夏の花壇の台風対策 入れて寄せて縛る倒れるものは刈り込む

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台風対策に鉢を寄せる

こんにちは。夏にお花を育ていて困ること。それは台風です。

台風が来るとなると、花壇どうしよう

ってなりますよね。せっかく育てた花もなぎ倒されるし、もし鉢が風で飛んで人様に迷惑をかけたらと思うと怖い。

毎年、台風が来るたびにどこまで対策すればいいのか悩みます。

台風前にやること、台風後にやること。

忘れてしまうことも多いので覚書をしておきたいと思います

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まず、ものすごく事前の対策

まず、台風が来るずっと前、春くらいから気をつけておくべきことです。

育てる花の鉢の数を減らす

夏の台風対策なのですが、いろいろ考えた結果、まず育てる花の鉢の数を減らすことが大切です。

いっぱい育てたい。うんうん。

でも年々暑くなる夏、水やりも大変だし、水切れも激しいです。

地植えはともかくとして鉢植えの数を減らしましょう。

鉢を大きくて重いものにする

鉢の数は減らすのですが、鉢そのものは基本的には大きくて重いものを使うようにします。

反対に、とても大事な苗は小さい鉢で中に入れやすいやつにします。

大きくて重い鉢なら固めておけば外に出しっぱなしでもなんとかなることでしょう。

背が高くなる花はできるだけ植えない

背が高くなる花はできるだけ植えないようにします。

ひまわりも矮性のものを選んだり、鶏頭も好きなのですが高性種はあきらめたりします。

どうしても育てたい時は取り込める鉢に一個だけとかにします。

また、背が高くなっても刈り込めばまた復活する系を植えます。コリウスは良いですよ。

早まきをしない、しても種まきトレイでねばる

秋の種まきを早めにまいて早く大きくして花をみたい気持ちがあります。

あるのですが、そこをぐっと我慢して台風シーズンの種まきを極力少なくするべきです。じゃないと小苗を避難させるの大変。

もしまいても種まきトレイでの育苗でできるだけねばって、ポット上げを遅らせましょう。ポット上げすると場所取るので。

台風がくる前の対策

台風が発生してからやることです。

終わりかけの花を切る。背が高いものは刈り込む。枝を刈り込む。

台風が発生したら、台風の風で傷んで終わってしまいそうな花は先に片づけます。

葉っぱがハダニにやられてきたひまわり、大きくなりすぎたインパチェンス、下葉が枯れてきた朝顔、花が咲いてきたバジルあたりはもう切って処分してしまいましょう。新しい苗がこぼれ種で生えてきていたらそっちをレスキューして育てた方が秋に楽しめます。

もりもりと育っていて風で傷みそうなコリウス、マリーゴールド、トレニア、インパチェンス、千日紅なんかがあったら思い切って刈り込みます。

どうせ台風で横倒しにされたりして台風後に切ることになるのでそれなら濡れてないうちに切ってしまった方が楽です。

コリウスは切った枝を適当にその辺に挿しておきましょう。挿し芽が成功すれば秋にすごく楽しめます。

刈り込んだ鉢にはIB化成肥料をまいておくこと。

庭に木がある場合は、風で折れそうな枝をあらかじめ切っておくことも大切です。

使っていない小さい鉢をできるだけ納屋に収納

使っていないけれど外に出しっぱなしになっている鉢や、さっき地上部を切って片づけた鉢などをできるだけ納屋や風の当たらないところにしまいます。

小さくて飛びそうな鉢は中にしまいましょう。

じょうろやスコップ等の小物も外にでていたらしまいしょう。

大きめの鉢を移動して寄せて縛る

大きめの鉢で中にしまえないものはある程度固めます。

固めてブロックなどで動かないようにします。

縛れるものは互いに縛っていきます。

移動できるものは風の当たりにくい場所に固めます。

上に植物を植えていない土だけの鉢なら網でまとめておいても良いかも。

朝顔のグリーンカーテンのプランターは悩ましいところなのですが、軒下なのでそこまで風の影響はないと考えてブロックとプランターを縛るくらいで様子をみて、直前の台風の勢力やコース取りでカーテンを下ろすかどうか決めましょう。

台風直前の対策

台風が来る直前に小さい鉢で玄関に入れれるものを中にいれます。

あまり早くから納屋や玄関にしまうと弱ってしまうので台風直前にいれましょう。

小苗があればそれも中へ。

台風のコース取りと勢力によって、外でいいやと思っていた鉢を無理やり中に入れるかどうかを判断します。

グリーンカーテンを下ろすかどうかも直前に判断。

大きめの鉢で縛ったりしても倒れそうなものはもうあらかじめ倒します。うちだと薔薇の鉢がよく倒れるので倒しておいたほうが良い。

飛びそうなものはないか家のまわりをぐるっと確認。飛ぶかもと思うけど中にいれれないものは隙間などに押し込んで風の影響ができるだけないようにします。

台風後の片づけ

台風が過ぎ去ったら中に入れていた鉢を外に出します。

急に外に出すと環境の変化で弱ることがあるので外の状況を見ながら慣らしていくべきなのですが、忙しいし面倒なのでじゃんじゃん出しがち。

せめて小苗だけはちょっと気をつけて扱ってあげてください。

外に出しっぱなしの鉢は台風の後はお花がひどいことになっています。倒れ伏したり根っこが見えていたり、折れたり、台風一過の熱気で蒸れて一気に弱ったり。

事前にある程度刈り込んでいても台風の影響でもうだめだなってなるので、駄目になった花を切って処分しましょう。

泥をかぶってしまった苗は水をかけて綺麗にします。

移動した鉢をもとに戻したり、掃除をしたりしていたらもう汗だくですよね。

これを台風ごとに繰り返すわけです。つらい。