映画「怒り」のネタバレつっこみ感想 もやもやしたものが残るので原作を読んでみたくなりました

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映画「怒り」つっこみ感想

映画「怒り」を見ました。

とてもネタバレで感想というか思ったことを綴ろうと思います。

ネタバレです。考察というよりつっこみです。つらつら書くので順不同で自分へのメモ書き程度です。

見てないと意味がわからないと思いますが、とてもネタバレを含みますのでまだ見ていない人はここでお帰りください。

 

 

 

ネタバレしますよ? いやネタバレっていうより細かいつっこみとかひっかかりが多いんですけど、 いいですか?

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映画「怒り」を見て思ったこと徒然

映画「怒り」を見て思ったことです。

とても役者さんたちの演技がすごかったです。演技すごいなーって思いながら見ました。

娘さん可愛い お弁当は斜めにしないで

娘さん、最低な環境にいたわりにあまりすさんでないですね。

もうちょい肌ががさがさになってやせ細ってもよろしかったのではないでしょうか?

まず家出の原因はなんだったのか?

お弁当作ってくれるとはいい娘さんなのですが、お弁当持って歩くときに斜めにするのやめてー! 片寄ってしまう!! って思いながら見ていたら、その後ゲイカップルのところでお弁当の偏りを気にして直しつつ歩いていたので、

マチ
マチ

そう、そうだよ!!

ってすごく頷いてしましました。

お腹が減ったラーメン食べたい

そしてこの映画ちょっとお腹が減っている状態で見たので「ラーメン食いたい! ラーメン食いたい」って気持ちになりました。

なおとは幸薄そうな感じがすごくしたのでこりゃ死ぬかもしれぬと私の中でしょっぱなから思っていたのですが「ああああ」って感じでしたね。

一番犯人臭い

えっとあともう一人はあれか、田中。

一番犯人くさいのはこの人だよねー 無人島に来ちゃってる人が一番人を避けてますもん

実際の事件でも無人島でへび食ってた人いましたよね。

まず、そこの少女、あたりを歩いてみたいってそんな白い足を出して草むらを歩くの危険ですよ。かなり切り傷とか虫関係とか怖いことになりませんかね。

男ならまだいいけど可愛い子だからちょっと気になったわけです。この女の子とラブラブになるのかと思ったのですが、そうは話は進みませんでしたね。

どちらかというと男の子の心の隙間に忍び込んだ形になったわけで、そういえば犯人は二丁目に出現情報があったとなっていましたね。

「愛した人は殺人犯なのか、それでもあなたを信じたい」みたいな映画の煽りからして、信じていたのに裏切られたって言ってた少年は彼を愛していたのでしょうか。

それともただただ信頼していたのか。

なおとの色気

なおとの襟ぐりのあいた服はよかったですね。つかすごい色気でしたね。

でも二人並んで裸で同じポーズで寝てた図は、股間を隠すためには仕方ないポーズだったのかもしれませんがあれ結構無理がありそうな姿勢でしたね。

色の違いがわかって目には楽しかったですが

泉ちゃんが米兵に!!

米兵に泉ちゃんがってところは、助けないんだーって思いました。

最後の方で、「最後までやれよ!腰抜けが!!」みたいなことを田中が言っておりましたが
最後までやられてなかったの?

かなりやられているように見えたのですがフィニッシュまではいってなかったのでしょうか?

「田中さん」と背後から呼びかけられても気づかないあたりで、ああ、偽名っすねってなって
ますますこいつ怪しい、でも怪しすぎてこいつじゃないのかもって思ってました。

田中さんの破壊活動苦手

田中さんの破壊活動については予告で見た時点で、

マチ
マチ

うわぁ、やめて、水槽壊すの私ちょっと見たくない

って思ったくらい苦手です。

ストーリーの内容を知って、あそこが旅館の食事を作る場所なのだろうと思ったのですが、あそこまで破壊されたらあの後ご飯作れないですよね。

マチ
マチ

どうするのご飯 ご飯大切! ご飯どうしよう?

ってそれがすごく心配になりました

その前にお客の荷物に八つ当たりしてましたけれど、お客さんの荷物を車に乗せて、多分お客さんも乗せてフェリー乗り場とかまで運ぶんですよね?

荷物まとめてるってことはお客さん近くにいないの? おかしくない?荷物だけ預けてご飯でも食べているの?

あんな扱いされたら傷が絶対できてるから苦情は言いますね。

謎すぎる夫婦殺人事件

そもそもの夫婦殺害事件が私には謎過ぎてそこをちゃんと説明して欲しいのです。

夏の暑い日の出来事ですよね。

お茶をもらって哀れまれたと思ってカッとなってやった的に解釈しましたが、奥さんを首を絞めて殺したまでは衝動的として、その後暑い家の中一時間風呂場で生き返らせようとしていた、というのが意味不明。

あの家の感じだとお金に困っているようには見えないし、冷房あるよね。

奥さん帰ってきた時点でクーラー入れてないの?

入れてないにしても窓とか開けてればそこまでつらい状態にはならなそうなんですけど。

そして一時間したら夫が帰って来るんですか?

昼間でしたよね。

生き返らせようとしてたのなら風呂場で何かしていたとして、包丁はどっから持ち出したのかしら?

帰ってきて妻が出てこなくて風呂場まで探しにいって鉢合わせだとしたら包丁持ち出す暇がない。

夫が帰ってくるのを想定して包丁構えて待っていたなら計画的犯行ってことになると思うのですが、奥さんは不意をついて首を絞めたとして、夫の方は待ち伏せててグサっとやったのでなければ、男だしそれなりに騒いで組み合って物音とかしそう。

暗くなってから自転車で逃亡していたような気がしますが、もともと道に迷ってバス停もわからなくてふらふらしてたわけで土地勘ないですよね。

夜になったらもっとわけがわからなくなると思うのです。もうそのまま自宅に一度も帰らずに逃亡したのかなぁ。

そうすると整形費用40万くらいでしたっけ、それはどう捻出したんだろう?

日雇い労働に行くのに貴重品ってあんまり持ち歩かないと思うんですよね。貴重品管理できなそうだし。逃亡費用どうなっているの?

最後ハサミで顔を傷つけてましたけど、それ黒子を削るためだとしたらまず最初にやっときましょう。整形するならついでにとってもらえばよかったのに。

壁の落書きちゃんと消して!

あと少年!! あの壁の落書き、消すなら消すで完全に消そうよ。

あんなちゃんと読める状態で残しておくって意味ないから。

完全に削り落とすまでそこを動くな!! 最後までやれ!!

少年の年齢は?

あ、少年といえば君は何歳なんだね?

君が泡盛なんて飲んだのがそもそも悪いんだよ、そしてふらふら歩き回ったのが敗因だ。未成年なら飲むな!! 多分未成年だね? 報道で少年って言われてたし。

少年の定義として代表的なものとしては児童福祉法第4条第3号の「小学校就学の始期から、満18歳に達するまでの者」や、少年法第2条第1項の「20歳に満たない者」というのがあります。

どっちにしろ未成年だね。飲むな!! 飲んでもあそこまで酔っ払うな!

泡盛が度数が高いのは知ってるわかってるでもなぁ

田代くんの指紋

そういえば田代くんでしたっけ、指紋が誰それと一致しましたって言われてたけど、前科ありなんですか? 悪いことしたの? 一般人だと指紋照合でひっかからないですよね。

ペンションからの紹介状気になるんですが、紹介状って「この人悪い人じゃないですいい働きっぷりでしたよ。だから使ってやってよ」みたいな内容じゃないですか?

名前が書かれてない紹介状って意味わからないんですけど、ペンションで偽名使ってたら紹介してる人の名前は偽名で書かれてますよね?

そこのところどうなっているの?

そういえば運転してた? 免許どうなっているの? 住民票置いてるところからは逃げているだろうしとっくに切れているのでは?

なおとくん切ない

なおとくんと彼との出会いはいくらあんな場所でもあれ強姦じゃないですかね。

身体から始まる恋ですか、そうですか。

隣のお墓には入れたのでしょうか。あそこ高そうだったから無理だろうなぁ。

あの女の子が遺骨を預かっていて後からあの男が入れに行ったりするんでしょうかね。

細かいことなんですけど喫茶店から泣きながら出て行くシーンで喫茶店のドアを全開にしちゃってたのが気になって、あそこまで開けたら開いたまま固定されちゃいませんかね。誰かちゃんと閉めてあげて。

怒の意味

無人島の赤い壁どうやってペンキを持ち込んだのだろう?

そして「怒」の字の意味についてはちゃんと語られなかったですよね。

タイトルなのに。

原作を読んでみたい

うー色々もやってくるところがあったので、原作を読んでみたいです。

役者さんたちの演技がすごくてひきこまれる映画でした。

演じてる役者さんたちがすごいのはわかったのですが、細かくストーリーを追っていくとなんだかすっきりしないんですよね。

犯人っぽい人が3人出てきて、場面がけっこう変わるので理解しにくかったところがあるのだと思うのですけれど。

※追記 原作を読むととてもすっきりします!

原作の小説を読むと、映画を見てひっかかったところがほぼ全部すっきりしました。

映画「怒り」と小説「怒り」の違いについて 感想と多大なネタバレを含みますのでご注意を
映画「怒り」と小説「怒り」の違いについて ネタバレも多いに含みつつ語りたいと思います。 感想というか吐き出しです。 映画「怒り」を見て、 ちょこちょこひっかかるところがあったので、原作読んだから解決するのかな? 読みたいなと思っていたのです。 読んでみてびっくりしました。 映画を見てひっかかった点が小説だと次々に解決されたのです。 これってどういうことかというと 映画を見て「ん?」ってなった部分は映画化にあたって改変されているところなわけです。 ちょっとうわぁと思いました。 映画を一回しか見ていないのできちんと読み取れていないところ、誤解しているところは多分あると思います。 それでも、そこ変えちゃったのか、だから違和感あるんだね、って納得しました。 映画を見て細かいことがちょこちょこひっかかった人は原作を読むことをおすすめします。 映画「怒り」のネタバレつっこみ感想 もやもやしたものが残るので原作を読んでみたくなりましたは原作を読む前に書いたのでそこで書いてあるところら辺を中心につっこみをいれます。 これも同じくネタバレになりますので気にする方は読まないようにしてください。 以下『』が...

面白い体験でした。

映画「怒り」を見てひっかかりを覚えた人は原作小説をぜひぜひ読んでください。