こんにちは。ジャンクな食べ物が好きですか?
炭水化物と脂質を愛していてジャンクな食べ物が好きな人にぜひとも試してもらいたいものがあります。
業務スーパーで売っている葱抓餅という冷凍食品です。
油っぽいんですけど、美味しいのです。
業務スーパーで買える台湾夜市の味
業務スーパーで買える、葱抓餅なるものが、わけわからないくらい台湾の屋台の味を再現している!という呟きを見てから、とても食べたくなった葱抓餅。
何回か行っても発見できず、うちの地方では扱っていないのかもしれないと思っていたのですが、突然取り扱いが始まったようで見かけるようになりました。

一度は食べておかねばなるまい。
そんな使命感にも似た思いを抱きつつ買ってきて食べました。
葱抓餅ってなんて読むのかすらわからない
そう、まずこの商品、読み方すらわかりません。

「ねぎつねりもち」って一応読んでいますがこれでいいの?
それともやっぱり現地的な発音で呼ばないといけないものなのでしょうか。調べていると、葱抓餅とか葱油餅とか出てくるのですが、この両者は一緒のものなんでしょうか。それすらよくわかりません。
葱油餅は「ねぎあぶらもち」でいいのかしら。
よくわからないので、業務スーパーで探すときも「なんか葱な餅なやつ!!」とあいまいな記憶で探していました。よく見つかったものです。
5枚入りでお値段は税抜き360円、税込み388.8円
業務スーパーで売ってる葱抓餅は、5枚入りです。税込み388.8円で私は購入しましたので、1枚あたり77.76円ということになります。
たまに6枚入っているやつもあるらしいです。枚数数えるのをしくじったんでしょうか。残念ながら私のは当たり入りではありませんでした。
388.8円というお値段は、私的には業務スーパーで購入するのにはちょっと高いかなと思う値段です。評判がよくなければ手を出すことはなかったと思います。
この葱抓餅、二種類あります。プレーンなやつと、ほうれん草が練りこんであるやつです。
どちらもあったのでどちらを買うかはすごく悩んだのですが、一番最初に食べるならやはり基本的な方だろうと思って、プレーンな方を買いました。値段はどちらも一緒だったと思います。
栄養価を考えると同じ値段ならほうれん草を練りこんである方を選ぶべきかもしれません。口コミを見る限り、色が緑色なだけで特にほうれん草の味がするということはないようです。
ただ、ほうれん草の方が油っぽい気がするという人もいました。なので選べる場合はやはりプレーンなものがいい気がします。
価格調査
葱抓餅のお値段をちょっと調べてみました。葱抓餅をとりあげているブログなどからの価格の抜き出しです。
2017年 税抜き360円、税込み388.8円
2020年7月 360円税別
2020年10月 388円 税表記なし
2022年4月 375円税別
2022年9月 税込429円
セール時などでもかなり価格が変動する商品ですが、少しずつ値上がりしているようですね。
作り方は簡単です。そのままフライパンで焼くだけ
葱油餅は冷凍食品で、焼く前の生地がシートに挟まっている状態です。つまり調理が必要です。けれど調理はけして難しいものではありません。
基本、焼くだけです。油をひく必要も、解凍する必要もありません。
むしろ、油はひいては駄目です。生地の中に油が練りこんであって、その油でパリパリに焼けるので、余計な油をひくと油でギットギトになると思われます。これ以上の油は必要ありません。
解凍も同じくむしろしてはだめです。解凍したら生地がぐにゃっとべちょっとなってシートからはがれにくくなることが予想されます。凍ったままフライパンに入れてください。
火力は中火くらいで最初から最後までつっぱしって大丈夫です。適当に焦げ目がつくまで焼きます。両面いい焼き色をつけてください。
個人的にはちょっと焦げるくらいまで焼いてしまった方が美味しく感じます。
トースターでも調理できるようなのですが、やったことがないのでよくわかりません。きっと焼き色がつくまで焼けばいいのでしょう。でも、次に述べる方法で空気を含ませたほうが美味しく焼けるのでフライパンを推奨します。
一つだけ注意点、抓(つね)るという文字の通り仕上げましょう
この葱抓餅を焼く際に、一つだけ注意をする点は、仕上げに抓れ!ということです。
最初よくわからなくて、叩けばいんだと思って上からフライ返しでぺちぺち叩いて焼いたのですが、それは間違った調理法でした。
この葱抓餅を上手に焼き上げるには字のごとく抓るというかこの生地をぐしゃぐしゃにする必要があるのです。
「えっ、そんなことしたら生地が無茶苦茶になってしまう!?」と思うくらい思い切りよく、ぐしゃぐしゃにするのがコツです。
両面が良い焼き色になって、もうそろそろ食べごろだなと思ったら最後の仕上げをするのです。
お箸を両手に持って左右から箸を端っこから中心に向かってぎゅっぎゅっと寄せてください。
餅の外周を一周すべてぎゅっぎゅと中心に向かって寄せていく感じです。
そうすることで生地に空気を含ませて、というか生地の層を剥がしていく感じです。
うまく伝わらない気がしますが、両手で作業をしてるとカメラで撮れないんですよね。
こう四方八方からとにかく端っこから中心に生地をめちゃめちゃにいじめてあげてください。
ぐしゃぐしゃにするのです。それが正しい焼き方です。そうすることによって薄く層がはがれてパリパリに焼きあがります。
業務スーパーの葱油餅のお味
葱抓餅のお味について述べていきます。個人的な感想です。
パリパリもちもちでうまうま
うまく焼きあがれば、外はパリパリで中はもっちりとなります。このパリパリになったところが美味しいですし、中のもっちり感がまたうまうまです。
うまく焼きあがった時はとても幸せに感じます。小麦粉うめえ!!ってなりますね。
とてもジャンクな味です。ええ、葱は一応入っているのですが、あまり量はなくてちらほら存在をたまに感じる程度です。基本は小麦粉と油の味なんですよね。つまり、
とても油っぽい
油っぽいです。最初はいいのですが途中で油が胃にくる感じが私にはします。手も油でべとべとになります。
あ、この葱油餅、箸で食べるというよりは手づかみで食べた方が美味しいように感じます。パリパリのところをちぎって口に運び、もちもちのところを掴んでほうばる。いいですね。美味しいです。
美味しいのですが、油っぽいです。油を強く感じます。この油がまた、あまりいい油じゃないんだろうなって感じる油です。ジャンクな食べ物です。でもそういうものってうまいですよね。
一枚がけっこう量があるので途中で飽きる
これは人によって感じ方が違うと思いますが、最初焼く前は「こんなうすいのが一枚でお腹いっぱいになるのかな?」という疑問があったのですが、焼いて食べてみるとそれは杞憂でした。
めっちゃお腹にたまります。炭水化物と脂質がタッグを組んで襲い掛かってきます。
正直に言えば途中で飽きてくるくらいの量です。
なので、最初はそのまま食べて、途中からソースをかけたりすると良いと思います。うちにあるソースで一番合うなと思ったのはお好み焼き用のソースです。
ちょっと甘めなソースが合うような気がします。
ネットではヨシダソースが一番合うと言っている人もいます。
こういうやつですよね。私は噂を聞いたことはあるのですが、まだ実際に食べたことがありません。
コストコだと大容量でお安く買えるようです。興味はあるので、見かけたら試してみたいものです。
個人的には多分半分くらいが適量
一枚全部食べると、ちょっと胸焼けがするんです。多分私には半分くらいでいいような気がします。
一枚はちょっと多いです。油がきついのです。半分だとでもちょっと物足りない可能性もありますが、栄養的にこれだけでなく何か足して食べるべきでしょう。
でも面倒なのでこれだけでお昼をすませてしまいたい気持ちがあって無理やり詰め込んでしまって、後で胸焼けしたりしています。学習したい。
アレンジ次第で化けそうな予感
本場でやっているように、卵を落として一緒に焼くとかハムとかもはさむとかすると、また違った味わいになってこの油っぽさも緩和されていい感じなりそうな予感はします。
面倒なのでやったことがないのですけれど、卵くらいなら簡単なので今度やってみたいと思ってはいます。
身体に悪そうだけれど、そこが魅力なジャンキーな味
これ、本当に炭水化物と脂質の塊で、味も美味しいのですが、ほんと身体に悪そうな気がする食べ物なのです。
でもこのジャンキーさが多分この葱抓餅の魅力です。身体に悪そうなものって美味しいですよね。
油っぽいので、一回食べるとまあいっかと思うのですが、あのジャンキーな味をなんだか思い出してしまうのです。あまり食べすぎると中毒症が出そうなそんな味ですね。
リピートするかどうか
正直にいえば微妙です。お値段が一枚77.76円というのはちょっとお高く感じてしまうからです。
でもこの満腹感からすると相応なお値段な気もします。
油っぽいのがネックなんですよね。この油がちょっと食べた後にきつい。食べている間は幸せなんですけど、後半からちょっとつらくなってきて、食べ終わった二時間後くらいにちょっと後悔する胸焼け感が襲ってきます。
でも、美味しいんですよねえ。このジャンキーな味がくせになるので、また買ってしまう可能性は否定できません。
でも、これ自作できないかな、という思いもあるんです。
だって材料多分小麦粉と油と葱ですよ。小麦粉こねるのは苦にならないので、あとは葱いれて伸ばして油ぬって巻いてまた伸ばしたらできそうな気がするんですよね。
今冷凍庫にあるのを食べ終わって、また食べたくなったら作ってみるのも一興かなと思います。
粉類は業務スーパーでお安く売ってます。

自作できたらかなり安く食べれます。でもこの薄い層がうまく作れるかどうか、ですね。
同じ系統の食べ物で、

パラタっていうのも業務スーパーで売っています。こっちは食事というよりおやつ寄りです。