こんにちは。前々から業務スーパーの中力粉でパンが焼きたいと思っていました。
理由は強力粉より中力粉の方が安いからです!
業務スーパーの強力粉はとても安いのです。パンを焼く上で一番安い強力粉ではないかと思っています。
その強力粉よりも中力粉は安く売っています。なのでこの中力粉でパンを作れればとてもコスパの良いパンが焼けるのではないか、そう思うわけです。
作ってみたのはベーグルです。ベーグルは家庭で作るパンとしてとても優秀です。発酵時間は短めでいいですし、コネもそこまで頑張らなくてもなんとかなります。
業務スーパーの中力粉でベーグルを焼いてみた感想は、
うーん、強力粉で作るよりちょっとふわっと柔らかくなるけれどこれはこれで食べやすくて良いものでは?
です。想像していたよりちゃんとベーグルしていました。強力粉の方がやはりもっちりしていて噛みごたえがあるのですが、中力粉はこれはこれで良いものです。
ただ、びっくりするほど吸水率が違いました。水を吸わないです。いつのもベーグルレシピで作ったらとても柔らかい生地になってびっくりしました。
次回作る時は水分を控えようと思います。
業務スーパーで変える中力小麦粉について
業務スーパーでは粉類がとても安く手に入ります。
業務スーパーで買うべきものを教えてくださいって言われたら私はまず粉類を思い浮かべます。それくらい安いし、安いのに問題なく使えます。
薄力粉も中力粉も強力粉も安いです。
そして、私は今まで薄力粉と強力粉については何度もリピートしています。けれど中力粉を買ったことはありませんでした。
だって中力粉って中途半端ですよね。何に使うの?って思いませんか?
まずこの薄力粉と中力粉と強力粉の違いは何かというと、主にタンパク質の量できまります。
タンパク質の含有量が少ないのが薄力粉、多いのが強力粉です。
中力粉はその真ん中なわけです。
大抵のお料理やお菓子で言う小麦粉って薄力粉のことなんですよね。
そして主にパンを作る時に使うのが強力粉です。
この2つがあれば大抵のものは作れます。そして中力粉が必要な場合でも薄力粉と強力粉を混ぜてしまえばタンパク質量だけで考えれば中力粉相当のものができてしまうのです。
ってことで、普段中力粉を買う機会ってあんまりないんですよね。うちだと餃子の皮を作る時くらいです。
中力粉の主な使用用途は多分うどんです。うどんをこねる時は中力粉が指定されます。
なので、私がこの中力粉を買ってみたのはうどんをこねたいなって思ったのがきっかけです。
何かテレビでやってたんですよ。ご家庭でうどんをこねる方法みたいなのが。でも買ったのはいいのですが、そのレシピをメモするのを忘れていてですね。
しばらくお家に放置してありました。
業務スーパーで買った時のお値段は確か税抜き118円、税込み127.44円だったと思います。
粉類はセール対象になりやすいので値段は常に変動しています。中力粉は税抜き98円から128円くらいの間のことが多いです。
とても安いですよね。1kgでこのお値段ってかなりお安いです。お得です。
栄養成分表示
栄養成分表示を見てみると、エネルギーは352kcalです。
そして、タンパク質が10gですね。
強力粉だと12g前後くらいのものが多いです。
名称は小麦粉となっており、原材料は小麦です。
業務スーパーの専売商品だと思われますが、製造者は日本製粉株式会つまりニップンなのでそこそこ信頼できると思います。
バーコードはこちらです。油で揚げるお菓子を作る際の注意事項も記されています。
中力粉の使用用途
中力粉の使用用途としては、パッケージに「うどん・たこ焼き・その他」と書かれています。
たこ焼きって中力粉なんだ!?って思いました。
私が中力粉を使うので思いつくのは餃子の皮ですね。
餃子の皮って自作するととても美味しいのです。その時に強力粉と薄力粉を半々で作るのが好きなのですが、混ぜるのが面倒な時は中力粉があると便利です。
100均ダイソーに雪っていう中力粉が500g入りのパッケージで売っているのでそれで餃子の皮を作ったことがあります。餃子の皮だと一度にそこまで粉量を使わないので500gという量がちょうどいいんですよね。
業務スーパーだと1kgなのです。でも100均で買うより安いんですよね。だって倍量入っています。
でも1kgも何に使えばいいのかな?と思うわけです。
最初はうどんを作るつもりだったのですが、レシピのメモをなくしました!
もともと、前々から中力粉でパンを焼けないかなーとは思っていたのです。だって強力粉より安いから。これで焼けたらすごいコスパパンになります。
ってことでパンを、ベーグルを作ってみました。
業務スーパーの中力粉でベーグルを作ってみた感想
業務スーパーの中力粉でベーグルを作ってみました。
粉の色は強力粉よりも黄色っぽい?ちょっと色味が違う気がしました。
やはり中力粉はタンパク質が少ないということもあってか吸水率が悪いです。
いつもの配合で作ったら生地がだいぶ柔らかくベトベトとしました。粉が違うとここまで水の量が違うのかってことにびっくりしました。
もし強力粉のレシピでベーグルを作るのであれば水分を少し控えめにすることをおすすめします 。
私の場合、もう水分を入れてしまったのでそのまま突き進んだのですがいつもよりも柔らかく発酵も進みやすいような気がして生地がとても扱いにくかったです。
ただ成形するときに柔らかいので端っこがくっつきやすくて伸ばす時も柔らかいのでやりやすくてそこは良かったです。
むちっとしたベーグルを使い作りたいのであれば水分量は少ない方がいいのですが、ふわっとした噛みやすいベーグルを作りたいのであれば水分量は多くても構わないのです。
ここは好みの問題だと思います。
発酵が少し早いような気がしたのでいつもよりも発酵時間やベンチタイムを短くとって作ってみました。
いつもなら成形してクッキングシートの上に乗せ、発酵後にクッキングシートから外してお湯に入れてケトリングします。しかし今回は水分量が多かったせいかべったりくっついていたので剥がさずそのまま入れる方法を取りました。
茹でている間に剥がれるので問題はありませんがクッキングシートを新たに天板にひかないといけないのが面倒です。
焼き時間はいつもと同じで良さそうな感じでした。
業務スーパーの中力粉でベーグルのお味の感想
業務スーパーで売っている中力粉でベーグルを作ってみました。
作ってみた感想は、
ちゃんとベーグルが焼けたぞ!って思いました。
噛みごたえやむっちり感はやはり強力粉で作った方が上です。
中力粉で作ると強力粉で作ったものよりもふわっとした感じといいますか、噛みやすいベーグルになります。
食べてみた感じ、これはこれで美味しいな、ありだな!って思いました。
ベーグルはあまり余計なものが入らないパンなので小麦粉の味が前面に出てくるパンです。
なので、粉によって様々な食感に味になります。自分の好みの味を求めていろいろな小麦粉で作ってみるのが楽しいんですよね。
私は業務スーパーの中力粉で作ったベーグルはなかなか好みだなって思いました。
強力粉のベーグルもいいのですが、中力粉のも美味しくできました。中力粉で満足できるのであればかなりのコスパベーグルが焼けます。良いことです。
ただ、ベーグルだと膨らみがそこまでなくて良いのでいいのですが、普通の食パンを焼くと膨らみが悪そうだなって感じました。
中力粉で食パンを焼くレシピも探せばたくさんあるのですが、私は食パンを焼くならやっぱり強力粉かなって思います。
業務スーパーは本当に粉類が安く売っているので、業務スーパーで買うものに迷ったら粉を買ってみてください。