こんにちは。100均ダイソーの園芸用品には当たりとハズレがあります。
特に鉢、プランター系はこの当たりハズレが出やすいです。
大きめの鉢を買うのはあまりおすすめできません。割れます。バキバキになります。2年もつかどうかってのが多いです。
でも安いから買っちゃうんですよね。1年使い捨てと思っても安いのがダイソーです。
しかし、中には当たりがあります。今回紹介したいのは当たりの鉢です。
白くて2個で110円の5号鉢が私のおすすめです。
おすすめするポイントとしては、耐久性がそこそこあり、土が少なくてすみ、見た目が可愛い!ってところです。
5号と小さい鉢なので大きく育つ花は植えにくいのですが、ポット苗をとりあえず植えておきたいという需要に応えてくれる使いやすい鉢なのです。
※追記
2021年11月現在、白い鉢は見かけなくなりました。茶色くリニューアルしたようです。
100均ダイソーで買えるおすすめプランター
今回紹介したいのはこの鉢です。
だいぶ汚いですが、使っていたらこうなるのが鉢の運命です。逆にこれ何年か使っている鉢なんです。白の鉢のわりには汚れてない優秀な鉢であることがわかると思います。
あえて、洗ったりせずにお見せします。面倒くさかったわけではありません。
これ、ダイソーで2個で100円商品として売られています。
ダイソーの白の2個組5号鉢のよいところ
まず、良いところから言っていきます。
100円商品で2個買える。
大きさは5号です。これより大きいものもシリーズで売られていますが、そっちは1個で110円です。
この鉢の良いところは、2個で100円商品であるという点です。
2個で100円です。1個50円です。税込みでも1個55円です。
ここまで安い鉢はそうありません!!
最安と言っていいと思います。
大きさが5号というのがちょっと惜しい点です。これで6号だったら完璧なのに!と思っています。
耐久性が高い
この白い鉢なのですが、ダイソー商品にしては根性があります。
プランター系はプラスチックでできています。
根性がないと1年2年使っているとばきばきになります。
ほら、洗濯バサミを思い出してください。外の物干し竿につけっぱなしの洗濯バサミって使おうとした時にぱきって折れますよね。あの状態です。
紫外線によってプラスチックはもろくなってしまうわけです。
しかし、このダイソーの白い鉢はかなり強度があります。
使っているうちに、白色から灰色っぽくなってくるのですが、かなり頑丈です。
多分うちにあるこの白い鉢で一番古いものはもう5年以上使っています。
けれど、まだ使えます。
なので、ダイソーのプランターとしてはこの鉢をおすすめするわけです。
この2個で100円商品が一番よく使っているのですが、もっと大きい鉢で1個で100円商品で8号くらいまで出ていると思います。
そちらも耐久性は同じだと思われるのでおすすめです。
ただ、大きい鉢でこの形状だと持ち手となる部分が狭いので土を入れて重くなった鉢を移動させにくいという弱点があります。
土が少なくてすむ
たいていの花苗というのは3号ポットで売られています。
1号が3センチです。
よく見るあの黒ポットの大きさが3号、つまり直径9センチです。
それを5号の鉢、直径15センチの鉢に植え替えるわけです。
二回り大きくなるイメージですね。
この植え替えには土はあまり必要ありません。
園芸をするにあたって必要なのは苗と鉢と土です。
そして、土って結構厄介なんですよね。新しい土ならよく育つので買ってきて植え替えるのが一番楽なのですが、使い古しの土をどうするかっていう問題があります。
土を再生するにしても、新しく買うにしても使う土が少ない方が楽なんです。
大きな鉢だとそれに応じてたくさんの土が要ります。
でも5号鉢だと小さいので必要な土の量は少ないのです。
ポットからとりあえずの植え替えに向いている
お花を植える時にやりがちなのが、鉢にぎゅうぎゅうに苗を植えてしまうことです。
寄せ植え教室などにいくと、もうこれでもか! ってくらいポット苗をプランターにつめこみます。
植え終わった時はいいのです。可愛いです。華やかです。綺麗です。
でも、それもう今が完成品ですよね? 今からそのお花たちが育つスペースあります? って状態になります。
自分で苗を育てた時も、まだ苗が小さいうちにプランターに植えると苗が小さいのでたくさん植えすぎてしまいがちです。

その花、最終的にどれだけ大きくなるか知っていますか?
いや知っていても今小さいと植えちゃうんですよね。
ってことで、この5号鉢に一時仮植えするのがとてもおすすめです。
この鉢に一杯になってからまた植え替えるととても大きく育つのです。
最初から大きい鉢に植えると、水のやりすぎで根腐れになりやすいのです。
適宜植え替えをすると大きく育つ苗はぐんぐん元気に大きくなります。
見た目が良い
白い鉢です。横スジも入っていて、これがとても見栄えが良い鉢なのです。
白なので、どんな花色であっても問題なく似合います。
何を植えても大丈夫なのです。
なのでとても使いやすい鉢です。
植木鉢! っていう陶器の鉢もそれはそれで私は好きなのですが、この白いシンプルなプランターはとても可愛くて好きです。
ダイソーの白の2個組5号鉢のここがちょっとと思う点
安いので仕方ないのですが、ここがちょっとなーって思う点もあります。
5号だとちょっと小さい
5号鉢ってちょっと小さいんですよね。
これは使う土が少なくてすむという利点もありますが、そのまま花を最後まで育てるには鉢として小さいということでもあります。
仮植えの鉢としてとても優秀なのですが、植え替える時間をとれずにそのまま育ててしまって「ごめんね、この鉢だと小さかったよね……」ってなることがよくあります。
とてもよくあります。
もうちょっとだけ大きいと、6号鉢ならちょうどいいのに! って思うことは少なくありません。
経年で灰色に汚れてくる
白い鉢なので、汚れると目立ちます。
年月を経ると、白かったのがなんていうか灰色っぽく変色もしてきます。
まあでも、ここらへんは仕方ないことですよね。入れているのは土ですし、水もかかります。
そりゃ汚れますって! 色も紫外線を浴びてるとプラスチックはもろくなるので変わってきます。
仕方ないことです。100均商品にしてはこの白い鉢は優秀なんです。
他の鉢だったらバキバキになっているくらい年月が経っていても使えているのです。
汚れてきても許してあげてください。
たわしで洗うと、それなりに綺麗にはなります。
土が乾くのが早い
5号鉢と大きさが小さいので入る土の量も少ないです。
花苗が大きくなってくると、水切れが激しくなるのが問題点です。
もうね、すごい勢いで乾きます。
朝夕水やりが必要だったりします。
でも、これも仕方ないことです。絶対的に土の量が少ないのですから。
それに、花苗を初心者が枯らす第一原因は水のやりすぎです。
水ってやりすぎるものなのです。なので乾きやすいっていうのは利点でもあります。
土の量が少ないので水をやりまくっても根腐れを起こすことはほぼありません。
水やりは難しいものなので、やり過ぎるよりちょっと足らないくらいの方が植物はしぶとく育ちます。
なので基本的にはあまり問題にはならないのですが、夏場は一回水やりを忘れると枯れる可能性が高まるので問題です。
100均ダイソーでプランターを買うならこの白いやつ!
ダイソーの園芸用品の当たりハズレは仕方ないことです。
安いから仕方ないのです。基本間に合わせだと思ってください。
その中でも当たりだ!って思えるプランターは、
今回紹介したこの白い鉢と、足つきのポーチポッドという鉢です。
スタンドカップという言い方もします。あの台がついた円形のプランターです。
もう一つ、ゴミ箱みたいな鉢も結構強いので、今度機会があったら紹介します。
とにかく、この白い2個組の5号鉢は、安くて、耐久性が高くて、可愛くて、土の量が少なくてすむ、ちょっと取り敢えず植えときたい時に便利なよい鉢です。
花苗を買ってみて植え替えた時に、土があまり目立たないちょうどいい大きさなのがお気に入りです。
これ一杯に大きく育ったら、もう一度植え替えてあげてください。ビオラだと1ポットで大きな鉢一杯に広がって咲くくらい元気にもりもり育ちます。
※追記
2021年11月現在、白い鉢は見かけなくなりました。茶色くリニューアルしたようです。
ダイソーの園芸商品でこれはもうなしでは過ごせない!と思っているのが、
園芸シートです。これは植え替えの時にとても役立つので持っていなければ買ってみてください。土の扱いがとても楽になります。
土入れもついでに買うと植え替えが劇的に楽になります。おすすめ。