園芸で土を再利用するなら持っておきたい5つのアイテム 土を再利用するなら最低限やるべきなのは土ふるいです。

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こんにちは。園芸をしていると古い土を使いまわすことは避けられない問題です。

古土、再生」で検索するといろいろ方法がでてきます。本来であればちゃんとそこに書かれている通りに消毒して再生するのが一番です。

一番なんですが、やってられるか!って思うのもまた本心です。

私は面倒なことは嫌いです。でも土って植物を育てる上で一番大切なものなのです。

古土を使いまわしていますが、年々育ちが悪くなってくるのは感じています。

植物を育てる上で一番いいのは、ちょっと高めの新しい培養土に植えることです。これが本当に一番簡単で確実です。ゴールデン培養土とかとってもいいですよ。高いですけど。

でもお金をあまりかけずに園芸を楽しみたいという場合、または土の処分に困る場合はできるだけ古土を活用することになります。

私が古土を再利用していて感じたことを書いていきます。

私は古土を使いまわす上で一番大切なのはふるいにかけて微塵を取り除くことだと思っています。

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古土を再利用する上で持っておきたい5つのアイテム

私が古土を再利用する際に利用しているアイテムです。

  1. 土ふるい
  2. 100均ダイソーで買える園芸シート
  3. 石灰
  4. IB肥料
  5. 液肥

この5つのアイテムについて説明していきたいと思います。

古土を再利用するために一番大切なことは微塵を取り除いて水はけを良くすることだと思っています。

そのためには土をふるいにかけないといけません。

なので何よりまず真っ先に必要になるのは、土ふるいです。

土ふるいについて

一番必要な道具ですが、別にそんなに高級なものはいりません。

ごくごく一般的なもので十分です。30cmくらいのものが扱いやすいと思います。

大切なのは目の大きさですが、大抵三種類くらいの代え網がセットになっています。

微塵を除くのに使うのは一番目の細かいものです。

100均で買える園芸シート

土をふるうのに園芸シートがあるととても助かります。

といいますか、園芸シートがないときってどうやっていたのかわからないくらい今私は園芸シートに依存しています。

こういうやつです。100均で買えます。私はダイソーで大って大きさのものと中って大きさのものを買って使っています。

中を買ったのは大がなかったからなので、あれば大がいいです。

100均ダイソーの園芸シートは園芸をしている人すべてにおすすめしたい便利用品です。
こんにちは。園芸をしていると避けられないのが、土との戯れです。 新しく植える土を配合して作ったり、終わった鉢の土をふるいにかけてまた再生したりしなければなりません。 いつもいつも新しい土を買ってきて、使い終わった土をどこかに捨てられたら一番いいんですけど、そんなわけにはいきません。 なので、土をどこかに広げて作業をするという場面が出てきます。 そんな時に大活躍するのが100均ダイソーに売っている園芸シートです。 このシート便利すぎて私は3枚買いました。最初使ったときは感動しました。 そして、今ではこのシートがない時はどうやって作業をしていたのか思い出せないほど活躍しています。 便利です。園芸をやるならぜひとも1枚は、できれば2枚くらいは持っていて欲しいアイテムです。 ※追記、更に2枚買い足して、合計5枚持っています。便利。 100均ダイソーの園芸シートのよいところ。 ダイソーの園芸シートはたしか、大中小と三種類くらい大きさがあったように思います。 基本的には大は小を兼ねるので一番大きなものを買うのがいいと思います。 私が買った時はとても人気があって品薄だったため、大を1枚と中を2枚買っ...

この園芸シートなのですが、土をふるう場合、三枚あると作業がとても楽に進みますので三枚使いをおすすめします。

袋とか空いている鉢があれば一枚でもなんとかなるのですが、作業効率を考えると園芸シート三枚使いが楽です。

具体的に言うと、一枚目の園芸シートに鉢の古い土をざばっとあけて、固まっている土をほぐして根っこなんかをざっと取ります。

二枚目のシートの上でさっきのほぐした土を少しずつふるいにかけて、微塵をシートの上に落とし、ふるいに残った土を三枚目のシートの上によけていく、というのが作業手順です。

二枚目のシートの上にたまった微塵は袋に入れて捨てています。

ふるっている間に出てきた根っことかも捨てます。

大体、一割から三割くらい土のかさが減って、七割から九割くらいの再利用できる土が残ります。

石灰を混ぜる

残った再利用できる土なのですが、これらは基本的に使っている間に土が酸性に傾き過ぎている傾向があります。

酸性土の方が良く育つ植物もあるのですが、基本的には弱酸性くらいまで戻しておいた方が育ちがいいものが多いので、アルカリ性の石灰を少量混ぜます。

シートに広げた土の上にうっすら霜が降りたようにみえるくらいの小量でよいです。入れすぎ危険!料理で言う塩一つまみくらいの気持ちでいれましょう。

石灰なら基本なんでもいいやと大雑把な私は思っているのですが、苦土石灰が無難だと思います。

くどってのはマグネシウムのことらしいですよ。ただ、まいてすぐは植付けができません。

すぐに植え付けたい場合は有機石灰が良いらしいです。

貝殻を焼いて粉にしたやつですね。ゆっくり効くらしいです。

IB肥料

古い土には栄養分が足りないので肥料分を足す必要があります。

本来は元肥用のやつを買って混ぜるべきだと思うのですが、それ用に分けて買うのが面倒なので私は愛用のIB肥料を適当に混ぜています。

こういう白い粒の肥料です。

私はとてもよく使うので農協で20kg入りのやつを買っています。

混ぜて出来上がった土は、微塵と根っこを除いているのでその分かさが減っています。

なので減った分は新しい土を足します

有機分が失われているので、ここで足すのは本当は腐葉土がいいんだろうなぁと思うのですが腐葉土は高いのでその時安かった土を適当に足しています。

安い土の主原料はバーク堆肥かなっと思っているので有機質はそれでよいような気もします。

液肥

そうやって混ぜて作った土で新しい植物を植えてみて、様子を見て、栄養が足りないようであれば液肥で補います。

アイビー化成を元肥に入れてあるのでしばらくは大丈夫なんですけど、そのうち切れてくるので、再度アイビーを置くか液肥をやるか、ですね。

液肥のおすすめはあれです。

ハイポネックスです。いろいろ浮気しましたけど、やっぱりこのハイポネックスの安定感はすばらしいと思います。

液肥をやるときのコツは薄くすることです。

書いてある作り方より薄く作ること!

薄い場合は肥料の効きが悪いだけで問題が起こることはまずありませんが、濃くつくり過ぎると植物は枯れます。

薄いやつを回数多くあげる方が安心安全です。

ただ液肥を作ってやるのは面倒なんで私はやっぱりアイビー化成が好きです。置き肥最高です。

古土を再生した土で植物を育てていて思うこと。

結局のところ植物を育てていて思うのは、やっぱり水はけのよい土ってのが大切なんだってことなんです。

水はけが良くて肥料分があればけっこうなんとかなるものなのです。あっ、あとは日当たりですね。

もう一つ重要なことは再生した土を使って園芸を楽しむなら強い植物を選ぶことです。

あまり土を選ばない強い花を選んでおけば失敗が少なく綺麗な花が楽しめます。

おすすめはやはり秋植えならビオラ、パンジー、クリサンセマム、アリッサムです。

夏花壇にはポーチュラカ、トレニア、コリウス、インパチェンスあたりをおすすめします。

これらの花なら再生した土でもほぼ問題なく綺麗に咲いくれるでしょう。

土を再生するなら、最低限微塵を取り除いて下さい。これをやるかどうかで水はけが全然違うので結果育ちが全然違うことになります。

最近面倒で土をふるうのをさぼっていたらてきめんに育ちが悪くなりました。

反省してふるってから植えたビオラはとても元気に育っています。

やっぱり水はけが大事だなぁと感じました。

ほんと面倒なんですけど、土ふるいだけはさぼらずやろうと思います。