こんにちは。私はスコーンが好きです。
たまに無性に食べたくなります。なので自作することとしました。
いろいろなスコーンレシピがあって見るたびにクラクラします。
スコーンを自作していると思うことがあります。
セルクル欲しい!
です。正直自分で食べるだけなら包丁で適当に切って焼くのが楽です。生地に無駄も出ません。
でも、丸く、あるいは菊型に抜かれたスコーンって可愛いんですよね。
スコーンの型欲しい。
しかし家にはありません。
100均に行くたびにセルクルないかなーって見ていたのですが、なかなかこう心にきゅっとくるやつがなくてですね。
ないなら作ればいいじゃないかって夜中に思いついたので家にあったペットボトルで自作してみました。
スコーンの抜き型の大きさについては諸説ありますが、6センチくらいの大きさが一般的ではないかと思います。個人的には4センチくらいのこじんまりしたやつも好きですけどね。
今回自作スコーン抜き型の材料にしたのはポカリスエットのちっちゃいペットボトルです。
ちょうど飲んだ後洗って資源ごみに出そうと置いてあったのです。
多分これだと思うんですけどラベルはいじゃったのでわからないんですよね。
とにかく小さいペットボトルをハサミでチョキチョキしてみたら直径5.7センチくらいでスコーンに丁度良かったです。
ペットボトルを利用したスコーン抜き型の作り方
作り方と言ってもハサミでチョキチョキするだけです。
ただ、ちょっとコツが必要ですね。
まずとっかかりを作れ!
このポカリスエットのペットボトルには胴体にくびれが2箇所ありまして、そのくびれにハサミの刃を合わせて切ると切りやすかったです。
ペットボトルはけっこう固いので最初カッターで切ろうとしたのですが、危ないです。
くびれに合わせて挟むように、ペットボトルが潰れちゃう勢いでチョッキンと切ると最初のとっかかりができます。
その出来たとっかかりにハサミの刃を入れてぐるって切っていく感じです。
まっすぐ円にするってけっこうたいへんなんだなって思うと思います。
底にも穴を開けろ!
強度や内径を考えると底に近い部分を使うのがいいと思うのですが、ここで問題なのが、
抜いた時にすっきり抜けなかったときのために指を入れる場所が欲しい
ってことです。
スコーンでパックリ胴体を割るためにはできるだけ生地の側面に触らないってことが必要です。
なので抜けなかった時に上からポンって押したいのです。
ってことで底もハサミで切りましょう。
これも底の出っ張っている部分を挟むようにして徐々に力を入れていくとチョッキンと切れます。
固いんですがなんとかなるんですよ。ハサミで挟むってすごい力が入りやすいんですね。
2箇所穴を開けて、その穴をつなぐように切れば指一本くらいは入る状態になります。
この穴を作っておけば、抜けなかった時にあせらずにすみます。
上の部分で作れば飲み口から指をつっこめばいいのですが、上の方だと段々小さくなってしまうので厚みがあるスコーン生地が抜きにくそうなんですよ。クッキーくらいなら上部分でいいと思うんですけど。
切り口はヤスリでなめらかに
切ったままのペットボトルは鋭利だし、ひっかかりがあります。
そのままで使うのはちょっと危ないので、切り口のザラザラしたところをヤスリで削ってください。
私は適当にそこらへんにあった紙やすりでやりましたが、
爪切りについてるヤスリとかでも多分なんとかなるはずです。怪我をしないようにがんばりましょう。
綺麗に洗って完成!
指で触ってもひっかかりがなくなったら洗剤でよく洗って完成です。
大きさは直径5.5センチよりちょっと大きいくらいなので5.7センチくらいかなって思っています。
スコーンレシピを見ていると6センチくらいの大きさの型で抜くことが多いみたいなので、標準的なスコーンの抜き型の完成です。
家にペットボトルがあればタダでゲットできるので、やってみてもいいのではないでしょうか。
円形じゃないのも作れそう
たまたまペットボトルのポカリスエットのミニがあったので円形になりましたが、
同じくらいの大きさのペットボトルとしては、
ダイソーの「あなたのお茶」が思い浮かびます。
重ねて見ると一回り小さいですね。
形も微妙にカクカクしているのでこれで型を作ったら多角形のスコーンが焼けそうです。
ただ、このペットボトルは固くてとっかかりが無いので切りにくそうなのが難点です。
自作したペットボトルセルクルでスコーンを焼いてみた
せっかく作ってみたので早速スコーンを焼きましょうそうしましょう。
こんな感じで綺麗に抜けました。
思っていたより底の穴の活躍機会は少なく、6回抜いて一回くらいは必要かなって感じでした。
でも抜けないと焦るので底の穴はあったほうがいいと思います。
上のスコーンは卵なしレシピでつくってみたやつ、
こっちが卵ありレシピで作ってみたやつです。どちらも上手に抜けました。
おうちでスコーンを作りたいけど型がないよ! って人の参考にしてください。
ちなみに、このスコーンには、
業務スーパーの薄力粉と、
ダイソーのベーキングパウダーが、
使われています。スコーン美味しい! 大好き!
※追記
ダイソーに行ったらちょうど良さそうなセルクルが売られていた件……
ダイソーのは6センチなので標準的な大きさのセルクルですね。
個人的にもうちょっと小さめのセルクルが欲しかったので買ってしまいました。
小さめのスコーン可愛いです。数が沢山作れるのも楽しいです。