こんにちは。
私は時々防災意識が芽生えることがあります。何年かに1回の周期でなんか準備しないとなーってなります。
今回は災害時のトイレの問題について考えてみました。
食料や水も大切ですが、トイレの問題って深刻だと思いませんか?
食べるのはしばらく我慢できても出すのを我慢するのって不可能です。
っていうことで考えてみて、最初は素人考えで猫砂とかがいいんじゃないか! って思って買いに行こうと思っていました。
でもよくよく考えたら介護用パンツっていいんじゃないかなって思い始めました。
だって大人用のそれ用のパンツです。
着たままできます。そして調べていくとその吸水能力は脅威です。
尿とりパットだと12回吸収なんてのもあって、もうどうなっているのかよくわかりません!
吸水力が凄すぎです。
災害時のトイレをどうするのか?
災害時のために何を準備するべきかって考えた時に一番先に思い浮かぶのは食事だと思います。
食料と水、大切ですよね。
でも私、トイレ問題が気になってしまうのです。
食べるのは多少我慢できるし、交通が復活すれば一番先に供給されるものです。
でもトイレってかなり困りませんか?
田舎なんで穴を掘ればいいのかなって思ったりしますが、うーんって感じです。
生理的な問題なので我慢するとかできません。
トイレ、どうしよう?って思った時に思い浮かぶのは、
災害用トイレ
まず、売っている災害用トイレを買うっていうのがシンプルで多分一番正解ですよね。
こういうのを買っておくべき? ってなります。
それ用に作られているので多分これは正解です。
猫砂ってどうなの?
でも、もうちょっとこうお手軽なものってないのかなーって思います。
近所で入手できるようなお手軽でお財布にも優しそうなものって何かないかな?って。
そうやって見ていくと、ペット用品に目が行きます。
猫のおしっこって臭いじゃないですか。それを処理できる用品って頼りになりそうな気がします。
猫砂なら近所のドラッグストアで買えるし、なんなら100均でも売っている気がします。
でも調べていくと、
- あくまで猫用なので人間の尿量には対応していない
- 固まると大きくなる、重くなる
という面が出てきます。
普段から犬猫を買っていて備蓄している人が本当に非常時に数回使うならまあいいんじゃない? って感じです。
猫を飼っていないのに非常用トイレとしての用途で買うのはちょっと違うのかなって思い始めました。
介護用パンツってどうなんだろう?
ってことで、思い至ったのが介護用パンツです。
大人用のオムツであれば、大人の尿量に対応しています。
高齢化社会ということで需要が高まれば高まるほどその機能性については発展していくものと思われます。
これ、いいんじゃないかな? っていうのが今回の思いつきです。
介護用オムツを災害時の備蓄品として買っておく利点
もちろん、災害時の非常用トイレとして買っておくべきものとして一番適しているのはそれ用に開発された非常用トイレのセットだと思っています。
しかし、介護用オムツを備蓄しておくってそれとは違う利点があるよなっと思うのです。
パンツの代わりになる
介護用オムツにもいろいろ種類があります。
パンツ型とかテープ型とかそれらと合わせて使う尿とりパッドとかです。
これ、使ったことがないとよくわからないですよね。
オムツと言われて一番ストレートに思い浮かぶのはパンツタイプです。
これ、パンツタイプなのでパンツの代わりになります。
といいますかこれを履いていたらパンツは履けません、いりません。
災害時の下着って気になりませんか?取り替えたいけれど水が不足することを考えると洗濯も頻繁にできないだろうし、かといって替えないのも、ですよね。
パンツタイプであれば使い捨てパンツとして利用できます。
トイレに行かずにそのままできる
災害時のトイレ事情がどうなるか。
考えてみると、使えるトイレが限られてトイレが混雑することが想定されます。
でも出るものは出ます。
そんな時にそのままその場で出してしまえばいいっていう介護用パンツは頼りになる気がします。
簡易トイレを設置するより手軽で簡単で、復旧作業の手を止めることもありません。
簡易トイレの吸水帯として使える
簡易トイレキットを買っていた場合でも、使える回数はセットによって違います。
この回数は簡単に言えば凝固剤の個数です。
凝固剤がなくなれば他のもので代用することになります。
新聞紙をちぎって使ったり、いろいろ方法はあるようですが、介護用オムツがあれば簡易トイレにセットして使うってことが可能です。
簡易トイレはパンツの代わりにはならないけれど、介護用パンツなら簡易トイレの代わりになるかも!ってことです。
吸水量が多いものがある
介護用オムツを見ていてすごいなーと思うのがその吸水量です。
一番一般的?普及タイプのものでおしっこ2回から3回分っていうのが多いですね。
尿とりパッドを併用すると給水量を増やすことが可能です。
一番多いものだと12回ってなっていて1800mlまで吸水可能ってすごくないですか?
一日分いけちゃう気がします。
そこまで行かなくても5回分750mlくらい大丈夫なものが普通に売っています。
すごいぞ!
そして一度吸水すれば表面はサラサラになります。今のオムツはすごいです。
オムツ1枚で3回のトイレがなんとかなるって考えるとかなりコスパがいいのかなって思うわけです。
一回一回トイレにセットして袋を回収して縛ってっていう手間も軽減されます。
分けれる
非常用トイレのキットも凝固剤や黒い袋を分けてあげることは可能なのでこれは利点として上げるのは微妙かなと思うのですが一応。
介護用オムツは分けやすいですよね。
それこそご老人がいて必要な人が居た場合に分けてあげやすい形状です。
介護用オムツを災害時の備品とする欠点
介護用オムツを非常用のトイレ代わりにする場合、欠点ももちろんあります。
かさばる
オムツの問題点はこれですね。かさばるのです。
ドラッグストアに行ってオムツ売り場を見ればわかります。
でかいです。そのために配達しますよーってPOPが出ている場合もよくあります。
必要な量を備蓄しようと思ったからかなりかさばります。
うちでは天袋に入れておこうか? って相談しているのですが、オムツってほんと大きいですね。
買う時もですが、処分する時も吸水量が多いものほどゴミが大きくなるという問題があります。
吸水量が多いものはコストが高い
一番売れ筋の2回吸収くらいの介護用オムツならかなりお値段は安いなと思います。
ライフリー パンツタイプ うす型軽快パンツ Mサイズ 22枚 2回吸収 【一人で歩ける方】
しかし、1日1枚ですまそう!って思って吸水量が多いものを買おうとすると1枚あたりの単価が上がります。
ライフリー パンツタイプ 尿とりパッドなしでも長時間安心パンツ Mサイズ 14枚 7回吸収
これに対する対策としては尿とりパッドを併用するってことになります。
尿とりパッドとはオムツの中につけてそれだけ交換すればいいようになっている、生理用ナプキンの親分みたいなやつです。
この尿とりパットって基本的にテープタイプのおむつ用のが圧倒的に多いんですよね。
で、できればオムツとは同じ会社の方がフィットします。
ということで選んでいたのですがよくわからなくなってきました。どの組み合わせが一番お得で使い勝手がいいんでしょうね?
よく考えてみると、非常用トイレのキットって1回分が100円くらいするんですよね。
オムツだと1枚で2回はできると考えるとコスト的にはオムツのほうが安いのではないでしょうか?
ニオイ対策が必要
これは非常用トイレ使った時にも出て来る問題なのですが、使った後のものをすぐに捨てれる状態じゃないわけです。
しばらく保存する必要があります。
ということで、保存している間のニオイ対策が必要です。
ビニール袋に入れただけでは匂いってけっこうすりぬけてきますよね。
しかも長時間保存となるとかなり苦しい問題です。
こういう匂いがもれない袋を準備しておくことがとてもとても大切だと考えます。
匂いはね、人間どうしても気になってしまうのです。
非常用トイレと介護用おむつと両方欲しい
いろいろ考えた結果、非常用トイレのセットと介護用おむつは両方用意しておきたいなと思っています。
非常用トイレのセットはそれ用のものなので安心で信頼できます。コンパクトさも嬉しい点です。
そして、介護用おむつはトイレに行けない場合を想定するとこれもあっていいよなぁと思います。
非常用のさらに非常用として介護用おむつは備蓄しておいても良いのではないでしょうか?
いろいろ考えたのですが、うちでは、
ライフリー パンツタイプ 尿とりパッドなしでも長時間安心パンツ Mサイズ 14枚 7回吸収
長時間用を1パックくらい天袋に入れておこうかなって思っています。
非常時に備えておくことは大切です。
とりあえず100均で揃うものからでも準備しておきたいと思っています。