まいてみた結果、発芽せず。
左側はそばの実みたいな感じの形です。特徴のある種なので蒔いた事がある人ならわかる種だろうなと。(モルセラかもしれません)まいてみた結果、発芽せず。
右側のは黒い小さい種です。
真ん中の黒い種は千鳥草かもしれません。形は丸ではなくいびつで三角錐っぽくなっているものが多くて表面はちょっと凸凹しています。まいてみた結果発芽せず。
一番下のは黒くて碁石のような扁平なタネでつやつやしていて、見たことあるタネです。
ケイトウとかコリウスとかのタネに似ています。ケイトウはドライフラワーに向いていますが夏の花なんですよね。なんのタネでしょう。(アマランサスかも?)まいてみた結果、緑と赤い芽が出ました。
花も咲いたので多分これはアマランサスで決定です。
その上のタネも私にはよくわかりません。白っぽい種です。もしや松虫草の種の外側をむいたやつ?まいてみた結果発芽せず。
種袋に書いてある名前で残っているのは「かすみ草」「ブプレウルム」なのですが、かすみ草のタネって黒くて丸くてでもちょこっとだけ凹んでいるタネですよねぇ。それっぽいのがいないのです。
ブプレウルムのタネは、
黒っぽい細長い種ですね。該当するのはなさそう。
入っているだろうと思っていた矢車草っぽいタネもなかったです。ドライフラワー向きならありそうなのに。
他の人の記録を発見
同じように国華園のドライフラワーミックスのタネを2018年に買った人の記録を見つけました。
いろいろ調べて、ちゃんと育ててらしてすごい。
参考にさせていただいて、不明の種に追記をできるやつはしました。
2018年の春蒔きのドライフラワーミックスを買った人の質問も発見しました。
春蒔きの種袋には「アマランサス、アンモビウム、千日紅、キセランセマム、ヘリプトラム、スターチス、帝王貝細工」という記載があるようです。
2019年の春に買った人の質問もありました。
答えてくれている人もいますね。
蒔いてみないとわからない!
とりあえず仕分けして袋に戻しました。
まき時が9月から10月なのでそれまで冷蔵庫に保存しておきます。
国華園さんのドライフラワーミックスのタネは15種類くらい種が入っていてお得です。
しかし、多分これかなって名前がわかる種は6種類くらいでした。
残り9種類は蒔いてみないとわかりません。ワクワクするけど名前がわからないとお世話の方法もよくわからないのですよね。
一粒しかない種もありますし、ちゃんと育つか不安がいっぱいです。
私のお目当ては帝王貝細工なので、それだけでもうまく育ってくれるといいのですけど。
まいてみた結果
3回くらい時期や土を変えてまいてみたのですが、ものすごく発芽率が悪かったです。
ほとんどの種は発芽しないか、しかかっても双葉が開くまで行かない感じです。
かろうじて発芽したのがケイトウみたいなつやつやした碁石みたいな黒い種と、小さい爪みたいな種です。ケイトウみたいな種はアマランサスでした。小さい爪みたいなやつは育苗中です。
びっくりするほど発芽率が悪かった。正直買ったのを後悔するくらい悪かったです。
お目当ての帝王貝細工が1個も発芽しなくてがっかりです。
ただ、他で買った帝王貝細工の種もまったく発芽しなかったので、うちの環境が帝王貝細工にまったく合っていなかった可能性あり。でも昔蒔いた時は9割くらい発芽した記憶なんですよねぇ。
私が買ったロットがかなり発芽率が悪かった可能性があるのかなってのをヤフーショッピングの国華園のドライフラワーミックスの口コミを読んで思いました。
時期によってリンク切れになるのですが、リンクを張っておきます。
国華園さんで買った種の記録を、
書いてみました。いろいろな種がお安く買えるので国華園さん好きです。
追記 その後残っている苗
種をまいてみて発芽してまともに育ったのは2種類。
アマランサスは寒さで枯れたので、
残っているのは、爪みたいな小さな種から発芽した、
この苗のみです。
開花まで観察したいと思います。
春になってワシャワシャしてきました。
とてもアブラムシに好かれます。
4月半ばにやっと蕾を発見! 早く咲いて欲しいです。
ローナスなのでは!?
5月4日の写真です。風がつよくてピントが合わなかったのですが、蕾が大きくなってきました。色は黄色のようです。
ここでこの蕾で検索をかけたら「ローナス」ってのがひっかかってきて、調べてみたら、
これじゃないですかね。ローナスという名前に覚えがあると思っていたら「てなぐさ」さんの記録で名前が出ていました。答えはすぐそこにあったのですね。
5月半ばを過ぎてだいぶ黄色くなってきたのですが、まだ開花しません。あともうちょっとだと思うのですが。
5月24日くらいに開花したといっていいのではないかとう状態になりました。
黄色い小花が集まった花です。派手さはないですが元気な黄色で可愛い花です。
思っていたより背が伸びる花で長いところは1mくらいあります。せっかくなのでドライフラワーにしてみたいと思います。
多分、この状態で満開なのではないかと思います。黄色のぼんぼりみたいで可愛いです。
ローナスのドライフワラー
ローナスのドライフラワーなのですが、帝王貝細工のように蕾を乾燥させるとその途中で開いてくるということはなく、
蕾を折ってしまったので吊るして乾燥させると蕾のままドライになりました。
花が咲き出した、開花直後のものをドライフラーにすると、中心がまだ固そうな感じでそのままドライフラワーに。
ほぼ満開になった状態でドライフラワーにするとぽやぽやした感じに仕上がります。
開花状態そのままでドライフラワーになりますね。
色は開花直後のものの方が鮮やかなように思います。形は満開のが可愛いです。
茎がシュッと伸びるし、その茎に少しだけ残った葉っぱも手袋をして茎にそってしごくと綺麗に取れるのでなるほどドライフラワー向きなのだなっと納得しました。
国華園さんのミックス種は、他に「宿根草ミックス」を育ててみたのですが、私が買った時は、宿根草ミックスの方が発芽率が良くいろいろな苗が育って面白かったです。
どう見ても宿根草じゃないのが混じっていましたけど。
ミックス種を育てるのって面白いなと感じて、
タキイさんのワイルドフラワーのミックスも買ってみたりして楽しんでいます。