カラーボックスにぴったりなコの字ラックをSPF材のワンバイフォーで自作してみた話

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コの字ラックをSPF材のワンバイフォーで自作する

こんにちは。年末が近づいてきてなんだかこう片付けしたくなりますよね。

片付けをしていると、棚にみっちりつめつめしたくなって、ここの隙間がもったいないなという気持ちになります。

マチ
マチ

ここにコの字ラックがあれば上の隙間も活用できるのに!

特にカラーボックスを使っているともったいない隙間ができやすい気がします。

なので、カラーボックスにいい感じになるコの字ラックを自作してみました。

本当はもっと大きな板を切ってもらって作りたいと思ったのですが、自分が使いやすい大きさを把握するために今回はお試しでSPF材を使ってコの字ラックを作ってみました。

この棚が活用できるなら、追加で作るも良し、今度は針葉樹構造用合板で作ってみるのも良し、と思っています。

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カラーボックスにぴったりのコの字ラックがほしい

前々から何回か言っているのですが、カラーボックスにぴったりのコの字ラックがほしいのです。

マチ
マチ

コの字ラックじゃなくてもう板でいいから!

って思うくらいほしいのです。

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とても欲しくてたまらないので、自作してみることにしました。

サイズを考える

まず、作りたいコの字ラックのサイズを考えます。

カラーボックスを縦置きにした時と横置きにした時に使えるように2種類の長さのやつがほしい。

カラーボックスの内寸は各社さまざまなのでどのカラーボックスでもある程度使える大きさにすると

39cmと26cmくらい

高さは、文庫本を入れようと思うと15.5cmくらいほしい。

材料を考える

材料なのですが、一個あたりの金額を一番安く作れるのは針葉樹構造用合板です。

ただ、合板のサイズが大きいのでたくさんできてしまいます。

初っ端から10個〜15個のコの字ラックって多分いらないですよね。

失敗しすると怖い。

なので、試しに作ってみるのであれば、SPF材がおすすめです。

ツーバイフォーって聞いたことありますよね、あれです。ツーバイフォーの仲間にワンバイフォーってのがあるのでそれを使いましょう。

ワンバイフォーならどこのホームセンターでもほぼ売っているので調達が楽ですし安いです。

ワンバイフォーは幅が狭い

ワンバイフォーでコの字ラックを作るにあたり問題となるのが、幅の狭さです

1×4材の厚みは19mmで幅は89mmです。つまり幅は9cmないくらいなのです。

カラーボックスの奥行きというのは大体28cmくらいあるので、ワンバイフォーでコの字ラックを作ると同じものを3つ作って並べるとちょうどいい感じになります。

ただ、置くものによりますが1個でもなんとかなる場合もあり、2個並べれば大抵のものは乗る気がしますね。

また、これはお試し作成なので、作ってみて足らなければまた同じものを作っても良いし、幅を改善したものを合板を使って量産するのも良いと思います。

てか、ワンバフォー材がいくら安くても3個組にしないと使えないとなると材料費が高くなっちゃうんですよね。

安くコの字棚を作って使い勝手をみたいだけなので幅の狭さは許容しましょう。

幅が狭くても置く位置を工夫すればまあなんとかなりますし。

無駄のない木取りを考える

ワンバイフォーを使ってコの字棚を作るとして、問題なのは切断です。

素人がノコギリを使ってまっすぐに切るの難しいんですよね。

なので、素人は木材カットサービスを利用するべきだと思いました。

その場合、ワンカットいくらってところが多いので、無駄のない木取りを考えていくとカット代が節約できるそうです。また、無駄な木が出ちゃうと始末にこまるんですよね。端材ができるだけでないようにしないと。

ってことで考えました。1820mmあるワンバイフォーの6フィート材2本を無駄なく使ってコの字棚を作る方法を!

いろいろ考えた結果、

上板として

390mmの板を4枚

260mmの板を2枚

足として

155mmの板を6枚

94mmの板を4枚

70mmの板を2枚

取ることができれば6個のコの字ラックを作成することができます。

足の長さを3種類作ることで、場所によって最適な長さを探ろうという作戦です。

余りの30mmくらいの板をスペーサーにすることで、もうちょっと高い方が良いのではって時の使い心地を試すことができるのではないかっていう思いもあります。

390 390 260 155 155 155 94 94 70 30

390 390 260 155 155 155 94 94 70 30

2本を並べて上の感じでスペースのところで切ってもらいます。このままだと9回カットです。多分2本同時カットは大抵の木材カットサービスでやってもらえると思います。

数字を足しても1820にならないのはノコの刃の厚みの分、木が削れて短くなっていくためです。刃の厚みを3mmで計算しています。

重ねられるだけ重ねてくれるのであれば、最初に2分割にしてもらって390mm4本と260mm4本を切り出してもらって、残った252mmくらいの4本と260mmのうち2本をあわせた6本を155mmに切ってもらってみたいな感じにできれば5回か6回のカットでいけます。

ぼくの考えた最強の木取り!

って思って持っていったのですが、木材カットサービスに使用しているパネルソーの問題やカットする店員さんのやり方によってカット回数は変わります。

私が行ったところの店員さんは2本同時カットまではやったことあるけれど、積み重ねてはやったことない感じでしたね。

木材カットしてもらって思ったこと

コの字ラックが欲しすぎて木材カットサービスでワンバイフォー材をカットしてもらったのですが、

コの字ラックをSPF材のワンバイフォーで自作するためにホームセンターで切ってもらった材料

カットしてもらって思ったことを書いておきます。

やりたいことを理解してもらうのちょっと大変

私がやりたいことを店員さんに理解してもらうのがちょっと大変でした。

事前にちゃんと考えて行ったつもりなのですが、説明って難しいですね。

カラーボックス用のコの字ラックをワンバイフォー材で試しに作ってみたいって説明したのですが、ワンバイフォーの幅が89mmなので幅狭で使えないものになるのではって心配してくれていたっぽいです。

また、カット方法も伝わりにくいですね。

必要な長さを伝えて、できるだけカット数が少なくなるようにしてほしいって頼めば良かったのかなって思いました。

カットの精度は道具によるのかも

ホームセンターのカットサービスで切ってもらった木材

私、木材カットサービスしてもらえば切り口を綺麗に切ってもらえると思っていたのですが、どうもかなり精度に差があるっぽく感じます。

パネルソーの手入れというか刃をどの程度で交換しているのかとか、操作方法、速度をどう設定しているのかによるのだと思うのですが、私が切ってもらったところではかなりバリが出ました。

バリっていうかもうバキバキにはげているのでヤスリをかけても消えない感じでしたね。

え、これなら自分でノコギリで切った方が切り口綺麗に切れるのでは???

ってなってちょっと落ち込みました。

まあ、試しに作ってみるやつだったので、まあいっかってなりましたけど。

木材カットサービスで切ってもらった木材

こんな感じです。

正直、はじめての木材カットサービスだったので、これが通常なのかはわかりませんが、ちょっとひどくない!?

って思いました。

なので、追加を作るのをためらっているんですよね。

ちょっと遠くまで行って他の店の木材カットサービスの精度を見てみたい感じ。

ワンバイフォー材は柔らかいので切り口が荒れるみたいなんですけどね。

がんばってヤスリをかけて組み立てる

まあ、とりあえずカットはしてもらえました。

仮組みしてみると、

コの字ラックをSPF材のワンバイフォーで自作する

テンションがあがります。

足の高さはどれをどれにしようかなって悩むのも楽しい。

とりあえずバリを取る

バリがすごいのでヤスリをかけてなんとかします。

切り口もかなり荒れているのでやするやする

しかし、やすってもやすっても、

木材にヤスリをかける

こんな感じなんですよね。これ、まっすぐつるつるににするのはすごい大変なのでは?

適当なところで諦めが必要ですね。

まあ、なでていて手に刺さらなければいいでしょう。

何で組み立てるか

何で組み立てるかちょっと悩みました。

強度を取るなら木ネジですよね。

まあ、釘でもいいかもしれない。

でも、最近片付けをしていると捨てる時に異素材が組み合わさっていると面倒なのです。

木ネジとか釘とかで作ると捨てる時に取るのが大変。

なので、木工用ボンドでくっつけてみることに。

ものすごい重いものを置くのなら木ネジを使うべきですが、まあそこまで重いものを置く予定はないし、取れたらその時に木ネジか釘を打てばいいのではないか。

一晩置いておけばけっこう強力にくっつく

コの字ラックをSPF材のワンバイフォーで自作する

木工用ボンドでくっつけてみたのですが、ある程度重みをかけてぎゅーっとして一晩置いておけば強力にくっつきますね。

なかなかいい感じにできたと思います。

ワンバイフォー材で作ったコの字ラック可愛い

カラーボックスにぴったりのコの字ラックをSPF材のワンバイフォーで自作する

ワンバイフォー材で作ってみたコの字ラック、カラーボックスに置いてみるとこんな感じです。

かなりいい感じに可愛い。

コの字ラックをSPF材のワンバイフォーで自作する

15.5cmの足だと文庫本が中に入ります。

問題としてはワンバイフォーって厚みが1.9cmあるのでその分の幅分棚が狭くなってしまうんですよね。

文庫本2冊分くらいの収納力が削がれてしまいます。

ただ、上にものがあっても取り出しやすくなるので、その便利さを取りたい。

コレクションの飾り棚としても良いのではないか

コの字ラックをSPF材のワンバイフォーで自作する

足の短めなやつを重ねて置くのも可愛いと思います。

コレクションを飾っておく棚とても使えそうに思います。

色を塗ったりするのも楽しそうですよね。

材料費

掛かった費用を書いておきます。

まず、ワンバイフォーが1本298円だったので2本で596円

カット料金が1回50円で6回だったので300円

バリを取るのにダイソーでメッシュヤスリを購入で110円

木工用ボンドは家にあったものを使いました。

合計1,006円

木工用ボンドも買うとすると1,116円ですね。

これで一応6個のコの字ラックができたので1個あたり換算で167円くらい。

正直1個だと幅が狭いので同じ高さのものが2個張り合わせたい感じなので、そうすると335円くらい。

木製のしっかりしたコの字ラックが335円で出来るのであればまあまあ良いのではないかと思います。

木材カットサービスを使えば作成はけっこう簡単です。

木材カットサービスの精度によってはバリ取りヤスリがけがちょっと大変ですけど……

SPF材を使ったコの字ラック自作、ありではないか

コの字ラックをSPF材のワンバイフォーで自作するためにホームセンターでカットしてもらった材料

SPF材のワンバイフォーを利用したコの字ラック作り、けっこうアリじゃないかと思います。

今回は使い勝手を試してみるために高さや幅は汎用性が高いサイズで作りましたが、この棚に合わせたコの字ラックを作る!って思いえばぴったりサイズに作ることができます。

木製なので温かみがあって可愛いし、厚みがあるのでしっかりしています。

とりあえず木工用ボンドでくっつけてあるだけなのでもし必要なくなった時も燃えるゴミとして捨てやすいのではないでしょうか。