100均に接写(マクロ)レンズを探しに行ったらなかったのでとげ抜きルーペを買ってきて改造してみた話

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紫のアネモネをマクロレンズで撮影

こんにちは。写真を撮るのはけっこう好きなのですが、腕がどうしようもないのでいつもぶれぶれ写真なマチです。

花が好きなので、綺麗な花は写真に撮りたいのですが、なかなか上手くいきません。

ちゃんとしたカメラとかレンズがあるともっと綺麗に撮れるものなのでしょうか?

特に小さい物を撮る時に「もっとなんとかならないものか」って思います。

マクロレンズってのがあれば寄って撮れるらしいのです。

そしてマクロレンズは100均で売っているらしいのです。

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100均にマクロレンズがあるらしい。

100均のおもしろグッツで何かいいものはないかなっと思いながらネットをあさっていたといに私のアンテナにピンっとひっかかったのがマクロレンズです。挟めるようになっていてスマホのカメラに合わせてとめると、物が接写して撮れるらしい。

これ、すごくいいじゃないですか。私は花を育てることが好きなのですが、花というのは接写して撮るととても綺麗に写るのです。しかし、私のスマホは安いやつなので、カメラ性能については何といいますか、お値段なりというか、まあ、その察してくださいという性能でして、ちゃんと花が撮れないのが不満です。

マチ
マチ

この100均のマクロレンズがあれば、きっと上手く撮れるはずだ!!

と腕の方はあっちに置いておいてそう思いました。よし、探しに行こう。

ダイソーにはそれらきしものはなかった。

探しに行ったのですが、私が行った時のダイソーには見当たりませんでした。どうやら売っているのはセリアみたいですね。残念ながら近くにセリアはありません。

ダイソーにも魚眼レンズがあるみたいな情報があったのですが、魚眼レンズも見当たりませんでした。店舗によって品揃えは様々ですから仕方ありません。

仕方ありませんが、私は今、すぐに!接写レンズが欲しいのです。

さて、どうしよう。

虫眼鏡でなんとかなると聞いたことがある!

そういえば、マクロレンズって結局虫眼鏡と原理は一緒だと昔聞いたことがある気がします。虫眼鏡で遊んだこと、ありますよね。誰しも一度は紙を焦がしたことがあるはずです。

その虫眼鏡ならダイソーでも取り扱いがあるのではないか、私は虫眼鏡があるコーナーに向かいます。

あった!! ありましたよ虫眼鏡。よしこれでなんとかなるはずだ! っとそう思ったのですが。

倍率低いのしかない!

そう、見たところごくごく普通の虫眼鏡が二種類ほどと、なんだか折りたためますよ!って虫眼鏡と木のしおりと一緒になった虫眼鏡があります。

しかし、倍率が二倍と書いてあるものばかりなのです。よくわからないけれど接写するのには倍率は高い方がいいに違いない!そう私は思います。

二倍かー二倍じゃなぁ。そう思っていたのですが、ふと横にあったルーペに気がつきました。

あっ、これは三倍!?だけどなんかとげ抜き付き

見つけたのは拡大率3倍のルーペです。サイズも小さくて持ち運びするのに楽そうだし、大きさとしてもスマホカメラにぴったりな気がします。

しかし、問題があります。とても大きな問題が。

 

マチ
マチ

なに、これ、とげ抜きが付いてる?

このとげ抜きがなければ丁度いいのに!!邪魔だな、とげ抜き!

 

100均ダイソーのつげ抜きルーペ

このとげ抜きが外れるのならいいのですが、パッケージに入ったままでは構造がよくわかりません。うーん買って使えないとなるとすごく悲しいんだけど、ものは試しに買ってみましょう!

ダイソーのとげ抜きルーペのスマホ用マクロレンズへの改造

ということで、家に帰ってから、ダイソーで買ってきたとげ抜きルーペをなんとかスマホカメラで使えるように改造することにしました。

留め具が外れない

まず、大誤算はこのとげ抜きルーペの構造です。とげ抜きとルーペが簡単に分離してくれたらいいのにな、と思っていたのですが、思ったよりがっちりつながっています。

これ、どうやって切り離せばいいのかしら。力任せにやってもちょっと無理でした。

100均ダイソーのつげ抜きルーペの留め具

このハトメっていうんですかね、この金具が外れれば外れるような気がするのですが、家にあるペンチでは上手くつかめません。もっと先の細い工具があればなんとかなりそうな気もするのですが、今ないものは仕方ありません。

今家にある工具でこれをなんとかしようとするならば。

外れないなら切っちゃえ!

ということになります。細いノコギリならあるのです。このプラスチップの部分を切り離してしまえばいいのではないか。そう思いました。実行しました。

100均ダイソーのつげ抜きルーペの改造

プラスチップなのでけっこう簡単に切り離せます。頑張ればカッターでもいけるのでしょうか? ノコギリなら楽々です。

とげ抜きの金属部分でのこぎりの歯がだめになるといけないので半分くらいまで削って後は手でちぎり取りました。ちょっとずつ曲げていけばなんとかなります。

やすりで仕上げ

折り取った部分がとげとげしていて危ないので、そこらへんにあった紙やすりで削ります。

触って痛くなくなれば仕上げはOKでしょう。紙やすりがなければ爪きりのやすり部分でいけると思います。爪のお手入れをしているのでガラスの爪削りもあるので、もっと滑らかにしたくなったらそれで削るつもりです。

スマホカメラにどう装着するか

これで、レンズ部分の分離が終わりました。次に考えることは、どうやってスマホに装着するか、です。

指で適当に押えておけば撮れるのは撮れるのですが、ちょっと片手がふさがってしまって不便です。できれば指を使わずに自力でカメラレンズに張り付いてもらいたい、それが希望です。

そのためにはどうすればいいのでしょうか。

あ、前買ったやつがある

そういえば、以前ダイソーで買った、貼ってはがせる透明両面粘着ピンというのが引き出しの隅に眠っていました。

100均ダイソーの貼ってはがせる透明両面粘着ピン

これなら、適度な粘着力でスマホにこの虫眼鏡をくっつけてくれるのではないでしょうか。

そのままでは大きすぎるので、適当な大きさに切り取ります。小さく切りすぎたかと思いましたが、かなり粘着力があるのでいけますね。これでくっつきます!

完成

これで、一応ダイソーのとげ抜きルーペの改造は完成です。適当だけどなんとか出来上がりました。

ダイソーのとげ抜きルーペで作ったスマホ用マクロレンズ

問題はきちんと使用できるかどうかです。

なんとかできあがりましたが、これがちゃんと使用できるかどうか、そこが問題ですね。

これは試してみるしかありません。とりあえずスマホに付けてみたら丁度いい感じにぴたっと張り付いて固定してくれました。

撮影

マクロレンズが欲しい動機が花を接写したい!というものでしたから、花を試しに撮ってみましょう。

マクロレンズで撮影した紫のアネモネ

おお!なんだか近くまで寄れる気がします。

もうちょっと寄ってみましょう。

マクロレンズで撮影した紫のアネモネの花びらの産毛

アネモネの花びらって毛が生えていたんですね。すごいな。

近づくとなかなかピントが合わなくて困っていたリナリアも撮れます。

自作マクロレンズで撮影したピンクのリナリア

なかなかいい感じに撮れますね。

自作のマクロレンズで撮影した黄色のリビングストンデイジー

近くまで寄れると楽しくなってきます。

結論

セリアのマクロレンズが売ってなくても、ダイソーのとげ抜きルーペ改造でマクロな写真はなんとか撮れる。という結果になりました。

セリアに行くまではこれで花の写真を撮りたいと思います。行っても売ってない場合がありますからね。春は花が咲く季節なので、この花を撮る絶好のチャンスを逃したくありません。不器用なりに改造を頑張ってみてよかったです。

食べ物を撮るときも接写できると楽しいので活用していきたいです。

まあ、通販でマクロレンズを買ったら? という話でもあるのですが、

100均で買えることに夢があると思うのです。

追記 セリアでマクロレンズを買いました

セリアに行ってマクロレンズを入手できたのですが、マクロすぎ寄りすぎだった話です。

100均セリアで買ってみたマクロレンズはマクロすぎて使いどころが難しいので注意です。
こんにちは。100均のおもしろグッズが大好きなマチです。 100均のランキングとかをテレビで見るとそわそわしてしまいます。 このマクロレンズも何かで紹介されていたのを見てからずっとそわそわしていました。 スマホのカメラに装着するだけで寄りで写真が撮れる便利グッズです。 100均セリアでマクロレンズを発見したので喜んで勝って見ました。 100均セリアにやっと行けたので、前々から狙っていたマクロレンズを探してみました。 最初は魚眼レンズと広角レンズしかなくて、 マチ マクロレンズどこ!? ってなっていたのですが、広角レンズが上にかぶさっていました。後ろの方にありましたよ! やっと欲しかったマクロレンズをゲットなのです。 しかし、結論から申し上げますと、このマクロレンズ、あまりにもマクロなのでピントが合うのがかなり至近距離になります。 マクロレンズだから当然といえば当然なのですが、あまりにマクロなので使いどころが難しく、あまり活躍の機会がないような気がしています。 ※追記 その後 花の種や発芽した芽を撮影するのに役立っています タキイのワイルドフラワー ハイドロカラーミックス種を仕分けしてみ...