こんにちは。ガラス飛散防止フィルムを貼るのがめっちゃ大変だった話をさせてください。
今後張替えが10年後くらいに訪れると思いますのでその時のためにコツも覚書しておきます。
本当にとても大変だったので、今から貼るって人は準備をしてから貼りましょう。
二人いないとフィルムを剥がす時にとても大変だと思われます。これ一人だったらどうしたらいいのか。小さい窓ならいけるだろうけど大きめの窓は一人はつらいです。
ポイントとしては
- サイズ重要 切るの面倒 素人は小さめに切れ
- 切る時は油性マジックでラインを書いて切るのはハサミの方がやりやすい
- ガラスの掃除とても大変、養生テープは貼ったままにしておくな
- ガラスもフィルムもびしょびしょに濡らせ!
- 位置合わせはほぼ一発勝負、びしょびしょなら微調整はきく
- 水抜きちゃんとしてないと後からあららーってなる
といったところでしょう。
私が買ってみたガラス飛散防止フィルムはアイリスオーヤマさんのやつなのですが、買う時には窓のサイズを確認して縦か横の幅があったものを買うと切る作業が楽になると思われます。
なんでうちの窓80センチとかいう中途半端な幅だったのかしら……
台風が来ると窓が割れるの怖い
毎年台風の季節になると、窓が割れたら怖いなぁと思います。
大抵の窓には雨戸があるのですけれど、裏の窓4面だけは雨戸がないのですよね。
とりあえず、台風が来るってなって怖かった時に窓に養生テープを米の字に貼ったりしていたわけですが、これは忠告なのですが、養生テープを貼ったら、台風が過ぎ去ったらすぐに剥がしましょう。
うち、裏の窓だったので、また貼るの面倒だしって貼ったままにしておいたら粘着面が張り付いてとれなくなって大変な目にあいました。剥がすの大変すぎるので、養生テープを貼るのは一時にすること!
他のテープはもっともっと剥がしづらいと思われるので本当の緊急時にしか使わない方が良いです。
ガラス飛散防止フィルムを貼りたいけれど
養生テープでバッテンにしているけれど、どうせならちゃんとガラス飛散防止フィルムを貼りたいとずっと思っていました。
しかし、全面貼るとなるとけっこう大変そうだし、っていうか貼り方を調べたらとても面倒そうだし、どうせ貼っても割れないわけじゃなくて、割れた時に片付けが簡単になるだけなんですよね。
割れる時は割れます。うん、それは仕方ない。
でも、台風でしっちゃかめっちゃかになっている時にガラスの片付けが簡単になるってとても助かると思われます。ガラスが飛び散っていたら怪我しちゃいますからね。
一回貼れば終わりというわけではないらしい
ガラス飛散防止フィルム、一回貼ればもう安心なのかと思っていたらそうではないのですね。
劣化しちゃうので10年くらいで張替えが必要らしい。しかも内側に貼ったら10年くらいだけど、外側に貼ったらもっと劣化が早いらしい。
うちのガラス、上は内側に張れそうだけど、下のガラスはちょっと模様が入っていて外側はツルツルだけど内側はでこぼこしているんですよね。
外に貼ったら劣化、早いのかぁという気持ち。
また、こんな片側はつるつるでもう片方はでこぼこってガラスの場合、貼っちゃいけない場合もあるらしい。よくわからないけれど!
とりあえず1枚貼ってみてやれるかどうか考えよう
最初から4面分のガラス飛散防止フィルムを買って、作業が大変すぎて挫折するとつらいので、とりあえず1面分だけ購入してやってみて、やれそうだったら残り3面分を貼る計画を立てました。
できたらもうちょっと小さい窓で試し張りしてみたかったのだけど、他の窓には基本雨戸がありますからね。
ということでサイズを測ってみたところ、うちの窓ちょっと一般的じゃないサイズらしくて、
1面の上のガラスが横81センチ×縦81.7センチ、下のガラスが横81センチ×縦72センチ
幅80センチくらいのがあればよかったのですが、ざっと探しても見当たらず、
アイリスオーヤマさんの96センチ×180センチっていう大きめのやつを買って切ることになりました。
サイズ重要 切るの面倒 素人は小さめに切れ
まず、サイズはとても重要です。
測って切るのとてもとても面倒なのです。
窓のサイズを測って、その幅の既製品があればそれを買うべきです。だって切るのとても面倒。
ここで提案なのですが、素人が貼る場合、見た目を少し犠牲にした方が良いと思います。
ガラス飛散防止フィルムの貼り方を調べると、
ちょっと大きめに切っておいて貼った後に余分な部分をカッターで切る
って作業があるのですが、正直そんなことやってられない! ってなります。
実測サイズよりも1センチから1.5センチ小さく切って隙間を開けちゃう割り切りをすると作業がとても楽になります。
貼ってないところがピンポイントで割れたらちょこっと飛び散るかもしれませんが1センチくらいなのでそこは多目に見ましょう。
アイリスオーヤマさんの説明だと2、3ミリくらい小さく切れって書かれていますが、もうちょっと小さめに切ったほうが素人はやりやすいですね。
あ、切る前に部屋の掃除をしておいた方が良いです。フィルム静電気が起きやすくホコリがつきやすいです。できれば切る前の晩に掃除推奨。掃除した直後はホコリが舞い散っているので。
切る時は油性マジックでラインを書いて切るのはハサミの方がやりやすい
私がやった時にやりやすかった方法を書いておきます。
まず窓のサイズを測って、そこから1センチか1.5センチくらい差し引きます。
うちだと幅は80センチでだーっと切って、縦80センチと71センチを切り出すって感じです。
飛散防止フィルムの端っこにテープを貼って、ちょこっとだけ剥がしてみましょう。剥がして捨てる方に油性マジックで線を引いたり、サイズを書いたり、上の方!って書いたり、ここの角を合わすってメモ書きしたりします。
あ、できれば自分で切ったところは真っ直ぐなっていない可能性が高いので合わせるのに使いたくないわけで、
↙この角を使う |
この角を使う↘ |
こんな感じに切って、元からあった角を合わす基準として使います。
油性マジックで線を引く
切る時の目印となる線は油性マジックで黒ぐろとしっかり引いた方がわかりやすいです。
もう思い切り線を入れちゃいましょう。
100均ダイソーのハローベアの油性なまえマーカーはツインタイプで5本入りでお買い得
私は100均で買った名前ペンでしるし付けをしました。
線が太いので多少ブレはありますが、どうせ1センチ短く切っているので多少の誤差は吸収できます。
ハサミの方が切りやすい
最初、カッターでちゃーっと切った方が綺麗に真っ直ぐ切れるだろうと思っていたのですが、それは間違いでした。
飛散防止フィルムって飛散を防止するためにある程度の厚みがあるのです。そうなるとカッターだと刃を折ったピンピンな状態で力をある程度込めないとスーッと切れないのだと思われます。
切ろうとして切れてなかったので二度三度やるとちゅーっていう筋みたいなのが出ちゃうしズレちゃうしやりづらい。
それよりハサミで切ったほうが確実です。多少曲がりますが、どうせ1センチ小さく切っているので多少ずれても大丈夫。
慣れてくるとハサミを開いたままつつーっと切れるようになりますが、この切り方だとけっこう誤差が出ました。
ガラスの掃除とても大変、養生テープは貼ったままにしておくな
ガラス飛散防止フィルムを貼る前には貼るガラス面の掃除が必要です。
ここで、私は泣きました。
米印に貼ったままにしてあった養生テープの粘着面がガラスに張り付いて取れない状態になっていたからです。
この粘着を取るのがとてもすごく大変。一番大変なのはこの作業ではないか?
ってくらい大変です。
コツとしては、
水をかけつつスクレーパー的なものでこそぎ取る
ということになります。
スクレーパーがなかったので、適当にそこらにあった期限が切れたクレジットカードでちょっとずつこそぎ落としました。
この作業とても面倒なのですが、ちょっと斜めにクレジットカードを動かすことで多少楽に削れました。
目立つ窓なら台風が過ぎ去った後には米印を剥がしているので問題ないのですが、裏の窓で見た目などどうでもいいと思っていたので貼ったままにしてあったのです。これが失敗です。台風が過ぎ去ったら養生テープは剥がしてください。
ずっとそのままにしていた養生テープは、仕方がないのでちょっとずつ削ってください。ものすごく根気が必要な作業なので時間がある時にちょっとずつやりましょう。
エタノールは使ってみたのですがあまり効果はなかったように思います。
シールはがし液とか、パーツクリーナーを使えばもっと簡単にはがせるのかもしれませんが試していません。お酢も良いみたいですね。
きれいな状態のガラスならスクイージーで掃除
養生テープを貼ってあったり、シールを貼ってあったりしない通常状態のガラスであれば、掃除は楽です。
できるだけ綺麗にしましょう。その時布を使うと糸ぼこりが残ることがあるのでスクイージーで掃除して水はキッチンペーパーで拭くのが良いようです。
面倒ですけど、汚れが残っているとうまくフィルムが貼れないのでできるだけ綺麗にしましょう。
ガラスもフィルムもびしょびしょに濡らせ!
一番のコツはこれです。
貼るガラス面と、剥がしたフィルムをどちらともびしょびしょになるまで濡らしてください。
液は水500mlに台所用中性洗剤1滴2適くらい入れたやつです。
これを霧吹きでびしょびしょになるまで吹きかけるのです。
この作業、一人だとかなりやりづらいと思うのでここだけは二人いた方が良いです。剥がしつつ霧吹きするの一人だとどうやったらいいのかわからないですから。
この吹付けが足りないと貼りなおしや微調整ができません。びっくりするくらいびしょびしょにすれば成功します。
位置合わせはほぼ一発勝負、びしょびしょなら微調整はきく
ガラスにフィルムを近づけて位置決めをします。
この位置決め、ほぼ一発勝負だと思っていいです。
びしょびしょにしていれば貼りなおしはできるのですが、貼り直すと気泡がとても入りやすくなるんですよね。
なのでできるだけ一発で決めてください。
フィルムを切った時に合わせる角をメモ書きしておいてその角をあわせればなんとかなります。
1センチ小さめに切っているので5ミリくらい隙間が開くイメージです。
びしょびしょにしていれば貼った後でも少し動かせるので微調整はききます。
てか、びしょびしょだと位置が決まった!と思っても自重で下に少しずれてきちゃうので位置決めをしたらとっとと水抜きをして貼り付けちゃってください。
水抜きちゃんとしてないと後からあららーってなる。確認必要
水抜きはちゃんとしたつもりでもできてなかったりします。
特に大きめに切っておいて後からぴったりに切る場合は端までしっかりゴムベラを動かさないと水抜きができません。きっと大変です。
1センチくらい小さく切っておけば左右に5ミリの隙間があるので水抜きをしやすいです。
これだけ隙間があってやりやすくても最初に貼ったやつは下方向の水抜きが甘かったのか数日後に見ると下に水ぶくれっぽいものができていました。
再度水抜きしたらくっつきましたけど。
貼った後、数日後に確認すると良いと思います。
切るのが面倒だからって切っておくと巻グセがつく
1面を貼ってみて、面倒だけどなんとかなりそうと思って残り3面分の飛散防止フィルムを買いました。
作業をやってみて、
- フィルムを窓サイズに切り取る
- 窓の養生テープの跡の掃除
が特に大変なのがわかったので、事前にその作業を少しずつ分けてやろうとしたのです。
しかし、フィルムを窓サイズに切って、丸めて保存しておくと巻グセが強くつきました。
フィルムを貼る作業前に、逆にまき直して少し時間を置いて巻きグセを取るという作業が必要となりました。
あらかじめ切っておくときには、ゆるーく巻いておくとか、最初とは逆に巻いておくとか工夫が必要そうです。
窓の養生テープの跡の掃除は本当に大変なので、跡をつけないってことが大切だなって思いました。
素人が貼るならフィルムは小さめに切れ!
自分でガラスに飛散防止フィルムを貼ってみて思ったことは、
素人がガラスに飛散防止フィルムを貼ろうとするなら小さめに切って貼れ!
ということです。
ちょっと大きめに切っておいて最後に仕上げをした方が隅まで綺麗に貼れるという理屈はわかるのですが、素人には難易度が高すぎます。
小さめに切っておいて端っこは隙間が開くことは妥協すべきです。
小さめに切っておけば、
- 水抜きが楽で、
- 仕上げに切り取るという作業がいらない
のです。その分圧倒的に楽です。下が1センチくらい隙間が開いてても遠目に見れば気になりませんし、もしガラスが割れたとしても1センチくらいの破片が出ちゃうこともまあ許容しましょう。大雑把に大多数がなんとかなればいいのです。
今回貼ってみて、上を合わせるのはけっこう合わせやすいので上下は5ミリから1センチ小さく、左右はけっこうずれる傾向があるので1センチくらい小さく切るのがベストじゃないかと思いました。
飛散防止フィルムはいろいろありますが、
アイリスオーヤマさんのが安くてお手頃じゃないかなと思います。
ただもうちょっと良いもの(厚いもの)の方が多分良いんだろうなとは思ったのですが、そうなるとお値段も上がるし、厚みがある分貼る難易度も上がるように思うのですよね。
値段と貼りやすさと大きさのバリエーションと手に入れやすさという点でアイリスオーヤマさんはけっこう良いと思っています。
あ、ガラス面の掃除とフィルムを貼った後の水抜きには、
100均で買ったはいいもののお風呂掃除には使っていないスクイージーを使ってみたのですが、ちょい水を拭く部分が固かったのでガラスを傷つけた可能性があります。
ゴムベラを買っておくべきだったかなって思いましたので次回があればゴムベラを買ってのぞみたいと思います。