こんにちは。RAVPowerのソーラーチャージャー 「RP-PC008」ってのを買ってみました。16Wで2ポートのやつです。いろいろ見たのですが個人が非常時にスマホを充電したいっていう用途だとこの「RP-PC008」が一番バランスが取れているように思ったのです。
RAVPower「RP-PC008」の良いところ
- 5,000円前後で手が出しやすい
- 評価を見るに結構良さそう
- 出てからしばらく経っているので安心感がある
- 大きさと発電量がちょうどよい感じ
もっとお値段を出せればもっと良いものはもちろんあります。でも非常時の備えと考えるとそこまで費用をかけたくない気持ち。そこそこのお値段でそこそこ使えるのではっていうちょうどよい感じです。
費用のことをいうともっと安いソーラーチャージャーもあるんですが、評価を見ているとどうもちょっとなんですよね。特にモバイルバッテリーと一体化している小さいやつはモバイルバッテリーとしてしか使えないと思われます。
個人的には買ってよかった!って思っています。安心を買ったわけですね。
ソーラーチャージャーを選ぶ時に考える事から書いていきますのでRAVPower「RP-PC008」の写真やレビューを見たい人はダーッと下にスクロールしてください。
非常時の電気をどう確保するか
私は時々非常時の対策について考えます。
今って情報収集をパソコンスマホに頼っているのでそれが使えなくなったらと思うとすごく怖いわけです。
なのでラジオも準備しておかないとなと思います。
ラジオの電源は基本電池です。
スマホの充電も電池で充電できるものを準備しておけばしばらくの間は大丈夫です。
普段からモバイルバッテリーも使って充電しておくのも安心ですよね。
ただ、停電が長期間になってしまった場合を想定すると、モバイルバッテリーだけだと問題です。
モバイルバッテリーって充電に時間がかかるじゃないですか。もしも役場とかで充電コーナーがあったとしても30分や1時間でどれくらい充電できるかって問題があります。
乾電池もそこそこ備蓄しておいても、スマホの充電に使っていたらすぐになくなってしまうように思います。
さて、どうする。
そうなった時のために、大容量のキャンプとかに使う蓄電池を用意するってのも考えたのですが、
結局蓄電池ってでっかくて容量が多いモバイルバッテリーなわけで、使い果たしたら終わりです。
長期間の停電って事態を考えると、自力で発電するっていう手段があると安心できるなと考えました。
そう、ソーラーチャージャーです。お天道さまに頼るわけです。
ソーラーチャージャーの選び方
ソーラーチャージャーが欲しい!って思ったのでどんなのが良いのか探してみました。
避けるべきソーラーチャージャー
個人的には、
できれば安くてお得なソーラーチャージャーが欲しい!
って思います。そういう目で見ていくと目に留まるのが、少し大きめのモバイルバッテリーの側面にソーラーチャージャーがついているタイプです。
めっちゃ大容量のモバイルバッテリーでソーラーチャージャーがついていてなのにお安いわけです。
欲しくなりますよね?
しかし、このタイプのソーラーチャージャーの評判をよくよく見ると、ソーラーでチャージする性能についてはあまり書いてません。大容量のモバイルバッテリーに対する評価が圧倒的です。
少し考えればわかるのですが、ソーラーで発電するためには太陽光を浴びる必要があります。たくさん電気がほしければたくさん浴びないといけません。
モバイルバッテリーの表面積って小さいですよね。それで大容量のモバイルバッテリーがいっぱいになるまで発電するって大変そうだなって思いませんか?
つまり、モバイルバッテリーの表面にソーラーチャージャーがついてるタイプはソーラーチャージャーとしては基本的に使えないと思ってよいです。圧倒的に表面積が足りません。
モバイルバッテリーが欲しいって場合でも、このタイプのソーラーチャージャーがついてるタイプのモバイルバッテリーを作っている会社ってあまり聞いたことが無いところが多いので避けたほうが良いと思います。
高品質なソーラーチャージャーはでかくて高い
見ていくと、本当に太陽光で発電しようと思ったら基本的にソーラーチャージャーはでかくなります。そして高くなります。
これはもう仕方ないのですよね。
太陽光を電気したければ表面積がでかければでかいほどいいのです。
パネルが高性能になればなるほど変換率は高くなります。その分お値段もあがるわけですね。
でも、ガチにそれこを上で挙げた蓄電池も買ってそこに充電するとかでないかぎり、そんな大きなソーラーチャージャーは必要ないですし、キャンプとかで頻繁に使わないのであれば邪魔です。
非常時に長引いた停電の時にスマホくらいは充電したい
私の願いは、
災害時などの非常時で、停電が思ったよりも長引いた時にせめてスマホくらいは充電できたら嬉しい
ってことです。
まあ、停電が長引くと基地局がやられるのでネットが繋がらなくなってスマホが役に立たなくなるんだなってことが2019年の台風被害を受けた千葉県等を見ていてわかりました。
わかったんですけど、それでもスマホが充電できてるって心強いと思うのですよ。電話帳とかもスマホに入っているわけですし。
そういう個人のスマホくらいを充電するソーラーチャージャーを探していくとたどり着くのがRAVPowerの「RP-PC008」です。
RAVPowerの「RP-PC008」について
正直、RAVPower「RP-PC008」は少し前に出たソーラーチャージャーです。Amazonレビューが700以上ついています。それくらい長い間売られているわけです。多分2015年くらいに発売っぽいですね。
「新しいモデルがあります!」って言われて「RAVPower ソーラーチャージャー 【3ポート / 24W】RP-PC005」を案内されたりもします。
でも新しいモデルのRP-PC005は充電する力は上がっているみたいなのですが、その分お値段もちょっと高くて、大きくて重いのです。ポート数も3つに増えているようですが、3つも繋いでも充電が遅くなるだけじゃないかなって思います。
ってことで、お値段と大きさと重さと発電量のバランスを考えると「RP-PC008」が私の用途には合っていると考えました。
レビューを見てても他のソーラーチャージャーと比べて総合的に高評価が多い気がします。低評価レビューを見てみるとiPhoneの人だとちょっと不具合が出ることが多そうなので注意です。
ソーラーチャージャーが非常用に欲しい、って人はとりあえず「RP-PC008」を買えば良いと思います。
あ、これ単独では蓄電をすることができません。なので必ずスマホやモバイルバッテリーとセットで使って下さい。
RAVPowerの「RP-PC008」を購入してみた感想、使用レビュー
RAVPowerの「RP-PC008」を非常時のスマホ充電を目的に買ってみました。
Amazonで買いました。タイミングを見ているとセールで1、2ヶ月に1回くらい5,000円以下になることがあります。急いでいないのであればそれを待って買うのがおすすめです。
箱はこじんまりとコンパクトです。
開けるとみっちりつまっています
白い箱を開けるとソーラーチャージャーがみちってつまっています。
取り出しにくい場合は上の穴に指をつっこんでひっぱりだすと取れます。
持ってみた感想は、
ちょっとズシって重い
です。見た目より持ち重りします。ただすっごく重いわけじゃないです。カタログには450gってなっています。
下に付属品
製品を避けると、下に付属品が入っています。カラビナで吊せってことですかね。
付属のUSBケーブルはケーブル部分が扁平で短めのやつで、携帯性が良さそうです。
こういう短めのケーブル欲しかったんだよね、って嬉しく思いました。
重さは495g
USBケーブル1個と本体をあわせた重さを計ってみたところ495gでした。
商品説明だと450gってなっていたのですが、まあこんなものですかね。
このグリーンのラインあたりが面ファスナーで止まっています。
両面テープですね。バリバリっと剥がして下さい。
開くとポケット
ベリベリって両面テープを開けて開くと、右側にポケット部分が現れます。ここに英語で説明も書かれているのですが私英語読めません!
このポケットの入り口も両面テープで止められています。小さめのポケットでこの中にUSB端子が収められていることもあり、ここにモバイルバッテリーを入れて保存するのはちょっと厳しそう。
小さめのモバイルバッテリーなら入る、かな?
下の方のマーク表示を見て思ったのですが、うちに来た製品はちょっと古いものなのかもしれません。Amazonや楽天の商品説明画像を見るとPSEマークが付いているんですよね。
うちに来たのにはPSEマークがありませんでした。ついていると思っていたのに!
USBの差込口はこんな感じでポケットから出てきます。
広げるとけっこう大きい
ソーラーの充電画面は全部で三枚。広げるとけっこう大きくなるので、
これは充電できそうだ
っていう期待が持てます。
充電はできるのかな? できたー!
とりあえず、使えるのかどうか試してみました。
モバイルバッテリーを充電しようと思ったのですが、見たら満充電だし、減らしてもモバイルバッテリーは4つのランプ点灯式なのでどれくらい充電できたかわかりにくそうだなって思ってスマホを繋いでみました。
天気は晴れているけれどちょっと雲があって、場所的に洗濯物の影も風によってはかかるかもって感じの場所で試しました。
接続開始 充電マークになった!
つなぐと無事に「充電されているよマーク」になったのでもうそれだけで喜びです。
しばらく放置して様子を見ます。
けど、あれですね。スマホをお外に放置するってかなり心理的にそわそわしますね。
基本的にはモバイルバッテリーを繋いで充電しておいて、モバイルバッテリーからスマホに充電した方が良いですね。
1時間11分後 9%充電
一時間くらい放置しておいたら9%充電されてました。
えっと、1時間11分ですね。
もうちょい充電されるかと思っていたのですが、こんなものでした。
多分太陽の角度に合わせて調節とか、影が掛からないように位置調整をするともう少し効率よく充電できるのではないでしょうか。
とりあえず充電できることがわかって嬉しいです。非常時に停電していてもスマホを充電できるすべがあるってすごくすごく安心できます。
使ってみて思ったこと
まだがっつり使っていないのですが、試しにスマホを充電してみて思ったことを書きます。
ソーラーチャージャーもスマホも熱くなるけど大丈夫?
太陽さんってあったかいですよね。
太陽光がサンサンと当たっていると、短時間でもけっこうすぐに熱くなってきます。
ソーラーチャージャーは多分ちゃんと耐熱設計してくれてあると思うのですがそれでも心配になるくらい熱くなります。
そして、それに繋いでいるスマホも熱くなるんですよね。
これは太陽の熱と充電されている時の発熱が合わさっているのだと思います。
ちょっと怖い。
防犯的な意味でもスマホを直接繋いで充電するのは非常時急いでいる時だけにした方が良いのかなって思いました。
USBケーブルは長いほうがいいかも?
上に書いたことに付随することなのですが、充電中熱くなるので繋いだスマホやモバイルバッテリーを影になる場所に置きたいなと思いました。
ソーラーチャージャーのポケットに入れて隠しても黒いので熱を集めてポケットの中も暑そう。
ソーラーチャージャーの下にしても一緒です。
なのでUSBケーブルを付属の短いものじゃなくて長めのものを使って、もうちょい涼しそうなところにモバイルバッテリーを設置したい感じ。
リチウムイオン電池って怖いのであまり熱くしたくないです。
なんだか、アルミかなにかの断熱素材のポーチに入れたら良いのかな? あ、でも充電中発熱の熱がこもっちゃうのかな?
どう対策したらいいのでしょうか。
雲がかかると充電が止まる?
これはちょっときちんと確認したわけではないのですが、雲がかかったり、洗濯物の影がかかると充電ができなくなっている時があるっぽいです。充電停止ですね。
レビューを見ても、こうなるとUSBケーブルの抜き差しが必要になる時があるっぽい。
見ていると、抜き差しは必ず必要というわけでもなさそうだったのですが、充電が止まったままになっているのに気づけないと時間がもったいないですね。
ちょこちょこ充電できているか様子見が必要です。
RAVPower 16W 2ポート RP-PC008があると安心なので良いです
災害時、非常時に停電が長引いたらどうしよう?
そんな不安からRAVPowerの「RP-PC008」を買ってみました。
5,000円前後で買えて、ちゃんと使えるソーラーチャージャーです。これがあればスマホが太陽で充電できます。なんだかすごくあると安心です。
毎年毎年「100年に一度」の災害が起こっています。いつ我が身になるかって思います。
いざという時のためにできることは準備しておきたいと思っています。
モバイルバッテリーを買い足すことも考えているのですが、モバイルバッテリーは充電してないと使えないし、使い切ってしまったら再充電に時間がかかります。
自分で電気を作れる手段を1つ持っておくと本当にこう「あれがあるから大丈夫!」っていう安心につながります。
ソーラーチャージャーを1つ、家に備えておくのでもいいですし、車でも充電できるようにシガーソケットから充電できるやつを買っておいてガソリンをいつもたくさん入れておくとか、
普段から準備できることはしておきたいと思っています。