イオノプシジウムは育苗簡単で可愛くて冬に咲いてくれるので良い花です。種の入手難易度だけなんとかしてほしい。

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イオノプシジウムは育苗簡単で可愛い

こんにちは。今季イオノプシジウムを育てているので記録を残しておきたいと思います。

初めて育ててみましたが、発芽率もよく、育苗も楽で開花までは早く、良い花だと思いました。

開花時期が冬ってのも素晴らしい。背が高くならないのでビオラと寄植えするのが良さそうですよね。

こぼれ種で翌年わさっと出てくると伝え聞くのでそこも良いと思います。

こんな良い花なのですが、問題としては種が売ってないことです。サカタのタネさんにもタキイさんにも種がない。

時期になると苗で少し出回るようなのですが、どうして種の取り扱いがないのか。

フリマとかヤフオクで入手するくらいしか今のところ種が見当たりません。

ピンクパンサーもそうなのですが、初心者が手軽に楽しめるだろう可愛くて強健な花の種が手軽に手に入れられないってのはせつないことです。

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イオノプシジウムについて

イオノプシジウムが開花

イオノプシジウムはポルトガル原産のアブラナ科の小花です。

和名はヒメムラサキハナナっていうみたいなんですけど、可愛くてわかりやすいですね。小さい薄紫のアブラナ科だなっていう花が咲きます。

ハート型の葉っぱも可愛い。

イオノプシジウムを種まきしてみた記録

今季イオノプシジウムを種から育てているので記録を残しておきます。

種は小さいけれど発芽率は良し

イオノプシジウムの種

イオノプシジウムの種はとても小さいです。

小さいですが発芽率はけっこう良い印象です。

10月4日と10月24日の2回に分けて種まきをしました。

発芽温度は20度前後らしいです。

10月4日はまだ暑さが残っていて発芽適期ではなかったのですが15粒まいて確か8か9発芽で、半分以上が発芽、

10月24日にまいた8粒は100%発芽しました。

10月4日にまいたものの残りっぽいのが後から発芽しているのも見ましたので、適期にまけば発芽率は9割くらいあるのではないでしょうか。

こぼれ種がもっさり生えると伝え聞くのですが、これは確かにこぼれ種に期待できそうです。

イオノプシジウム発芽

いっぱい出ているのはピンクパンサーです。ひとマスに1個ずつまいているのがイオノプシジウムです。

まいてからちょうど一週間くらいで発芽してきました。

好光性っぽいので土はかけずに種を種まき土の上に置いてわずかにちょこっとだけ爪楊枝で押し込むという種まきしました。

ポット上げ

イオノプシジウムポット上げ

ポット上げは確か10月28日。

小さい種まきプラグでは水切れさせてしまうことが多く、確か、ぐったりしていてもうこれは助からないと思いつつ追加の種まきをした記憶。

幸い水をやったら復活したのでポット上げしたのでした。

最初にまいたやつで発芽したのが8か9で、ポット上げした時には7つになっていて、その後育っているのが6株です。

適期にまいた8粒は全部発芽して、そのまま8株育ってきています。

育苗は楽な印象

イオノプシジウム育苗中

ポット上げしてからは水切れでしゅんしゅんとさせることもなくなって管理が楽になりました。

これはえっと、11月21日の様子ですかね。

暑いのは苦手っぽくて育ちが遅かったのですが、ちょっと寒さを感じるようになってからの育ちが良いです。

適期に種まきできれば育苗は楽です。

開花

イオノプシジウム可愛い

2023年11月21日の様子。

一番育成がよかった株が咲いたのが11月の半ばくらいだった記憶なので、10月4日種まきだと、40日くらいで開花したことになります。

10月24日に種まきした株も、

イオノプシジウムの蕾

11月26日にもう蕾が見えるので、種まき後40日くらいで開花する優秀な花なのでしょう。

花が少ない時期に咲いてくれるの嬉しい

イオノプシジウムが開花

花が少ない冬の間に咲いてくれる花は貴重です。

イオノプシジウムはある程度耐寒性があり、マイナス5度くらいまでならそのままで大丈夫っぽいです。

開花しながら株が大きくなっていくようで、繊細な見た目なのにかなり強い。

背が高くならないので寄植え向きだし、小花なので合わせやすい。

なんて良い花なのでしょう。

冬季開花する花は嬉しい

イオノプシジウム

1月の様子です。開花しながら株が大きくなっていくタイプなのでとても良い花ですね。

冬の花が少ない時期にこれだけ咲いてくれる花は貴重です。

けっこう強い花だと思うのですが、

枯らしてしまったイオノプシジウム

一株腐らせてしまいました。

多分水やりした水が株元に残っていてそれが寒さで凍ったかなんかしたんじゃないかと思っています。冬の過湿はだめですねぇ。

それからできるだけ水を直接かけないように、少なめにやるように気をつけています。

けっこう枯らしてしまうかも

イオノプシジウムを枯らす

2024年2月8日見たらもう一株枯らしてしまったようです。

冬の水加減けっこう難しい。地植えにした方が成績は良いかもしれません。

2024年2月20日チェックしてみると、長く伸びて枯れそうになっている株が多数。

2024年はかなり暖冬だったので雨が続いた後に温かい日があると急に弱るっぽいですね。

これは暖地では育てにくいのではないか。種を採る前に枯れそう。

咲きながら株が大きく鳴ってくるのは嬉しい楽しい

イオノプシジウム

冬の寒くて花が少ない時期に、咲きながら株が大きくなって満開に咲いてくれるのはとても嬉しくて見ていて楽しいです。良い花だと思います。

種が熟するのはちょっと遅めなのでは?

イオノプシジウムはこぼれ種でよく増えると聞いていました。

聞いたとおり、種はけっこう簡単にできているように思います。

ただ、熟するのはけっこう時間がかかる気がします。一番最初に開花したのは11月下旬だったと思うのですが、2月になってもまだ鞘は青いです。

アブラナ科の植物なので、乾燥して種が熟するまではけっこう時間がかかるのではないでしょうか。

2月後半になってやっと茶色い種が数粒取れました。しかし過湿の後に暖かくなるとてきめんに弱るので種を取る難易度が高そう。

こぼれ種でわっさわっさ生えてくると聞いていたのに種ができるまで株をもたせるのがこんなに難しいなんて。

暖冬だと難しいっぽいですねぇ。

イオノプシジウムは良い花なので種の入手が楽になってほしい

イオノプシジウムの小苗

イオノプシジウムを育ててみた感じ、発芽率は良いし、育苗も簡単な部類です。

冬に咲いてくれる貴重な花で、こぼれ種もすごく期待できるとなるととても優秀な花です。

背が低くてビオラとの相性も良く、使いやすい育てやすい可愛い花です。

問題点は種の入手難易度です。

有名な種苗会社では取り扱いがありません。

今のところ、種はフリマやヤフオクで手に入れるしかないのではないでしょうか。

苗は時期になれば少し出回るようですが、私は見たことがありません。

ピンクパンサーと同じく、初心者向きの花だと思うのでもっと簡単に手に入るようになってくれたらいいのなぁと思っています。

ピンクパンサーとこのイオノプシジウム、手間をあまりかけずに可愛い花を楽しみたい人にぴったりだと思うのですよね。あとはビオラとクリサンセマムがあればかなりズボラでも大丈夫な丈夫で可愛い花壇ができます。

その後、種を取ろうと試みているのですが、種が熟する前に株が弱ってしまいそうで困っています。

暖かくなってくると弱い。寒さには強いけれど高温多湿によわよわっぽいですね。