こんにちは。先日東京へ行ってきたシリーズです。
東京へ行く予定ができたときに、できたら食べたいなと思っていたものの一つにみはしのあんみつがあります。
めっちゃおいしそうなレポートを読んだからです。
この記事を読んでみてください。読み終わった後、どうしてもみはしのあんみつが食べたい!!って気持ちになりませんか?私はなりました。
なので東京行きが決まった時は、これは私にみはしに行けということだな!?と思ったのです。
ということで食べてきました。
みはしのあんみつ。美味しいです!かなり期待を膨らませていったのですがその期待は裏切られませんでした。とても美味しかったです。至福の時間でした。
みはしのあんみつは何処へ行けば食べられるのか。
まず、みはしのあんみつって何なの?ってところから入るべきなのでしょうけれど、上に貼った記事を読んでいただければそこらへんはお分かりかと思います。
東京上野が本店で東京近辺にしかない甘味どころです。
もっとチェーン展開してくださってもよろしくてよ?っていいたくなるのですが、東京近辺にしか店舗がありません。
旅行者にとっては持ち帰りができたとしても食べる場所が確保できないのが問題なのでイートインを狙うことになります。
そしてイートインできるお店は現在5店舗、11月から6店舗に増えますが、それでも6店舗しかないのです。
上野、東京駅、池袋、船橋でしかイートインできません。
上野はさすが本店があるだけあって3店舗もあるのがいいなぁと思います。
地図と今回の行動予定地と行動時間をすり合わせていくと、私がいけるお店は東京駅のみはしに決定しました。
東京駅の外観を眺めておきたいという予定もあったので東京駅には行くのです。その時についでにみはしのあんみつを食べるのだ!と心に決めました。
東京駅一番街地下1階なる場所にみはしがあるらしいとメモ帳にメモメモしました。
東京駅は田舎者にとってはかなりのダンジョンです。
私はかなりな田舎ものなので東京に行ったことは数えるほどしかありません。
東京の新宿がダンジョンだというのは噂に聞いていたのですが、東京駅もとても広くてかなりなダンジョンだなっと思いました。
まず、何口から出ればいいのかさっぱりわかりません。
私はとりあえず東京駅のあの赤レンガの外観を見たかったのですが、それはどっちです?八重洲っていう方ですか?丸の内っていう方ですか?そういう基本的なことからしてわかりません。
東京駅だけで確か3回は人に道を聞いたと思います……。
最初の質問は駅員さんに向かっての、
「すいません、『ここが東京駅だ!』っていう写真を撮りたいんですけど、出るべき出口はどっちですか?」
というものでした。にこやかに教えてくださった駅員さんありがとうございます。
これで目的その1は達成です。東京駅すごくいい建物ですね。好きです。
その後ホテルの入り口に立っていた人に、
「東京駅一番街というところに行きたいのですが、ここからどう行けばたどりつけるでしょうか?」
と尋ねたところ、東京駅に向かって左端のところから八重洲口に行ける連絡通路があるからそこを通って駅の反対側方面にあると教えていだたきました。ありがとうございます。
丁寧に教えてくれたのに、ここから入れるかな?って手前の改札から入ろうとしたらつながっていませんでした。ちゃんと言うこと聞かなくてごめんなさい。
通路を発見してなんとか八条口方面にたどりついて、地下にもぐってみはしを探します。
地下の案内図を見て、こっちだろう!と突き進むのですが、見当たらないので二往復くらいしたような気がします。かなりの方向音痴で地下はとても苦手なのです。
なんとか見つけた時には、ダンジョンを攻略した喜びがわきました!ここですね!!
緊張の初みはし!
初めてみはしに来たのでシステムがよくわかっていません。あんみつが食べたくて勢いでやってきましたがどうしたら?
係りのものがご案内してくださるんです?って入り口でおろおろっとしていたら、店員さんが声をかけてくれました。
「お好きな席にお座り下さい」
まだそんなに混んでいなかったので好きな席に座れるようです。店内を見回して、奥の方の席につきました。すみっこ大好きです。
限定メニューにまどわされる。
席についてメニューを見ると季節限定メニューがどどんっとおすすめされています。
おおいえい。栗もかぼちゃも大好きですとも!すごい季節感で素敵ですよね。
ほうじ茶あんみつってのも期間限定みたいです。渋いですよね。こういうのも好きです。
どうすべきか、何を頼むべきかものすごく悩ましいです。
私が参考にしたブログによればフルーツクリームみつまめが筆者のベストあんみつとされていました。
フルーツもクリームも魅力的です。
しかし、しかしです。私はみはしに来る前にもう一軒行っておきたいお店があってそこでちょっと食べてしまっていたのです。
みはしのあんみつはボリュームがあると聞きますし、もりもりに盛って食べきれなかったら悔やんでも悔やみきれません。残すの嫌いです。
後、私は基本的に初めてのお店ではその店の一番シンプルな王道ものを食べる傾向があります。
中華料理屋だったらチャーハン、洋食屋だったらオムライスです。これが美味しかったら後は間違いないって思いませんか?
みはしはあんみつ屋さんなのだから、ここはシンプルにあんみつを頼むべきなのではないか。
とても悩みましたが、私のみはしの最初の注文はあんみつにしました。
お茶が美味しい。
みはしで出してくれたお茶がすごく美味しくて私好みでした。
ほっとする美味しさです。すごく美味しい。そして減ったらすぐにお代わりを注いでくれます。お茶が足らないということにはなりません。嬉しいです。
注文してから出てくるまでが本当に早かったです。
みはしは注文してから出てくるまでが早いというのも読んでいたのですが、それでも驚きの速さでした。
悩みに悩んであんみつに決めて、注文して携帯を出してちょっといじろうって思っている間に来ました。
本当にあっという間でした。
みはしのあんみつを食べた感想。すごく美味しいあんみつでした。
やってきたあんみつを見て、これがみはしのあんみつなんだ!としばし眺めます。
あんこの存在感がすごいです。真ん中に乗っかったみかんのオレンジが目に美しいです。
これは完璧なバランスです。求肥の白も寒天の透明さも見え隠れする豆もすべてがいい感じにまとまっています。
食べてみた感想としては、とてもおいしかったです!
私今までそんなにあんみつに対してどうこう思うことはなかったんですが、みはしのあんみつは美味しい!!と感激しました。
ひとつひとつ、あんこも求肥も寒天も豆も黒蜜も美味しいのですが、それらを一緒に食べたときの相乗効果をすごく感じました。一緒に食べるととても美味しい。
あんこと共に食べる寒天、寒天と絡む黒蜜、そこに豆のちょっとしょっぱい感じがアクセントになって求肥のもちっと感が攻めてきます。そこに加わるみかんの甘酸っぱさ。
何これ美味しい!!そうとしか言えなくなります。
最初見たときに、ちょっとこの四角いあんこ多すぎるのでは!?と思ったのですが、食べ終わるときにちょうど最後のあんこが口内に消えました。完璧な分量でした。
このあんこがなめらかでとても美味しいのです。こしあんが基本なのですが、つぶあんに変更することもできるそうです。
個人的にはあんみつにはこしあんが良いのではないかと思います。けれどつぶあんも美味しいですよね。
私は以前、多分雑談の一種として気軽に「こしあんとつぶあんとどっちが好き?」と問いかけられて、その問いにすぐに答えられなかったことがあります。
そ、そんな深遠な問題を気軽に問いかけられても困る!本当にそう思いました。時と場合によってこしあんが良いのかつぶあんが良いのかは変わります。体調によっても変わるでしょう。そんな簡単に答えがでる問題ではないのです。
みはしで食べたあんみつのこしあんはとてもなめらかで美味しかったです。甘さもしっかりありますが甘すぎてしたたるいことはない絶妙な甘さでした。
そして他のものを引き立てるあんこでした。本当に美味しかったのです。
そして、あんみつを食べつつ飲むお茶がまた美味しかった。
先ほども述べたとおり、少なくなるとすぐに察知してお代わりを注ぎにきてくれます。けしてお茶がなくなって悲しい思いをすることはありませんでした。
ほっとする甘みとほっとするお茶がタッグを組んでいます。あんみつが美味しくてお茶が美味しくて私は幸せです。
出てきた時には、おおう!この器かわいいけれどけっこう量ありますよね?食べきれるかなって思ったのですが、いつの間にか完食していました。
これならば、クリームとかフルーツが乗っていても食べれたのではないか、そう思いながら隣でかぼちゃあんみつを食べている人をそっとうらやましげに見てしまいました。
みはしのあんみつはめちゃ美味しかったのでまた食べたいです。
私のみはしデビューはあんみつでした。とてもとても美味しかったです。次の機会があればクリーム白玉あんみつあたりか、その時の季節限定あんみつを食べたいと思います。
みはしは通販もやっています。
多分とても美味しいのだと思うのですが、あの器であのお茶と一緒に食べたいなーという気持ちがあります。
でも東京へ行く機会はそうそうないと思うので、我慢できずにそのうち頼んでしまいそうな予感もしています。
あー美味しかったなーってふとした折に思い出すのです。ひとつひとつの素材を大事にしているお味がしました。単純に食べてにっこりしてしまう美味しさです。ほっこり気持ちがあったかくなるあんみつでした。美味しかったなぁ。
東京近辺に住んでいる方が本当にうらやましいです。