こんにちは。マリーゴールドの種を採りました。マリーゴールドは強くて良い花です。ちょっとナメクジに弱いので私はあまり得意ではないのですが夏花壇には良い花ですよね。
夏花壇も終わり、そろそろビオラ・パンジーなどへの植え替えが進んでいると思います。
植え替える前にマリーゴールドの種を採っておくと、また来年の春に種を蒔いて育てることができます。
マリーゴールドの種まきは、良い種を採っておきさえすれば楽勝なのでおすすめです。
このマリーゴールドの良い種の見分け方について書いておきます。
簡単なんです。黒い種の部分をつまんでちょこっと折ろうと力を込めてください。
折れなさそうなのが良い種です!
マリーゴールドは種から育てやすい
マリーゴールドって可愛いですよね。好きです。そこそこ強健で夏花壇で大活躍です。
苗を買って育てることが多いと思いますが、マリーゴールドの種まきはめっちゃ簡単なので種から育てるのもおすすめです。
もし、苗から育てているマリーゴールドがあれば種採りに挑戦してみませんか?
良い種さえ取れれば、発芽率は90%を超えます。
マリーゴールドの種採りのコツ
マリーゴールドが咲いた後そのまま放置しておくと種が出来ます。
花柄摘みをサボればいいだけなので簡単です。
マリーゴールドって花数も多いのでまじめに花柄摘みをしていてもいつの間にかできてるものです。
カサカサになって首が折れたくらいのやつを収穫します。
そして、バラします。
そうすると、こういう感じの黒い楔みたいなのに白いしっぽがついた種がとてもたくさん取れます。
一見、すごく簡単にたくさん取れそうに見えますよね。
タイミングが良ければ、マリーゴールドの種はけっこう大量に取れます。
しかし、タイミングが悪いと、この一見良さそうに見える種だけど発芽しない種ってのが取れてしまうのです。
ちなみに上の写真の種は多分全部発芽しません。
マリーゴールドの悪い種
マリーゴールドの発芽しない悪い種です。写真で見分けるのは難しいですね。
種についてあまり知らない人であれば、
たくさん取れたから、来年はいっぱいマリーゴールドを蒔いて育てられるぞー!
ってなると思います。
しかし、この種を蒔いても芽は出ないのです。
マリーゴールドの良い種の見分け方
マリーゴールドの良い種と悪い種の見分け方は簡単です。
目で見ても分からないなら触ってみればいいのです。
具体的にはこの種の黒い部分をつまんでちょこっとだけ力をこめて折ろうとしてみてください。
ここでのポイントは「ちょこっとだけ」力を入れるってことです。少しだけ力を入れて黒い部分を折ろうかなってしてください。
そうした時に、抵抗がある、少しの力では折れないのが良い種です。
悪い種だった場合は、へにゃりって曲がります。折れるというより曲がるんですよ。
そういう種には中身がないので発芽しないのです。
あまり力を込めると良い種でも折れるので力加減が重要です。ちょっとした抵抗をしてくる良い種を見つけてそれを保存しておいてください。
マリーゴールドの種の撒き方
ついでなんでマリーゴールドの種まきの方法も書いておきます。
マリーゴールドは強いので良い種を見分けることさえできれば、発芽率がすっごく高いです。
そして、良い種というのは上で書いたようにちょっとした抵抗がある種なのです。ちょっと固くて強い。
つまり、土に刺せます。
白い羽の部分を持って黒い部分をぶずっと土に差し込むのがマリーゴールドの種まきのコツです。
白い部分が地面すれすれになるように種を押し込むと丁度よい深さになります。
ポットや種まきトレイに土を入れて、そこにマリーゴールドの種を刺すのはちょっと楽しい作業です。
マリーゴールドは強いので適当に蒔いても、もちろん芽は出ます。でもこの種を突き刺す方法で撒くと楽しいし発芽率が良いのでおすすめです。
この時に突き刺せずにふにゃんって曲がる種は発芽しないです。わかりやすくて良いですね。
マリーゴールドの良い種は強い!
マリーゴールドの種採りは簡単です。
枯れた花を解体したら種が出てきます。
ただ、取れた種の中に発芽しない種ってのがけっこうあるのですよね。
良い種は黒い部分を折ろうかなってしてもふにゃんってならない種です。
これはやってみるとわかります。折ろうと力を入れた時に抵抗する中に芯があるやつがあります。
それが良い種です。それ以外の種は捨てちゃってください。
自分で種を取れれば、たくさん種を蒔けてたくさんの苗を育てることが出来て楽しいですよ。
採った種は4月くらいに蒔いてください。撒く時は土にぶずって刺すと良いです!
マリーゴールドは発芽率が良くて育苗も簡単なので、種から育てると苗がいっぱいできます。
最初だけ種苗会社の種を買えばその後は自家採種できてお得です。
ビオラも自分で種を採ると、好きなだけ贅沢に種まきできるのでおすすめです。
たくさん種があれば失敗なんて怖くないのです。