自分で採った種だからできる贅沢でずぼらで簡単なビオラの種まきの方法。けっこう丈夫ないい苗が育ちます。

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こんにちは。贅沢で簡単なビオラの種まきの方法について書きたいと思います。

これをするためには自分で種を採ることが重要です。自分で種を採ると撒ききれないくらいたくさんの種が手に入るからです。

ビオラの種の取り方 さやが上を向いて茶色い種が透けて見えたら採りごろです
こんにちは。ビオラはいいですよ。ずっと長く咲きますし、丈夫だし、苗も無名のものなら安いのです。 無名といっても店頭で札がないだけで、ちゃんとしたビオラです。よく売っているのはビビシリーズとかペニーとか丈夫で花付きがいい種類なのです。 苗で買っても安いビオラですが、種を自分でとって蒔くとお金をかけずに毎年楽しむことができます。 種のとり方は簡単です。 花柄をつむ時に花の根本を触ってみてぷりっとした手応えのあるものを残す ぷりっとした手応えが種が入っている鞘なのでこれが熟すのを待つ 鞘が上を向いてうっすら種が茶色く色づいたら収穫 封筒やティッシュに入れて弾けるのを待つ 名前を書いて冷蔵庫で保管 以上です。 ビオラの株の力が尽きる前に、種を取っておきましょう。 暑くなって株が力尽きる前に、やっておきたいことがあります。そう、それはビオラの種取りです。 春になると虫が、ミツバチが多くなるのでビオラの受粉率があがり、気がつけば種をつけているようになると思います。 花にとって種をつけることはかなり体力を使うことになります。 長く花を楽しみたいのであれば、枯れた花を摘み取って種を作らせないようにする...

撒ききれないくらいたくさんあるので、贅沢にちょっと無茶なまき方ができます。

簡単に言えば、そこらへんの鉢にばら撒いて置くというとても乱暴でずぼらなまき方です。

それでも、そんな乱暴な方法だからこそ、発芽して育った苗はとても丈夫で育てやすい立派な苗になります。なのでおすすめの方法です。

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ビオラの種まきの時期は暑さによって難易度が変わります。

基本的にビオラは秋まきで春咲くお花です。

一番簡単なのは9月半ばくらい

なので、一番失敗したくなくて簡単に育てようと思うと種まきの時期は残暑が終わるころになります。

朝夕涼しくなったなーと感じるあのころです。9月半ばくらいにまけば失敗することはまずありません。

ただ、そうすると生育がゆっくりになるので、花が咲くのは春が来て温かくなってからです。

失敗は少ないのですが、ビオラのいいところは花の少ない冬にもある程度咲いてくれるところなので、この時期にまくとずーっと咲くのを待つことになりちょっと切ないことになります。

ただ、冬中ずっと咲いていたビオラは暖かくなるとすぐに終わってしまうこともあるので、この時期にまいておいたものがあると春の後半に頑張ってくれるので庭を継続して華やかにするための戦略としては重要でもあります。

年内に咲いてほしければお盆すぎあたりが一応の目安。

年内開花を目指す場合は、お盆くらいをめどに種まきをします。

これくらいにまけば、まあ一応年内に花が咲いて、寒い1月2月にもちらほら花が拝めます。

ただ、お盆すぎあたりもまだまだ暑いので発芽までの管理、発芽してからの小苗の管理にかなり気を使うことになります。

それでも年内に花が見れる。寒い季節の花壇に彩りを与えてくれるというとても大きなメリットがあるので挑戦すべき時期ではあります。

リスキーな8月初旬まき。

かなり難しいのですが、早く育てて早く花が見たい場合に8月に入ってすぐにまくという方法があります。

まだめっちゃ暑いので、成功率がかなり下がります。

この時期にまくのであれば、基本的にはクーラーの入った室内でまくとか、保冷剤と発泡スチロールの箱を用いて温度管理をすることが必要になってきます。

面倒なのは面倒なのですが、それでもビオラの花を早く咲かせたい場合は早めに種をまくしかありません。

育成もかなり面倒で暑さでひょろひょろの苗になることは覚悟してください。

ちょっとクレイジーな7月後半まき

今も暑いし、これからもっと暑くなる7月後半に種をまくのは基本的にはおすすめできません。

早くまけばいいというものじゃないんです!と言いたくなる時期です。

けれど、早くまけばそれだけ早くそだって早く咲くという面があるのは否定できません。

この時期に種をまくのは、お試しというか、もしも育ったらラッキー!くらいの気持ちです。

年々、夏が暑くなってきている気がするので、ビオラの種まきにはかなり過酷な条件になってきています。

早く花を楽しみたいからという理由でこの時期に種をまいて苗を育てるより、ホームセンターで早めに売り出された苗を買うほうがよっぽど楽だと言えるでしょう。

ビオラの発芽率を上げる方法。

ビオラの発芽率を上げる方法はいつくかありますが重要なのは以下の二つです。

  • 種をまく前に冷蔵庫で冷やしておく。
  • 種をまいてから5時間の気温を20度から25度くらいに保つ。

深く埋めすぎないとか、発芽するまでは水切れに注意とか他にもいろいろありますが、重要なのはこの二点です。

私もかつてはこの条件をクリアするためにいろいろ工夫をしていました。

発泡スチロールにタオルで来るんだ保冷剤を入れて、そこに種まきトレーを並べて温度計を一緒に入れて温度管理をしていたものです。

こうやって気をつけてあげると、確かに発芽率はあがります。

けれどとても面倒くさいです。

ずぼらで簡単なビオラの種まき方法。

自分で採ったビオラの種をまくようになってから、そこまで温度管理しなくていいんじゃないの?と思うようになりますた。

自分でビオラの種を取ると、買ってきたのとは違って本当に多くの種を手に入れることができます。

買ってきた種は個数が少ないので発芽率は重要です。高い種になると一粒いくらだよ!って思うこともあります。

けれど、自分で種をとると、ほんとうにたくさんの種が手に入ってしまいます。これをまいて発芽率がよくてほとんど芽が出ても植えるところなんてないよ!!と思うくらいたくさんです。

ということは、今までみたいに気を使って種まきをする必要はあるのだろうか?という疑問が浮かびます。

一粒一粒大事に植えていたら、いくら種まきトレーがあっても足りません。

なので、種まきトレーにまいて余った種をそこらへんのプランターにばら撒いてみたのがこの種まき方法の始まりです。

そうやって適当に空いているプランターにばら撒いた種から発芽して育った苗がとても丈夫でがっちりしていて花数も多くて素敵だったのです。

一個一個トレーにまいた方はひょろひょろなのに、適当にまいた方はがっちりどっちりです。

なんなの、これ!と思いました。

種まき方法は簡単です。そこらへんに空いているプランターに種をまきます。

ということで、ビオラの種まき方法はとてもずぼらなものに変えました。

そこらへんの空いているプランターの土を一応よく掘り返して、よく水をやります。

これが多分唯一のコツです。土はよく水をやっておくこと!

そこにぱらぱらと種をまきます。

たくさん種があるのでケチらずどんどん撒きます。

これで種まきは終了です。

あとはこの鉢をできるだけ涼しいところ、半日陰くらいの場所に置いて、毎日水遣りをします。

とりあえず、今日種をまいてみました。

普通であれば、保冷剤やクーラーを用いて発芽温度を管理しないといけない時期の種まきですが、気にしません。

種の絶対量が多いので、これでも発芽するものが出てきます。それを育てる戦法なのです。

少し丁寧にしたい場合は、まいたあとに土を少しだけかぶせてあげてください。

もう少し丁寧に種まきがしたい場合は、種をばら撒いた後に、少しだけ土を上からかけます。

ビオラの種の周りには少し甘い成分がくっついているそうで、そのままさらしておくと蟻に持っていかれるリスクが高いからです。

そうやって種を運んでもらおうというビオラの生存戦略なのですが、もって行かれると困るので土をかけておきましょう。

そうやってまいてみたのが、

こちらです。

これはえーっと7月25日にまいていますね。ちょっとクレイジーな種まき時期です。

うまく発芽して育ったらラッキー!くらいの勢いでまきました。

ほとんど実験ですね。こんなことができるのも自家採取しているのでビオラの種がいっぱいあるからです。無駄になっても問題ないのです。

本番はお盆すぎにまくやつだし!って思ってまくと失敗しても落ち込まずにすみます。

ちょうど一週間くらい経ったわけですが、

発芽しかかっています。

わかりにくいですね。

この二箇所です。

こんな暑いのによく発芽するなーと思います。

ついでに言えばこの種、冷蔵庫にいれるのを忘れていてので、種を取ってからずっと室温で保存していました。

ビオラ強いです。

このまましばらくはプランターで管理して、本葉が5、6枚くらいになったらポットに植え替えて育てています。

そのままプランターだとちょっと混みあいすぎるので、ポット上げはしたほうが早く育ちます。

プランター管理なので、水切れを起こすことも少なく種まきトレーよりも管理がとても楽です。

植え替えの時に根を切る可能性は高いのですが、適当にたくさんまいておくと、苗の数もかなりの数できるのであまり気にせず作業できます。

簡単な上に、丈夫な苗しか発芽して育つことができないので、必然的に強い苗が得られます。

発芽率や育成率を犠牲にしているので、買ってきた種ではできない贅沢な方法ですが、自家採取をしている場合はとてもおすすめです。

適当にまいた種からいろいろな花が咲きます。

種を取ってまくと、親に似ているものもあれば、親に似てない花も咲きます。

色も形もさまざまなので植える時にちょっと悩みますが、それも楽しみだと思っています。

種の取り方は、

ビオラの種の取り方 さやが上を向いて茶色い種が透けて見えたら採りごろです
こんにちは。ビオラはいいですよ。ずっと長く咲きますし、丈夫だし、苗も無名のものなら安いのです。 無名といっても店頭で札がないだけで、ちゃんとしたビオラです。よく売っているのはビビシリーズとかペニーとか丈夫で花付きがいい種類なのです。 苗で買っても安いビオラですが、種を自分でとって蒔くとお金をかけずに毎年楽しむことができます。 種のとり方は簡単です。 花柄をつむ時に花の根本を触ってみてぷりっとした手応えのあるものを残す ぷりっとした手応えが種が入っている鞘なのでこれが熟すのを待つ 鞘が上を向いてうっすら種が茶色く色づいたら収穫 封筒やティッシュに入れて弾けるのを待つ 名前を書いて冷蔵庫で保管 以上です。 ビオラの株の力が尽きる前に、種を取っておきましょう。 暑くなって株が力尽きる前に、やっておきたいことがあります。そう、それはビオラの種取りです。 春になると虫が、ミツバチが多くなるのでビオラの受粉率があがり、気がつけば種をつけているようになると思います。 花にとって種をつけることはかなり体力を使うことになります。 長く花を楽しみたいのであれば、枯れた花を摘み取って種を作らせないようにする...

こちらを参考にしてください。