こんにちは。今年はサカタのタネさんの朝顔 曜白大輪 富士の混合を育ていているので、どんな感じなのか記録していきます。
- タネは表示より多く入っていて19粒。
- 発芽率も良く育てやすい朝顔です。
- 花が曜白といって白いすじが入るのが可愛い。
- 昼過ぎまで咲いているので長く楽しめます。
- 肥料が多いと葉っぱは巨大化します。
- 多分日本朝顔の大輪系の血が入っているので花びらが裂ける時があります。
総合しておすすめできる朝顔です。
朝顔を育てたいけどなんかいいのないの? って人は富士の混合を買ってください。
富士の混合について
まず、富士の混合についてちょっと語ります。
曜白あさがおという、花に白い筋が入るのが特徴の朝顔です。
これは確か、アサガオとマルバアサガオの交配種らしいのですが、そのおかげか、花が咲いている時間が長いのが特徴です。
朝だけじゃなく昼過ぎくらいまで咲くのが嬉しい点です。
サカタのタネさんの富士シリーズは、日本朝顔の大輪系、洲浜系をかけ合わせているようで、通常の曜白朝顔より大きめです。
葉っぱは斑入りなのですが、色によって斑の入り方が違う気がします。
富士の混合の色は多分6色くらい? 見分け方がある程度ある
この富士シリーズ、単独で販売されている色もあるのですが、ミックスにしかない色もあります。
- 富士の桃 ピンクで筒が白い 葉の斑入りが多め ツルの伸びが穏やか 種が小さくてちょっと茶色くてずんぐり丸っこい
- 富士の紅 赤くて筒が白い 葉に斑が入らない
- 富士の空 水色で筒は薄紫
- 富士の青 青くて筒が白い
- 富士の紫 青紫で筒も青紫
- 富士の峰 紫で筒も紫
ミックスには多分、この6色は入っているのではないかと思われます。
単色販売されているのは、富士の紅、富士の紫ですかね。
オンラインショップを見ると、大量買いなら富士の空と富士の峰と富士の桃も売っていますが、さすがに1000粒は買わないですよね。
ということで、富士の紅と富士の紫以外の色が欲しい場合はミックス種を買うことになります。
個人的に好きなのが種袋にも写っている富士の桃です。ピンク可愛い。
富士の桃を咲かせたい場合は、種が小さくて丸っこくて茶色いやつを選ぶと確率が上がる気がします。
少し育ってきた時点で葉の斑入りが多ければ多分富士の桃です。また斑がまったく入らなければ富士の紅でしょう。
少しは斑が入る場合は青系紫系なので、この3つをバランスよく植えると色がいろいろになって良い垣根ができると思います。
青系紫系の中で双葉の軸の色が薄ければ多分富士の空じゃないですかね。
思ったよりタネがたくさん入っています
サカタのタネさんで買った富士の混合という朝顔のタネです。
富士シリーズがミックスで入ったタネです。
お値段はたしか330円。
種袋の表示からは11粒入っているはず
種袋には内容量が1mlで発芽率が75%、採苗本数およそ8本となっています。
8本割る75%なので、10.6666粒。
カタログでは確か約11粒入りとなっていたので、そんな感じなのでしょう。
実際の粒数は19粒
種まき前に開封して粒数を数えてみたところ、
19粒入っていました。
11粒だと思っていたら19粒入っていたわけです。
嬉しい!
去年育てたアーリーコールも、多めに入れていくれていたので、サカタのタネさんは太っ腹なのかもしれません。
19粒もあれば、多少失敗しても大丈夫ですね。
5月に種まき 発芽率は良好
たしか5月5日に種まきをしました。
5粒まいて4粒発芽したはず。
その後、間違って1本切ってしまったので、1粒まき直しして発芽。
なので6粒まいて5粒発芽しました。
育苗できたのは4株ですね。
育苗は簡単
けっこう強いのか、育苗は簡単でした。
注意したことと言えば摘芯とオルトランをまくこと、くらいですかね。
適当に摘芯
朝顔は摘芯するとつる数と花数が増えるので摘芯しましょう。
6月半ばくらいの様子です。
このあたりで一回摘芯。その後伸びてきたつるも適当に先をつまみました。
オルトランをまくこと
朝顔には芋虫が発生したり、ホオズキカメムシがびっしりついたりします。
なので、オルトランを適度に使うのが良いように思います。
肥料のやりすぎ注意
朝顔は肥料に敏感な植物だと思います。
ちょっと濃い目の液肥をやったらすぐに葉っぱが巨大化するんですよね。
そして許容量を超えると葉っぱが濃い緑になってゴワゴワしてきます。ひどいと黄変して枯れますね。
注意しているのですが、肥料やりたいので毎年失敗しています。
肥料のやりすぎ、駄目……
本気を出すのは7月から
朝顔、特に日本朝顔の大輪系が本気を出すのは暑くなってきてから、なのですよね。
梅雨の間は育成がとてもゆっくりです。
7月に入って暑くなると、にょきにょき伸びます。
これは7月半ばの様子です。グリーンカーテンとして使用できるくらいの葉っぱ密度になりましたね。
開花は7月下旬でした
摘芯をしてつるを伸ばすことを優先したせいか、今年の初開花は7月20日でした。
ちょっと遅めですかね。
最初に咲いたのは富士の紅。可愛い紅色というか濃いピンクです。
大輪なのですが、そのためか破れやすいのが特徴です。この花、曜の数が、白い筋の数が7つもありますね。
これは浜州系の血が入っているためでしょう。そのせいで多分破れやすいんですよね。
もともとの曜白朝顔はこの白いところが5個です。
8月後半も元気
8月後半も元気に咲いています。やはり花柄摘みをまめにすると体力が温存されるようですね。下葉がちょっと黄色くなってきて上でばかり咲いていますが、まだまだ頑張ってくれそうです。
ただ、あまり綺麗に開いてくれません。
うちで咲いた富士シリーズ
うちで咲いた富士シリーズを記録しておきます。
富士の紅
まず咲いてくれたのが富士の紅。
とても元気になる濃いピンクで可愛いです。大輪でやぶけやすい。
多分2株が富士の紅だと思われます。
富士の空
表側じゃなくて裏側でひっそり咲いていました。
水色で可愛いです。花の大きさはやや小さめに感じます。曜もこの花は5個ですね。
花の大きさが小さめのせいか、開くのが上手であまり破けません。
富士の峰、かな
富士の峰と富士の紫って見分けがしづらいのではないかと思うのですよね。
単独で見たらどっちも紫っぽい花なのでわかりにくい気がします。
これは青紫よりは赤紫っぽいので、富士の峰なのではないかと思われます。
以上3色が確認できています。4株育っていて3色出てくれたのでバランスは良いのではないでしょうか。
花持ちもそこそこ良いです。
流石にめちゃくちゃ暑い日は早めにしぼみますが、少し涼しい日、曇った日などは昼過ぎ、夕方くらいまで開いてくれています。
富士の桃
これは残しておいた種を2024年に蒔いたら出てきた富士の桃です。葉っぱも斑入りがすごくてとても可愛い。この富士の桃は曜も5のことが多く、破けずに開くので見栄えが良いです。
葉っぱに多めに斑が入るために育ちがちょい悪くて、ツルの伸びも穏やかです。
そして、種を採取して思ったのですが、種の時点で、
種がちょっと他のものより小さめでずんぐりむっくりしていて色がちょっと茶色いです。
このため、混合種をまく時に、大きくて良さげな種を選別してまくと富士の桃は出ないってことになりそう。
富士の混合を買って種まきする時は、種の小さいものもまくようにすると良いと思います。
富士の混合は良いぞ!
サカタのタネさんの富士の混合という朝顔は、
- 可愛い
- 大輪
- 昼過ぎまで咲く
- 斑入り葉もある
- 育苗が楽
というとてもおすすめできる朝顔です。適当に摘芯してオルトランをまいておけばそこそこ丈夫に育ちます。
曜白朝顔可愛いので大好きなんですよね。
一番好きな富士の桃が出てくれなかったのが心残りです。
来年、まき残した種をまいたら、富士の桃が出てくれるかなぁ。富士の紅も大好きなんですけどね。
富士の桃の単品販売して欲しいなぁ。ピンク大好きなので。
朝顔はアーリーコールもおすすめです。
サカタのタネの朝顔のアーリーコールの育成記録 夏の朝顔って良いものですよね
名前の通り早く咲いてくれるので!!