こんにちは。とうもろこしは好きですか?
私はめちゃくちゃ好きです。子どものころから大好きでした。
小さい頃食べたとうもろこしは粒の皮がしっかりしていて、実を取るのも親指で押せば簡単に取れたものでした。
しかし、今のとうもろこしは昔と違って格段においしくなっています。実は甘くなり、皮もとても柔らかくて、かぶりついて食べるには最高です。
けれど、実を取ろうとするとやわらかい皮がすぐにぐしゃっとなってうまく取れなくなってしまいました。
そんな柔らかいとうもろこしの実を簡単に綺麗に取る方法があります。
使うものはカニスプーンです。これを使うとかなり綺麗に実を取ることができます。
使い方のコツはとうもろこしの持ち方とカニスプーンを入れる位置です。
最初に簡単にコツを書きます。
用意するものはボウルとカニスプーンです。
- まず、ゆでたとうもろこしを二つに折ります。長すぎるとやりずらいからです。
- とうもろこしを持つ手の親指をまっすぐにしてください。握りこむように持つとカニスプーンの進行方向に親指があるので危険です。これを絶対に守ってください。
- カニスプーンをとうもろこしの粒と粒の間に差し込んでください。無理せずゆっくりです。
- 粒と粒の間を一周差し込むと、綺麗にぽろっと実がとれます。
- しつこくくっついているものには少しだけ斜めにカニスプーンを入れると綺麗に取れます。
と、こんな感じなのですが伝わるでしょうか?
ゆでたとうもろこしを半分に折る
とうもろこしそのままの長さだと長すぎるのと、どこから攻めていいのかわからないので、まず二つに折るのがおすすめです。
包丁で切ると切ったところの実がもったいないので手で折った方が粒を無駄なく利用できます。
凹と凸に割れると思うので、凸の方のでっぱった実を手でいくつか取って平らにしておきます。
とうもろこしを持つ手は親指を伸ばす。
これは絶対に守ってほしいポイントです。そのままとうもろこしを持つと握りこむように親指が横になりますが、その親指を伸ばしてください。
四本の指と、親指の付け根だけでとうもろこしをもっている状態にします。
カニスプーンの進行方向に指を置かない!これが重要です。
カニスプーンをとうもろこしの粒と粒の間に差し込む。
カニスプーンでとうもろこしを取ろうと思うと、一列ずつ差し込んで取ればいいのだろうと最初は思ったのですが、違います。
一列ずつ取ろうとおもうと一番強力にくっついている部分にカニスプーンを入れることになるので抵抗が激しいのです。
差し込むべきポイントは粒と粒の間です。一回で粒を取るのではなくて、両端を二回攻めるイメージです。
カニスプーンの二股になった部分を下向きに構えてゆっくりと差込みます。
慣れるとそんなに力はいらないです。ひっかかる部分は少しずつトントンと押す感じで攻めます。
少し斜めにカニスプーンをずらすと引っかかった部分もするっといけます。
このカニスプーンの進行方向に指をおかずに、親指をまっすぐにしてとうもろこしを持つことで万が一力をいれすぎてカニスプーンがすべっても手に刺さる危険性がぐんと下がります。
あまり力をいれすぎないのが一番なのですが、コツをつかむまではどうしても力を入れてしまうので気をつけてください。
刺すととても痛いです。
粒と粒の間にカニスプーンを刺していって一周する。
刺す深さもあまり一度に無理をせずに刺せる深さでいいです。そうやって粒と粒の間にかにスプーンを刺していって、一周してください。
するとこんな感じに綺麗に粒が取れます。
気持ちいいくらい綺麗に取れます。
少し根性があってひっかかっているものも、指を使って押してやったり、カニスプーンを少し斜めに入れるとぽろっと取れます。
最後の方がちょっと取りにくいところもありますが、こんな風になります。
あとはこれの繰り返しです。
この方法は粒が柔らかくて通常のとうもろこしの粒を外すコツが通用しないとうもろこしにとても有効です。
皮がある程度丈夫なら一列外せば、親指の腹で押せばぽろっと取れるのです。
でも柔らかいとそれができなくてイライラってなるんですよね。
カニスプーンを使うと柔らかいとうもろこしでも綺麗にとれて嬉しくなります。
手を突くととても痛いのでカニスプーンの扱いにだけは十分注意してください。