こんにちは。京都には寺院仏閣が本当にたくさんあります。
たくさんありすぎて何処に行ったらいいのか悩むくらいたくさんあります。
そんなたくさんあるお寺の中で、お寺だけじゃなくてお花も見たいという花好きな人におすすめなのが三室戸寺というお寺なのです。
京都の三室戸寺は花のお寺です。
京都の宇治市にある三室戸寺が私は好きです。いつ行っても花が咲いている花のお寺なのです。
好きです。行きたいです。でも宇治方面なので京都市街からはちょっと距離があります。
えいや!と思って行かないと、なかなか行けないお寺なのですが、とても好きなお寺なのです。
5月はツツジが綺麗です。
今年は5月のツツジの季節に訪れることができました。
色とりどりのツツジが咲き乱れる様はとても綺麗でした。
このお寺のツツジが盛りな時に来てみたいとずっと思っていたので、行けて嬉しかったのです。
花って盛りの時に行くのが難しいですよね。品種によって早く咲いたり遅く咲いたりするので、いつが一番いい時期なのかというのは迷うところです。
私が行った時も下の方はもう咲き終わっていて、上の方は満開といった感じでした。
テレビの取材かな?と思われる人たちもいたので、まあまあいい時期には行けたのだと思います。
6月はアジサイが咲きますね。
私が初めて三室戸寺を訪れたのは確か6月だったと思います。
三室戸寺はアジサイの寺でもあります。
たくさんのアジサイが植えてあります。私が行った時はまだちょっと早かったのですが、それでも咲き始めたアジサイがとても綺麗でした。
アジサイにもいろいろ種類があるので見ていて楽しいのです。
この手前の白いのはガクアジサイですね。
レースのような繊細さがたまりません。
ピンクの星がちらばったようなアジサイもあれば、
ブルーの星もあります。
アジサイってこんなにいろいろ種類があるのだなぁと楽しくなります。
カシワバアジサイでしょうか花の房が長いものもありました。
白いのも赤いのも青いのもあって、そういえばアジサイというのは土壌が酸性かアルカリ性かによって色が違ってきたりするものらしいけれどここの土はどうなっているのだろうと思ったりもしました。
写真ではうまく取れませんでしたが本当に真っ赤なアジサイもあって小さな株でしたが人目をひいていました。
6月の三室戸寺はアジサイが咲き誇っています。そしてこれが嬉しい点なのですが、紫陽花という花は雨にしっとりぬれていても美しい花です。
雨なら雨の良さがありますので、お天気が悪くてもそれはそれで楽しめるのです。
6月というと梅雨中で観光となるとお天気がどうしても気になるところですが、雨だからこそ三室戸寺に行こうという選択肢もありかもしれません。
ただ、後から書きますが、三室戸寺までの行き方は三室戸の駅から基本徒歩15分なのと、紫陽花が植えられているのは当然屋外ですので、それなりの雨対策は必要になります。
しとしと雨くらいだと一番いいんですけれど、ザーザー雨はつらいですね。
7月は蓮が咲きます。
紫陽花が終わると次は蓮の季節です。
7月中ごろくらいが多分一番綺麗なのではないでしょうか。
残念ながら私が行った時は8月の初めだったので蓮はかなり終わりを迎えていました。
それでも綺麗な花がいくつも咲いて出迎えてくれたので、行ってよかったと思います。
つぼみもまだありました。
蓮の花って大きくて本当に綺麗なんですね。
ただ、蓮の花が終わりかけということは、蓮の実もたくさん出来てきているということなのです。
この蓮の中心部分が大きくなっています。一昔前に蓮コラというのが流行ったのはご存知でしょうか。
写真のあちこちの端っこに少し写っていますが、わかりますでしょうか。ぶつぶつの小さな穴が開いていて、じっとよく見るととてもグロテスクなものなのです。
苦手な方は多分生理的にどうしようもなく苦手だと思うので注意が必要です。
三室戸寺では7月の半ばくらいに「ハス酒を楽しむ会」というのをやっていて、蓮の葉にお酒を注いで茎から飲むという体験ができます。
一度蓮酒を飲んでみたいと思っているのですが、なかなか予定があいません。
健康長寿に効があると言い伝えられているらしいのです。やってみたいです。
三室戸寺に行く際の注意点
そんな花のお寺、三室戸寺に行く時に気をつけたい点を上げていきます。
まず、花が咲いているかどうかをチェックすること。
お花が綺麗なお寺なので、できればお花が綺麗に咲いている時に行きたいものです。
お寺のHPで庭園の状況を伝えてくれているので、
ここで、開花情報をチェックしましょう。
ここの本日の庭園の写真を見ているだけでもうっとりできます。本当に四季折々に綺麗なお寺です。
階段がめっちゃきついです。
三室戸寺の階段はかなりの強敵です。
遠目に階段が見えた時にちょっと絶望します。
えっ、あんな高いところまで登らないといけないの?と。
私は腰と膝が悪いので正直登りたくありません。つらすぎです。
あまりにつらくて上まで上がれずに帰ったことすらあります。けれど蓮の花を見たい場合はこの上ですし、三室戸寺はお堂も塔も素敵なので出来れば頑張って登ってほしいです。
蓮の鉢がたくさん並べられています。とても素敵なお堂です。
三重の塔もあります。寺院としても見所があるお寺なのです。見るところがたくさんあり、庭園も広いので拝観時間はたっぷり取っておいてください。
駆け足で見てしまうのはもったいないと思います。
三室戸寺への行き方。
三室戸寺への行き方です。
京都市街から行こうと思った場合、使用するのは京阪になります。最寄り駅が京阪の三室戸なのです。
京阪で中書島まで行って、そこで宇治行きに乗り換えて三室戸駅で下車です。
そこから徒歩15分かかります。この徒歩15分がかなりつらいのです。道がなだらかに上り坂になっているのでかなり体力を消耗します。足腰に不安がある場合タクシーを利用することになるのですがタクシーを利用するなら宇治駅まで行った方が捕まえやすいのではないかと思います。
あじさいの季節だと宇治駅から臨時直行バスが出ているようなのでそれを利用するのが賢いでしょう。
私はいつも徒歩で行っているので、まだだったっけ?まだつかないの?と思いながら歩いています。
京都駅から向かう場合は、JR奈良線で黄檗まで行き、黄檗で京阪に乗り換えて三室戸駅まで行きます。
この行き方をすると、黄檗で降りることになるので、その際にはぜひ美味しいパン屋さん、たま木亭に行くことを激しくおすすめします。

十勝コンプレがすごく素敵に美味しいので食べてみてください。でも十勝コンプレはハード系のでかいパンなのですぐにかじりつくわけにはいかないと思うので、サンドイッチとかパンシューもおすすめです。
たまの旅行の時くらい一杯歩いた方が健康にもよさそうですので、徒歩でぼちぼち行くのがおすすめのお寺です。
お花の開花状況を確かめて、いい時期にじっくり時間をかけて散策して下さい。
綺麗な花を見ていると心がほっこりしてきます。
7月の蓮酒を飲もうと思うと午前9時から先着制なので、一泊した次の朝が狙い目です。
私は京都に行くときには楽天トラベルで宿泊予約をすることが多いです。
楽天ポイントもたまりますし、ネットで簡単に予約ができて、前日に確認メールなども届くので便利に使っています。
先日楽天トラベルを利用して泊まってみたのは京都セントラルインというお宿だったのですが、かなり便利な場所でした。

京都は大好きなので、年二回くらいのペースで訪れています。
春も夏の秋も冬もそれぞれ良さがありますね。