確定申告をIDパスワード方式でやる際の罠「入力された利用者識別番号に該当する情報がありませんでした」と言われても突き進んでください。

本ページはプロモーションが含まれています

確定申告のIDパスワード方式の罠

こんにちは。確定申告をIDパスワード方式でやってみた時にひっかかった点をあげていきます。

まず、

マチ
マチ

確定申告のソフトで作ったデータをそのまま送りたい場合はやっぱりマイナンバーカードとカードリーダーが必要

ってのが罠ですね。

IDパスワード形式で送れるのは国税庁の確定申告コーナーでぽちぽち入力して作ったデータなので、他のソフトを使っている場合、そのソフトで作った書類を見ながらぽちぽちデータ入力することになります。

また、IDパスワード方式でログインしようとすると、

「入力された利用者識別番号に該当する情報がありませんでした」って言われますけど無視してください。突き進んでください。

その他、とまどった点等をまとめておきます。来年のために!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

IDパスワード方式は便利だけど問題点が4つある

IDパスワード方式はとても便利なのですが、問題点が4つあります。

  • 一度税務署に行って対面で発行してもらう必要がある
  • 暫定処置なのでいつまで使えるかわからない
  • ログイン時にちょっと怖い表示がでる
  • 他のソフトで作ったデータをそのまま送れない

ちゃんと調べずに「これがあれば確定申告楽勝なんでしょ!」って思っていたら「あれ?思ってたのと違うぞ?」ってなるかもしれません。

以下説明していきます。

一度税務署に行って対面で発行してもらう必要がある

あまりにもマイナンバーカードの普及が遅れているので、とりあえずe-Tax使ってほしいんだよ!っていう税務署が暫定的に打ち出したのがIDパスワード方式です。

このIDパスワード方式ならばマイナンバーカードもカードリーダーもなくてもe-Taxで申告ができる!ってことでとても楽な方式です。

でもこのIDパスワード方式を使うには税務署に本人が本人確認書類を持って行く必要があります。

かかる時間は税務署が混んでいなければ15分くらいなんですが、確定申告時期だとどれくらいかかるのか予想がつきません。

それでもマイナンバーカードを申請してもらえるまでに比べればずっと簡単なんですけど。

厳格な本人確認が必要なので、委任状とか代理人とか不可なんですよね。本人が本人確認書類を握りしめて税務署に行ってください。ちなみに印鑑は必要ありませんでした。

暫定処置なのでいつまで使えるかわからない

とても便利な方式なので今後ずっと続けてほしいのですが、マイナンバーカードが普及するまでの一時的な処置となっています。なので税務署までいってせっかく発行してもらったIDとパスワードなのですが、いつまで使えるかはまだわかっていません。

多分3年くらいは使えると思うんですよね。

そしてなし崩し的にずっと使えるんじゃないかなって思っています。てかそれが希望です。

ログインの時に怖い表示が出る。「入力された利用者識別番号に該当する情報がありませんでした」って言われてもそのまま行け!

確定申告をIDパスワード方式でやろうとした時に一番問題になるのがこれですよ。

なんか知らないんですけど、ログインしようとすると怖い表示が出るんです。

確定申告のIDパスワード方式でログインしようとすると出るエラー

なんかね、

入力された利用者識別番号に該当する情報がありませんでした

とか言われちゃう。

びっくりしますよね。

でも無視してください。

力強く「次へ」を押すと何事もなかったかのように進みます。

ここで戸惑わないように注意してください。

なんかどうもこれ「この人はまだ一回も電子で申告してないよ」って意味らしいです。

国税庁さん、お願いします。もうちょっとメッセージ内容を考えてわかりやすくしてください。

他のソフトで作ったデータをそのまま送れない

これ、ちょっと罠だと思うのですよね。

確定申告をするのに手計算をする人って今少ないと思います。

なんらかの確定申告のソフトを使ってますよね?

freeとかマネーフォワード確定申告とかやよいの確定申告とかいろいろあるじゃないですか。

あれで確定申告のデータを作れますよね。

私の想像してたe-Taxってそうやって作ったデータを税務署に送りつけることだと思っていたのですが、IDパスワード形式はどうやら違います。

他のソフトで作った確定申告データはIDパスワード方式では送れません!

マイナンバーカードとカードリーダーがあれば、ほかのソフトで作ったデータを送信ってのができるようなのですが、IDパスワード形式で送れるのは国税庁の「確定申告書等作成コーナー」で作成したデータだけなんですよね。

なので、IDパスワード形式でe-Taxで電子申告をしようと思ったら、他のソフトで作った確定申告書を見ながらその数字を「確定申告書等作成コーナー」で打ち込みするという作業が必要です。

そんなに難しい作業じゃないんですけど、面倒くさいですね。

IDパスワード方式でのe-Taxでの確定申告でとまどった点

確定申告の書類と電卓

実際にIDパスワード方式でのe-Taxでの確定申告をやってみてとまどった点を書いてきます。

来年の自分のためです。

国税庁のHPにたどりつけ!

まず、確定申告等で検索して出て来る一番上が広告を出しているHPだったりするので注意です。

アドレスが「nta.go.jp」ってなっているところを選びましょう。

ちゃんとした 国税庁 にたどり着くこと、これが大事

国税庁 確定申告書等作成コーナー のリンクを一応はっておきますが、さすがお国なんで平気でアドレス変えてきたりするので注意が必要です。

利用者識別番号とIDはいっしょのもの?

まだIDパスワード方式に関する情報が少なかったので、とまどったのがこの点です。

マイナンバーカードを用いてのe-Taxについての情報ならある程度あるのですが、IDパスワード方式ってまだよくわからない。

そんな中で調べていくと、

 

「電子申告・納税等開始届出書」の提出と、利用者識別番号の取得が必要

ってなことを書いてあるところに行き着いたりします。

でもこれ、必要ありませんでした。

どうもe-Taxで言う利用者識別番号ってのがIDパスワード方式のIDのことみたいなんですよね。

そして、「電子申告・納税等開始届出書」の提出が必要なのはマイナンバーカードでe-Taxをする時みたいです。

なのでIDパスワード方式で電子申告をしたい場合、事前に必要な手続きは税務署に行ってIDパスワードをもらってくる。これだけです。

逆に言うと、今マイナンバーカードでe-Taxしている人は利用者識別番号を持っているので、もしもIDパスワード方式で申告したい場合は、今持っている利用者識別番号にパスワードを紐付けるという作業が必要になるのではないかと思います。そこらへんは税務署で聞いてください。

税務署さんも用語は統一してほしいです。利用者識別番号とIDは一緒なら名前も一緒にしておいて!

参考に国税庁のQ&Aを下に貼っておきます。

ID・パスワード方式のID・パスワードとe-Taxの利用者識別番号・暗証番号(e-Tax用のID・パスワード)は同じものですか。

IDパスワードのログインでエラーがでても泣かない!

これはもう上で説明したのですが、一番つまずくのでもう一回書いておきます。

IDパスワード方式で、ログインしようとすると、

マチ
マチ

検索したけどないよ?

って言われます。でもそのまま「次へ」を押して進めてください。なんか知らないけど進みます。

これでいいの?って思うけどいいんです。だってできるんですもの。

多分これ2回目には出ないんじゃないかと思います。そう思いたい。

※追記 2回目以降は出てません。やっぱりどうも本当に最初だけ出るみたいです。

本当に送信する時はまたパスワードを入力する画面が出る

国税庁の確定申告書等作成コーナーで作業をしていて、不安に思うのは、

マチ
マチ

これどこまで入力して大丈夫なの?いつの間にか勝手に電子申告が送られたりしない?

ってことです。えっ?こんなこと不安に思わないですか?私は不安に思ったんです。

だって電子で申告できるってなんか怖いじゃないですか。

でも大丈夫です。本当に送付する時には、もう一回パスワード入力の画面がでます。

なのでそのパスワード画面が出て、パスワードを入力してぽちってするまではいくらでも訂正ができます。

そこまではガンガン試しに入力してみて大丈夫!怖がらずやってみましょう。

どこで保存とか印刷とかしたらいいの?

何しろ恐る恐る申告作業をしているのでこわがりです。

途中で保存しておいたらまた作業が再開できるのでむやみやたらと保存したくなります。

そしてデータがいっぱいできて、

マチ
マチ

はて? 一番新しいのはどれ?最終的に残しておかないといけないのはどれなの?

ってなります。

帳票も、何回か確認って出てきたりしてPDFがたくさんできるのですが、最終的に印刷して残しておくのはどれ?ってなりますよね。

これも基本的には好きなだけ、好きな時に保存しておけばいいのですが、最終的に必要なのは最後の最後に保存できます。

電子申告を送ったその後に、データ保存も帳票印刷もできます。なのでこれもあまり恐れずに突き進みましょう。

最終的に残しておくデータだけ、フォルダに「これがホントの最終版大切なデータ残しておくやつ」とでも名付けて大事においておきましょう。来年も使えるみたいですし。

IDパスワード方式は思っていたより面倒だけど簡単でした。

確定申告書と電卓とボールペン

私は確定申告をe-Taxでやってみよう!って思って10月くらいにIDとパスワードは税務署で取得済でした。

でも、なんだかややこしそうだし、来年からでもいいかなぁと思っていたのです。2021年くらいからe-Taxにしないと控除が減る?みたいなのありましたよね?

でもまあこれも経験かなって思ってIDパスワード方式にチャレンジしてみました。

そしたら、IDパスワード方式はちょっと面倒で、でも簡単だなって思ったのです。

面倒だなって思ったのは、他のソフトで作ったデータをそのまま使えないこと。

私はマネーフォワード クラウド確定申告を使っているのですが、マネーフォワード クラウド確定申告で作った確定申告書のデータをそのままe-Taxで送ることはできません。

印刷したマネーフォワード クラウド確定申告で作った申告書を見ながら、国税庁の確定申告書作成コーナーでぽちぽちデータを入力するという作業が必要でした。

でもそれさえやれば、税務署に行くことも郵送することもなく家からぴゅーっと申告書がネットで送れます。

そこは簡単便利です。

マイナンバーカードを申請して取得して、カードリーダーも買ってパソコンにつないで、なんだかよくわからないけど電子申請の開始届なるものを出して、電子署名?を取得して、みたいな作業は必要ありません。

圧倒的にマイナンバーカードを使ったe-Taxより楽です。もうずっとこの方式を続けてほしい。

マイナンバーカードとカードリーダーを使った方式だと、使っている確定申告ソフトから出力したデータをそのまま送れるってのがちょっとうらやましいのですが、IDパスワード方式もそのうち対応してくれませんかね。一時的な措置なので望み薄でしょうか?

 

私が確定申告のデータを作るのに使っているのは、マネーフォワード クラウド確定申告なんですが、とても使いやすくて便利です。なんといっても月額課金ができるところが気に入っています。

どうせ毎月コツコツ入力するってできないので確定申告時期だけ課金して使っています。

いろいろ考えたのですが、この方法が一番お得なのではないかと思っています。

MFクラウド確定申告を利用するのにお得なのは年額プランなのか?月額プランの方がお得なのでは?
こんにちは。 ちょっと今悩んでいることがあります。2月に入っちゃったのでやらないといけないことがあるわけです。 確定申告の準備です。めんどくさいーってなっています。 でもなんだか今は確定申告ソフトってのも色々ありますよね。ってことでマネーフォワード クラウド確定申告 ってのを使ってみようと思っていろいろ触ってみています。 このマネーフォワード クラウド確定申告なのですが、よいところは月15件までの仕訳なら無料で使えるという点です。 ちょっとなと思う点は、15件を一月でも越えてしまうとそれ以降有料プランにしないと新規入力ができないことです。 注 年間で50件まで無料に改変されました。無料で使うのはほぼ無理ですね。 まあ、無料で使えるのに制限があるのは当然なのですが、この月15件の仕訳を越えてしまったときにどうしようって思います。 有料プランに切り替えるわけですが、有料プランには月額プランと年額プランがあります。 年額プランにすると、月額で一年使うよりも安くなるのです。 なので一見年額プランに申し込むのがお得に見えるのですが、私はここでちょっと立ち止まってしまいました。 本当に、年額プラン...

多分あまり良いお客ではないですね。毎月コツコツ入力できる人は年で契約したほうがお得で楽だと思います。

8月くらいに一度入力してあったのですが、それでも結局一年分見直して入力したので面倒だったしいろいろ忘れていて大変でした……