業務スーパーのプレッツェルは基本的にはおすすめしません。ただ、おつまみとして優秀な面があります。

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こんにちは。今回業務ースーパーで買ってきたのはプレッツェルというお菓子です。

このお菓子、とてもコスパがいいので見かけておっ!?って思った方もいるのではないでしょうか。200g入りでセールだと税抜き77円、税込み83.16円というお安さです。

一見とてもお得に感じます。けれど、このプレッツェルっていうお菓子がどんなものなのかご存知ない人には、私はおすすめしません。

美味しいか?って問われると、ちょっと返す言葉に困るお菓子だからです。

誤解しないでいただきたいのはまずいわけではないです。小麦粉を練って特殊な薬品につけて焼いてあるので独特の香ばしい?風味がします。そして塩味です。とても塩味です。

安く炭水化物とカロリーを取りたいっていう人にはおすすめです。

そして、食べていて発見したのですが、おつまみとしては優秀なのです。

けれど、名前から連想するプリッツめいた美味しいお菓子を期待される方にはおすすめできません。

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業務スーパーで売っているプレッツェルについて

業務スーパーで売っているブレッツェルはどうも二種類あるようです。

私がよく見るのはこの青いパッケージのやつなのですが、なんだかパンダの柄の袋もあるようですね。

あと、プレッツェルに似た系統のお菓子としてミニスティックという棒状になったやつがあります。

私はまだミニスティックを食べたことがないのですが、多分このプレッツェルを伸ばしただけだと思います。

内容量200gで常時税抜き100円を切るお値段で売られています。産地はブルガリアですね。私のブルガリアのイメージは明治ブルガリアヨーグルトくらいなんですが、どんな国なんでしょうか。

プレッツェルというと二種類あります。

プレッツェルと言われた場合、思い浮かべるのは二種類あります。

パンのブレッツェルとお菓子のプレッツェルです。

パンのはこんな感じのやつですね。

お菓子は今回買ったやつです。どちらも独特の形をしています。

プレッツェルというものの語源がラテン語で「腕」を表す言葉みたいなので、腕組みをしているようなこの独特の形をしているものをプレッツェルと総称しているのでしょう。

水酸化ナトリウムを食べ物に使うなんて!!

どちらも焼き上げる前に、水酸化ナトリウム溶液につけるという工程があります。

水酸化ナトリウムってご存知ですか?苛性ソーダとも呼ばれるやつなんですが、劇薬指定されています。

強アルカリなのでたんぱく質を溶かします。手に付くと皮膚が溶けてぬるぬるっとしますし、目に入ると失明の危険があります。

ん?水酸化ナトリウムとか苛性ソーダって聞いたことあるぞ?って思った人もいるかもしれません。

これ、手作り石鹸に使ったりもするやつなんですよね。

ちょっと前は薬局で身分証明書と印鑑があれば買えたはずなんですが、近年テロで使われた爆薬の原料になっちゃったりもしたので取り扱いについて厳しくなっているようです。

そんな劇薬をどうしてドイツ人が食べ物に塗って焼こうとしたのかはちょっと謎なんですが、水酸化ナトリウムは熱で二酸化炭素と反応して炭酸ナトリウムと水に分解されるので、食べる時には害はありません

その反応でとても特徴的な茶色に色づくし、味がちょっと苦くなるわけです。

原材料は基本炭水化物です。

プレッツェルの原材料は、

小麦粉、コーンスターチ、植物油脂、食塩、麦芽エキス、果糖ぶとう糖液糖、酵母、乳化剤、膨張剤です。

かなりな炭水化物です。糖質制限をしている人には向いていないお菓子ですね。

業務スーパーのプレッツェルを食べてみた感想。

この業務スーパーのプレッツェルを初めて食べた時の感想を素直に言うと、

失敗したな……って思いました。

かなり、なんていうか想像していたお味と違っていました。名前がねプリッツと似ているものですから、プリッツめいたお菓子なんじゃないかなって思っていたのです。

でも、甘みとか油脂成分はあまり感じられなくて、

俺は小麦粉です!!って味がします。小麦と塩だぜ!っていう主張です。そしてプレッツェル特有のこの表面の焦げた感じのところ、

この茶色いところが、本当に独特の風味なんですよね。こうばしいというのとはまたちょっと違った感じで、独特に苦いです。

この風味が多分苦手な人は本当に駄目だろうなと思います。

私も最初はあまりこう得意な味ではありませんでした。

カリカリとした歯ざわりはとても楽しいです。このカリカリ感は最初から好きでした。

そして、

適当にまぶされたこの岩塩が、しょっぱいのです。

適当にかけられているので、ものによって濃度が全然違います。まったくかかっていないプレッツェルもあるのですが、もう満遍なくまぶされているプレッツェルもあります。差が激しすぎます。

塩っ辛いのに当たると、本当に塩の味しかしないくらいしょっぱいです。

書かれていないのですが、これの栄養表示ってどうなっているのでしょうか?

多分炭水化物と塩分が突出しているのではないかと思います。あまり健康によいとはいえないお菓子だと思われます。

パッケージで「ほどよい塩味」とか言ってますけど、どう考えてもこれほどよくないと思います。ところにより激塩です。

積極的におすすめはしないのですが、なんていうか癖になる不思議な食べ物です。

最初は失敗したと思っていたこのプレッツェルなのですが、なのでおすすめはしないお菓子なのですが、食べているとこうなんていうか不思議に癖になってくるのです。

けっして美味しい!食べてみて!!っていうお菓子じゃないですよね。

けど、このぽりぽり感、好きです。

かみ締めていると小麦のうま味っていうのがあるような気がしてきます。

最初気になっていた独特の風味も慣れてしまうとちょっと癖になるといいますか、本当になんだか不思議なんですが、私はリピートしてしまいました。

ちょこっとだけつまむのにいいのです。食べ過ぎずに本当にちょっと口寂しい時に少しだけつまんで終わりにできるお菓子です。

おつまみとしてのポテンシャルが高いです。

そして、表示に書いてあるように「おつまみに!」これ向いているのです。

独特の風味がいいのでしょうか?

飲む酒のジャンルを問わず、どれにでも合う不思議なおつまみです。

スナック菓子なので賞味期限が長くて手軽です。缶詰なども手軽なのですが、食べた後に洗うのが面倒だったり缶を捨てるのが面倒だったりしますよね。

宅飲みの時のおつまみとして嬉しい条件として、

  1. 安くて
  2. 簡単に食べれて
  3. 後始末が簡単で
  4. 賞味期限が長く保存性が高くて
  5. お酒に合う

っていうのが求められると思うのですが、このプレッツェルは完璧にこの条件を満たしています。

また、美味しすぎないのがいいんですよね。おつまみが美味しすぎるとそっちがメインになってしまうじゃないですか。

プレッツェルは正直あまり美味しくないところが魅力だと思います。飲むこと自体を楽しみたいけれどちょっとだけつまむものが欲しいって時に最適です。

 

かなり好みがわかれるお菓子だと思うので、買おうかどうか迷っている人がいたら「それあんまり美味しくないよ」って忠告すると思います。

ただ、お酒をたしなむ人だったら、おつまみにはいいんだよねーって言葉を添えます。

あんまり美味しくないけど、私は好きなんですよ。

食べなれてくると、美味しいかも!?って思う日がやってきます。最初の印象だけで捨てたりしないで欲しいお菓子です。

ネットで買ってまで!ってお菓子ではないのですが、見かけて安かったらちょっと試してみてもよいのではないでしょうか?

残念ながら業務スーパーでは取り扱いが終了したっぽく、最近みかけなくて悲しく思っています。