こんにちは。トイレに入ったらドアが壊れました。
正確にはドアレバーが壊れました。レバーを下に押してもドアが開かないんですよ。めっちゃ焦りました。落ち着いて上に押してみたら開いたので問題なく出られたのでよかったです。
しかし、下には何度押しても開きません。困ったなぁ。上に押せば開くとはいえ、そのうちこっちも調子が悪くなったら閉じ込められてしまう!ってことで修理しました。
結論から言えば、ラッチという部品を交換したら直りました。このラッチはラッチボルトというのが正式名称のようです。ドアのところにピョコンって出ている三角になってるあの部分のことです。ドアノブを押したりひねったりした時にひっこむアレです。
ラッチは消耗品なのでドアが壊れたと思ったらまずここを疑って下さい。そしてここっぽいなと思ったら交換です。
交換は素人で初めての私でも簡単にできるくらいの難易度です。
ただ、このラッチという部品の型番、大きさをきっちり合わさないといけないので、そこだけ注意してください。
ドアが壊れた!閉じ込められた!
まず、トイレや洗面所のドアが壊れて閉じ込められた時の対処法から行きます。
ドアが壊れるのは突然です。私の場合トイレに入る時はいつものようにドアを開けました。閉めました。そして用を足しておもむろに出ようとしたら壊れていたのです。びっくりです。
いつもとは逆に押してみる、ひねってみる。
ドアというのは大抵同じ方法に開けているものです。
くせというか右利きと左利きで違うというか、まあ自分ルールがあります。
そのいつも開けている方向と逆にしてやってみてください。
レバータイプなら大抵上から下に押していると思うので、下から上にやってみます。
握り玉と呼ばれる丸いタイプなら大抵時計回りに右方向にひねっていると思うので逆の左方向にひねってみます。
そうすると、完全に壊れる前であれば開く可能性があります。
開いたら、もう閉じないように何か挟んでおきましょう。いつ完全に壊れるか、わからないからです。
隙間にカード状のものを差し込んで三角の部分(ラッチ)を押して開ける
ドアとの隙間に物が差し込める状態で、今いるのがドアが閉まる側であれば、隙間からカード状の物を差し込んで、三角の部分を押し込むことでドアを開けることができます。
これ、けっこう条件が厳しいんですよね。外開きのドアの内側にいないと駄目ってことです。
さらに隙間にまっすぐカードが差し込めるかどうかです。ドアのところにドア止めみたいなドアが逆方向にいかないようにレールみたいなのをしてある場合が多いんです。
それがあると邪魔でカードが差し込めないです。このドア止め、ある場合がほとんどなのでこのカード技が使えるのはかなり条件が厳しいです。
また、都合よくそこにカード状のものがあるかって問題もありますね。財布を持ち込んでいればワンちゃんありかな。
針金を曲げてラッチを押して開ける
カードよりもトイレに持って入るかと言われると微妙なんですが、針金を使って開ける方法もあります。
家にある針金っていうと針金ハンガーが手っ取り早いですね。
隙間に突っ込んで三角の部分を押して開けるわけです。
針金だと曲げることができるのでってか、ハンガーだと物干しに引っ掛ける部分を利用してちょいと形を整えてひっかけるようにすることで、扉が開く方からでもラッチを押すことができます。
ドア止めに邪魔されることなく作業ができるのでこの方法は覚えておくと良さげです。
ただ、外開きのトイレで自分が閉じ込められている時には基本的に使えない技です。
だってトイレにハンガー持って入らないですし、ドア止めがあって隙間にさしこめないですし。
ワンチャン、トイレのタオルを針金ハンガーを使って掛けてある可能性。ドア止めはプラスチックのなら壊せばいけるかも。
ドアノブ修理、疑うべきはラッチです。
まあ、とりあえずなんとかして閉じ込めからは脱出したものとして話をすすめます。
脱出したらとにかくドアに何かを噛ませてください。また閉まってしまうと面倒です。また一から開けなおしです。スリッパでもタオルでもなんでもいいのでドアにはさみましょう。
そして、ドアノブの故障原因を探りましょう。
多分ラッチ、きっとラッチ
ドアノブの故障原因第一位はラッチという部分らしいです。
まあ他の場所の場合もあるみたいですけど、多分きっとここだろうって最初に疑うくらい多いのです。
あれですよ、なにか事件が起こったらまず疑うべきは身内です。身近にいる人です。そういうことです。
ラッチが不調の時の症状
ラッチが不調になると、ドアノブをひねっても開かなくなります。開きにくくなります。戻りにくくなります。
そんな感じです。
とりあえず、掃除したら直るかも。
ラッチが不調な時はネジが緩んでいたり、ホコリが溜まって動きを邪魔していたりする場合があります。
なのでガタついているならネジを締めてみたり、ホコリが溜まっているならお掃除してみたり、ついでに潤滑油をちょい吹き掛けてみると直るかもしれません。
うちのラッチはKURE5-56を吹いても直りませんでした。
まあ、多分ラッチなんだろうなって思ったので交換です。
ラッチ交換は素人でもできるのか?
どうやらラッチを交換したら直りそうな気がする。でもラッチって素人が交換できるものなの?って思いました。
そして調べました。
その結果。
素人でもドライバーがあればラッチは交換できる。
との結論に達しました。
ただ、条件があります。
それは、正しいぴったりな交換ラッチを買ってくること!
です。
ラッチの交換手順を確認
まず、ドアノブを外してラッチを交換する手順を確認しましょう。
すっごく丁寧に解説してくれてあるブログなどがありますので、よく見てイメージを膨らませます。
レバーハンドルであれば結構簡単な感じです。
握り玉式だとちょっとだけややこしそう? まあなんとかなるでしょ!
基本的にドライバーでネジを外していけばドアノブは分解できるし、その逆の手順で組み立てればいいのです。
ラッチを確認して同じものを買う「GATE」刻印は品番じゃない。
自分でもラッチ交換できそうだなって思ったら、ドアノブを分解しましょう。
そしてラッチを取り出すのです。
取り外したラッチと同じものをホームセンターやネットで手に入れましょう。
私が取り出したラッチはこんな感じでした。「品番書いてないやん!」ってなりましたね。このラッチに品番が書いてくれてあったら調べやすいのですけれど。よく見ても何も書いてなかったです。
ドアのピョコンって出てる部分には「GAET」という刻印がありましたが、これは別に品番とかじゃないので役に立ちません。
ラッチの交換品を入手するのに必要な情報は、プレート部分の縦横サイズとバックセットと呼ばれるドアからハンドルの中心部分までの長さです。
つまり、
このオレンジの部分の縦横サイズ。
プレートから穴の中心までの長さ(バックセット)を測ってメモします。
私は面倒なのでこの外したラッチを持ってホームセンターに行って実物と比べました。これが一番確実です。メモだけだと、これでいいのかな?って悩むことになります。
外して実物を持ってホームセンターに行くか、外して実物を計ってそのサイズを元にネットで注文してください。
ラッチのお値段
このドアノブの部品のラッチのお値段なんですが、大体1,000円前後くらいっぽいです。
私がホームセンターで買ったのは558円というお安さでした。これで直ったらうれしいなーって思って買いました。
ネットで見ていると、
いろいろあります。お値段もいろいろです。自分のドアにあったラッチを選びましょう。
ドアノブ修理のラッチ交換はとても簡単!
最初は、
自分でできるのかな?
って思っていたドアノブ修理ですが、ラッチ交換だけであればドライバーがあればあっさりすんなりできました。
もうね、正しい部品さえあれば、組み立てには3分くらいしかかかっていません。
直りました! これでトイレに閉じ込められずにすみます。
想像していたより簡単にスムーズに出来たのでやってみてよかったです。ドアノブ修理を頼むとそれなりに料金がかかりますものね。
ネットで調べると8,000円〜って感じです。頼む前に自分でやれないか試してみても良いのではないでしょうか。
あ、ただ一点、ネジを外す時にちょっとネジ山が潰れているのがありました。
なので作業をするときには、正しいネジの回し方と、ネジ山を潰しちゃった時の対処法を見ておくと良いと思います。
私はネジ山を思いっきり潰した経験があるので、ちょっと良いドライバーとネジすべり止め液を持っていたので余裕で作業できました。直ってよかったー!