こんにちは。チープカシオが好きで愛用しているのですが、一つ欠点があると思っています。
それはベルトが本体よりも先に壊れてしまうことです。
電池交換より早くベルトが壊れるのです。
私は今までチープカシオの電池交換は一回もしたことがありませんが、ベルトは三回壊れました。
私はチープカシオが好きです。
私はチープカシオが好きです。とても好きです。愛用しています。
最初にチープカシオを買ったのは2012年12月15日のことです。腕時計がほしいなと思っていろいろ調べていてたどり着いたカシオの廉価版時計の高性能っぷりにやられてしまったのです。
薄くて軽くて生活防水でタフで電池が7年も持つ。
そのくせ、時計に日付と曜日まで表示されて、アラームもかけられてストップウォッチにもなったりする多彩さ。暗いところでも時間が確認できるサイドライトもついています。
これでお値段は1,000円前後。ホームセンターなどでつるしで売られている手に入れやすさ。
すごいです。

カシオやるな、お主!!
と思います。
私が最初に買ったのはF91W
チープカシオといわれるお安いカシオの時計には何種類か、というかかなりの種類があるのですが、基本中の基本といわれているのがこのF91Wという型番のやつです。
アルカイダが爆弾を作る時に使用されたとかすごい逸話があったりします。

楽しいのでウィキを読みふけってしまいますね。
思わず、私はこのF91Wを最初に買いました。送料込みで980円だったと思います。
安い、すばらしく安いです。そして届いた時計を見て思いました。

うん、安っぽい!!
だけど、そこが良いのですよね、この時計。軽いです。ぺらぺらですごく軽い。時計をつけていることを忘れるとまではいきませんが、邪魔にならない薄さ軽さがとても気に入りました。
生活防水なので気にせず水仕事もできます。風呂掃除とかの時にいちいち外すわずらわしさがないのは嬉しいですね。
私が気に入ってつけているのを見て、母が欲しがったのでもう一つ買いました。畑仕事にももってこいですよね、このチープカシオ。
「F91W最高!!」と思っていたのです。
確かに電池はよく持つ、軽くていい時計なのだけれどバンドが弱い
確かに電池持ちはすばらしい時計です。今まで一度も電池交換をしたことはありません。
2012年12月に買ったので2020年6月現在、7年と6ヶ月ほど立ちますが問題なく動いています。最初に入ってる電池って基本お試し用のやつですよね? それでもこんなに持つものなのですね。
しかし、電池交換より先に問題が出てくる部分があります。
そう、それは樹脂製のベルト部分です。
ここからこのチープカシオは壊れるのです。
一代目はばきっと折れました。切れました。毎日ハードに使っていたので劣化も早かったのでしょう。
一年くらいでベルトが逝ってしまいました。「ちょっと早すぎではありませんか?」と思ったものです。
日本向けのF84Wもベルトが細くて軽いです
バンド部分が壊れてしまったので、新しいチープカシオを買おうと思ってみてみると、F91Wは売り切れていて、日本向けのF84Wという型番のものに目がとまりました。
F91wは基本外国向けに作っていた型番で、F84Wは日本向けで性能としてはほぼ同じように見えます。
外見の違いとしては樹脂製のベルトがF84Wの方がより細くぺらぺらであることでしょうか。男性向けと書いてあるのですが、このベルトの細さはどちらかといえば女性向けなような気がします。
「よし、次はこれで行こう!!」と思って買ったのです。
これは結構がんばってくれました。2013年に買ったので3年以上頑張ってくれたのですが、ベルトの端を止める輪っか状になっているところが切れました。
樹脂って劣化しやすいんですかね。本体のデジタル表示のところは本当になにも問題がないのですが、ベルトの端がぷらぷらするのは思いのほか気になるもので、このまま使い続けるのはちょっとなぁという状態です。
チープカシオのベルト交換について
駄目になったのがベルト部分なので、ベルトを買って交換すればいいのではないか。
そう思ったのですが、時計のベルトって安くても500円はしますね。
普通に買うと1,000円くらいしませんか? そうするとチープカシオ本体が買える値段なんですよね。
何それ、って思います。そして下手に皮のベルトにしてしまうと水に濡らした時に乾くまで気を使ったりにおいが気になったりしますよね。
そして、このチープカシオを気に入っている理由の一つは軽いってことなので下手なベルトに交換すると重くなってしまうわけです。
うーん。下手に交換するよりは買い換えた方がいいのでしょうか。
そしてどんどんチープカシオが溜まっていくのでしょうか。
できれば安くベルト交換をしたいのですけれど、ね。
そうだ、こんな時こそ100均では!?
そう思ってダイソーに行ってみたのです。
ダイソーに換えの時計バンドは売っていないものかと思いまして。
あるにはありました。合成の皮っぽいやつと、NATOベルトっていうんでしょうか、ツートンカラーのナイロン製のやつが売っていました。
しかし、ベルト幅が20mmだったんですよね。
私の持っているF91WとF84Wはどちらとも18mmっぽいんですよね。2mmも大きいとはめるのは不可能だと思われてすごすごと買わずに帰ってきました。
無理やり押し込めば入るのでしょうか。
やっぱり新しいチープカシオ買おうかな。
ベルトだけ買って付け替えても500円以上します。だったらもう新しいチープカシオ買ってしまおうかな。
そう思わせるのがチープカシオの安さの魔力です。
ずっとデジタルを愛用していたので次はアナログなチープカシオもいいかなっと思い始めているのです。
この文字盤の読みやすさ、すごくないですか。

時計というのは時間を認識するためのものだ。それ以外の機能はいっさいいらない!!
という潔さを感じます。
正直なところをいえば、デジタルの時計でストップウォッチとかアラームって利用したことないんですよね。
どちらかというと変にボタンを触ってしまって、「何この表示!どうやって直すんだよー」ってなったことの方が多いです。
でも地味に日付表示とサイドライトは使っていたりしました。
年をとると、「今日何日だったかのう? ばあさんや」って時計に問いかける時が多くなるのです。
曜日は英語表記なのであまり見ていません。THって言われても、ちょっと考え込まないと何曜日なのかなかなか浮かんでこないからです。これが漢字表記だったら便利なのになぁと思います。
サイドライトは映画館で、「トイレ行きたいんだけど今何時なの!?あと何分で終わるのっ!!?」ってせっぱつまった時などに活用します。
とても暗いライトなのでカバンの中で使用すれば周りの迷惑にならずでも時間はちゃんと視認することができてちょうどいいのです。本当に必要最低限の明かりです。暗い明かりです。でもあると便利です。
うーん、使っている機能もあるのでまたデジタルの方がいいのでしょうか。
安いので悩んでいると、「ええい、いいわ!どっちも買っちゃえ!!」って気分になってきますが、腕は一つなのでどちらかを買うことになるのでしょう。
安くて軽くて生活防水、普段使いにがしがし使えて便利でお気に入りなのですが、もうちょっとだけベルトの強度を上げくれるか、安価でベルト部分だけを販売して欲しいと思います。
ベルトが壊れることがちょっと不満なので、「次は金属モデルもありか!?」と一瞬思ったのですが、軽いのが好きなのでその選択はちょっと違いますよね。
追記 ダイソーのNATOベルトを無理やりつけてみました。
ダイソーのNATOベルトが20mmでチープカシオには合わないと書いたのですが、無理やりつける方法を見かけたのでやってみました。

ちょっとコツはいりますが、慣れればいけます。

ナイロンベルトにすると切れる心配はほぼしなくてよくなるので、これであと10年ほど戦えそうです。
てか、7年以上使っていてもまだ電池は尽きません。すごいぞチープカシオ!
いつか電池交換をさせてください。